diary

 

8月31日

とうとう、彼が内定をもらった会社が条件を提示してきた。まだ、「案」らしいけど、もうちょっと早くできないものかと思う。何か、待ってばっかりだわ。彼がもうすぐ帰国するってことを、本当に分かってるんかなぁ・・・。

で、肝心の内容だけど、基本的に日本人の新卒の学生と同じみたいだから、良しとしたんだけど、でぃーじゅ君のお兄さんがオランダで転職して、驚くほどの好待遇だと聞いて、

「オランダに帰った方がいいんじゃないの??」

と思ってしまった。どうやら、お兄さんが例外中の例外らしいけど、何かでぃーじゅ君が日本の労働システムや慣習を受け入れられるか・・・と思うとちょっと気が重くなった。

といかにも彼を心配しているかの様に言いつつ、本当は私自身の煩わしい問題に対して、気が重かったりするのを否定できないでいる。

 

8月30日

ちょっと、将来の話になった。とは言っても大した事ではないのだが・・・。
前々から、気になっていた、家計はどっちが握るか・・・と言うこと。私も彼も無駄遣いをするタイプではないので、お互いまかせられない理由はないのだけど、彼は自分が握りたいらしい。
で、その理由と言うのは、

「やりくりするのが好きだから・・・」

何か変なの〜。と思ったけど、自分にも一つ、二人の間で楽しみつつ責任のある事がしたいのだそう。
で、私には料理があるので、(楽しみも責任もある)自分にも何か一つ欲しいと言った。

「掃除と洗濯とアイロンがけをやらせてあげるよ。」

と言ったところ、

「それは、全然楽しくない!」

と一蹴された・・・。ま、当然か。

と言うことで、家計は彼が握ることになりそう・・・。でも、別に私が欲しいモノは買っていいし、彼も私に黙って何かを勝手に買うことはしないのだそう。

だったら、まっ、いっか・・・。と思うのは甘いのだろうか・・・。

 

8月29日

朝晩は、ちょっと秋らしくなってきて嬉しい。このまま、早く秋になっちゃって欲しいもんだわ。

最近、でぃーじゅ君はちょっとばかりグルメな生活をしている。サークルのOBが訪ねて来る度に、いろいろご馳走になっているらしい。

で「今日の、夕飯が美味しかったよ!」

私「何、食べたの?」

で「たくさんの、かにとしゃぶしゃぶ。うまかった!」

そして、また・・・

で「Sさんが、ごちそうしてくれた。だから、ただ!だから、たくさん、食べたよ。」

私「また?今度は何を食べたの?」

で「すきやきだよ。その後、アイスクリームも食べた。」

何か、ご馳走になってばっかりのような気がするが・・・。

で「日本は、いいね。先輩がおごるんでしょ?」

と本人は、ご満悦。
いつも、ご馳走してくれているSさん、いわゆる働き盛りの世代らしいけど、大丈夫なんかなぁ・・・。
と、ちと心配してみたりする。

 

 

8月28日

今日は、仲良しの従姉妹の誕生日。カードを送ったのでお礼のメールが届いた。
実は彼女、自分の両親に大反対をされて結婚して、でもって、その大反対が今も続いている。彼女の母親も、結構、端から見ていると異様・異常に思える発言も目立つし、私としては彼女をとても気の毒に思っている。

彼女は、本当に精神的にタフな子で、超楽観的。心配事があって、夜、寝られないとかそう言うことは殆どないらしい。美味しいモノを食べれば、嫌なことも忘れてしまう、と言っている。

でも、よーく考えてみると、結局、何でもなるようにしかならないわけだし、悩んだ事によって何か事態が好転するわけでもないのだから、日々、楽しく過ごした方がいいに決まってる。

そうなのよ。実際、そうなのよ。でも、それが、出来ない人には出来ないのよ。

そう思うと、彼女のような性格って、財産だよなぁ・・・。

 

8月27日

久々に、彼と電話で長いこと話した。

彼はよく私に「わがままだねー(日本語)」で言うのだけど、よーく考えたら、彼の方がわがままじゃないかと言うことになった。
よーく、よーく、考えたら、彼は結構、自分の思った通りにしている。うちに泊まりに来たときも、「お願いだから、いつもより少しだけ早く寝て、早く起きてくれる?」という私に、「やぁだよ〜」とあくまで自分のスタイルを貫く。一緒に旅行をしていても、自分の行きたいところには、後先のことを考えずに時間を費やすし、第一、行き先だって自分の行きたいところじゃないと行こうとしない。変な理屈でもって私を納得させる。

これって、かなりわがままじゃない?

で、彼が話し始めた。
彼は、実は、あまり私のことをわがままだと思ってはいないのだけど、「わがままだよ〜」と彼が言った時の私の反応が面白くて、よくそう言うらしい。
でもって、彼の方がわがままだと言うのに、実は同感らしい。

あたりがソフトなので、あまり「わがまま」だという印象を人に与えないのだけど、実は結構、わがままなヤツだった。

何か、彼がいつも私に「わがまま」だと言うので、結構、暗示にかかっていて、「わがままだと言われないようにしなくちゃ」と思っていた自分に腹が立つ。(笑)

で、わがまま男が言うには、

「これからは、あまりわがままを言わないように気を付けます。でも、pukiちゃんに、わがままだよ〜って言うのは大好きなので、これは時々言わせて下さい。あと、僕は、pukiちゃんにしか、わがまま言わないんだよー。」

私にしか、わがまま言わない?
これって、喜ぶべきことなんか??

うーん、よく分からん。

 

8月26日

彼は、大阪風のお好み焼きは大好きなのだが、広島風はその逆、大嫌いだった。私も、お好み焼きと言えば、大阪風だったので、どーも、広島風には馴染みがなかった。

それが、今日のメールによると(日本語)

で「夕飯は、お好み焼きを食べたよ。」

私「大阪のでしょ?」

で「ちがうよー。広島スタイルだよ。うどんが入ってたよ。すっごく、うまかった!」

私「広島の?嫌いじゃなかったの?」

で「まちがいたかも。すごく大好きだった。また、今度、食べる。」

来日した当初、うどんが大嫌いだと言っていた。それが、どういうわけか今、結構好きで、広島風お好み焼きの中に入れるのは、焼きそばよりうどんの方が美味しいと言う。

相変わらず嫌いなのは、おもちと納豆位らしい。

でも、最近、私はちょっと納豆に凝っていて、健康のためにも毎日食べようと意気込んでいる。
何でも、納豆はお腹にも良いらしい。だから、お腹が丈夫じゃない彼も一緒に食べるといいのだ・・・。

と、言うことで、「でぃーじゅ君でも食べられる納豆料理」と言うのを只今色々模索中。

でも、彼の味覚は今一よく、分からんからなぁ・・・。

 

8月25日

最近、彼が言葉遊びをするようになった。日本語とオランダ語と英語を混ぜて、メッセージを送ってくる。一見、なぞなぞの様で、一度私が大うけしたら、気をよくして続けている。

「Slaap おいしい!」

Slaap lekker!  これは、オランダ語で「Good night !」の様な意味なのだが、lekker=delicious=おいしい ときて、そうなるらしい。

「おやすユトゥー!」

これは、「おやすみ」の「み」を「me」として、「ユトゥー」を「you too」としているらしい。

昨日は、

「だいしてる!」と寝る前にメッセージが来た。

さすがにこれは分からなくて、「何、これ・・・」と聞くと、

「おっと、これは、大好き&愛してるの意味だったの・・・」

おいおい、さすがにこれは普通分からんでしょ・・・。

「変な日本語?」だって意識があって使っているならいいけど・・・こういうのが普通になったら、ちょっと困るぞ・・・。

 

8月24日

突然、でぃーじゅ君の横浜行きがキャンセルになった。人事担当者が、気を利かせて?まずは、条件面を彼に送って、もし、何も質問もなく承諾するのであれば、わざわざ横浜まで来なくてもいい・・・と言うことだった。
人事担当者は、全くの善意からそう提案してきたのだけど、私達にとってはありがた迷惑。せっかくの再会のチャンスがボツになった。
ま、それを見た都合で、まだ質問があるのなら、多分横浜にその時行くのだと思うけど、とりあえず、来週の再会はキャンセル。

降って沸いたような再会に喜んだ後の、この虚脱感・・・。

ぬか喜びとはまさにこのこと。

 

8月23日

昨日、例の会社の事を噂していたら、とうとう連絡が来たらしい。噂してみるもんだ。(笑)
と言うことで、再び横浜に行くことになったでぃーじゅ君は、私のところにも寄ることになった、と言うかそう言うことで話を進めている。そんなに長いこと一緒にいられるわけではないけど、結構、チョコチョコ会えるのが嬉しい。

でも、今回、一人で横浜まで行ってくれるんだろうか・・・。前回、結局、私は行っただけで、なーんにも観光できないで帰ってきちゃったから、行っても仕方ないと思うんだけど、どうなんだろ・・・。一人で行ってくれますよーに。(笑)

何か最近、でぃーじゅ君は飛び歩いている。今日も、サークル仲間とのお泊まり会に出かけて行った。

ちょっとつまらない私である。

 

8月22日

結局、一晩明けてみて、台風はそれ程でもなかった。でも、それは私の地域がそうだっただけで、去年、水害で痛い目にあった地域の人達は不安な一夜を過ごしたみたい。いずれにしても、たいしたことなくて良かった。

でぃーじゅ君が取り組んでいる研究は、私には何のことだかよく分かってないのだけど、彼は時々、その質問を海外の研究機関にメールで問い合わせたりしている。大体、そう言うことが可能なことかも分かってない私は、「ふ〜ん」と聞いているだけなのだけど、先日、アメリカにメールを出したら、「メールじゃ、なんなんで、電話するよ。」とわざわざアメリカから国際電話をかけてきてくれたらしい。
で、長いこと話し込んでいたらしい。おいおい、国際電話でしょう?

で「長いこと話してたんだけど、彼は、僕にアメリカで、彼と一緒に働いて欲しいんだって!」

私「ホント??すごーい!いいじゃん、アメリカのどこ?」

で「サンフランシスコ」

私「気候も良いし、いいとこじゃない??ねぇ、それって真面目な話??」

で「さぁ〜?聞いた方がいい?」

私「何で聞かないの?」

で「だってさぁ・・・問題は、僕はアメリカにそれ程興味がないってことと、アメリカに行くんだったら君のビザはどうするの?」

私「そっか〜。それが問題だ・・・」

日本で内定をくれた会社は、いまだにな〜んにも言ってこないし、普通、そんなもんだ、とみんなは言うけど、あまりに内定までがすんなり行きすぎて、何か落とし穴があるに違いないと疑っている私。(「ごめん、やっぱ、あれ、無かったことにして!」とか言われそうな気がする・・・)

だから、アメリカの話も、話ぐらい聞けば良かったのに〜と思ったけれど、彼は、リクルートされただけで気分が良かったみたい。

相変わらず、欲がないことで・・・。

 

8月21日

台風、台風、と世間では騒いでいるのに、ちっとも台風が来るような気がしないのは、私がのんびりしすぎてるせい?でも、どう考えても、雨降りの日・・・としか思えない。
とりあえず、うちもまさかの時に備えて、水を貯めたり、非常食を買ってきたりした。ま、取り越し苦労になるならその方が良いし。

「いい恋愛してますか?」って言葉で、少し自分を振り返った私。そもそも、「いい恋愛」って定義からして、曖昧なのは分かってるけど、敢えて考えてみた。
私は、刺激的な恋愛と言うのはちょっと苦手。自分が自然でいられたり、気疲れしない関係と言うのが一番いい。そういう意味では、彼は申し分ない人だと思っている。当然だけど、一緒にいて緊張もしないし、とにかく楽。そんな風に、リラックスできるのは、彼が私を疑心暗鬼にさせないから。
それでいて、私達は結構、正反対な性格なので、正と負が上手く作用したりする。お互いが、状況に応じてブレーキになったり、アクセルになったりするのだ。
彼も、私と一緒にいるとリラックスできるし、楽だと言う。

ま、いい恋愛をしているって言って良いのかな?
色々細かい問題はあるけど、それはお互い様だしな・・・。

 

8月20日

何か曇り空だと思っていたら、台風が近づいていた。こんな時に、でぃーじゅ君は大学に遅くまで残る様なことを言うので、心配になって電話した。

「もうすぐ、大きな台風が来るかもしれないから気を付けてね」

「雨が降るの?たくさん?ふーん、分かったよ〜」

本当に分かってるのかなぁ・・・。

最近、留学生仲間が次々と帰国しているので、夕飯を一人で食べなくいけなくなったみたい。もちろん、自炊はしていないので、一人で外で食べるのだけどそれが少し寂しい様だ。

早く、毎日一緒にご飯が食べられる日が来るといいな・・・。

 

8月19日

やっと、お留守番から解放された〜。嬉しい・・・。やっと、ゆっくり眠れると思うとそれだけでホッとした。
6人揃ってドヤドヤと帰ってきて、

「軽井沢って涼しいのよ〜。寒かったくらい。」

「こっちは無茶苦茶暑いなぁ・・・。おー、蒸し暑い。」

と皆さん一方的に私に話しかけ、そして帰って行った。
楽しくて何よりでした。これでも、こっちは随分と涼しくなった気がするんだけどな・・・。

お土産に、父からは彫刻のブローチ、母からはカットソーをもらった。何でも、今年は旧軽井沢の方に、ショッピングに出かけたんだそう。

思いがけないお土産に大満足。

 

8月18日

朝起きた時から、だるい。多分、夜、よく眠れていないんだと思う。私は、次の朝に何かあったりすると、夜、よく眠れない。で、朝に何があるかっていうと、単純に犬の散歩。だけど、我が家の犬は、ヒジョーに駄々っ子で、散歩に行きたいとなったらものすごく鳴き続ける。でぃーじゅ君が、うちに泊まっていたときも、
「puki-僕たち、絶対に犬を飼うことはないよ・・・。」と言っていた。それくらいうるさい・・・って事は近所迷惑にもなるので・・・って考えると、眠りが浅くなってしまう。

もう、いや・・・。すっかり生活のリズムが狂ってる。

お留守番はもういや・・・。

早く両親が帰ってこないかなぁ・・・。

 

8月17日

今日は、仲良しの従姉妹が遊びに来た。一緒にお昼を食べて、アメリカ旅行の写真なんかを見せてもらった。私もやっぱりどこかへ行きたくなっちゃったけど、今は我慢。
でもって、急に弟が帰ってきて、取りたい物だけ取って帰っていったのだけど、相変わらず人を使うことしか考えていないヤツで、「タマネギもってくけど、皮むいといて〜」、「アイスコーヒー入れて!」

お前なぁ・・・と喉元まで出かかるけど、どうせ私が動くまでしつこく頼まれるし、たまに会って、こんなことで喧嘩するのもなぁ・・・と私がついつい動いてしまうのがいけないんだろうな。って言うか、母がいけないのだ。でもって、死んだ祖母もいけない。それと、もう一つ、弟とそっくりな父もいけない。この家の男は絶対に動かない。
私も、そういう家庭で育って、動かないとお尻をたたかれていたし、弟が私より先に動こうものなら、周りが黙っていなかったので、男の人が家事をしていて自分がボーっとしてると、すぐに後ろめたい気分になってしまう、と言うより体が反応してしまう。

弟に関しては、私があの子をずっと引き受けていくわけではないので、無責任さも手伝って今更教育する気はないのだけど、奥さんになる人は大変だ。
って話をすると、「ちゃんと、奥さんの言うことを聞いて動くようになるのよ〜」と母親は、悲観しているけど、それだったらそれでいいんじゃない?20年以上もかけて染みついた習慣が、そんな簡単に抜けるならすごいことだと思うけどな。

でぃーじゅ君にそういう話をすると、「僕のpukiちゃんは、変わらなくてもいいんだよ〜。」と言う。

でもなぁ・・・。つくづく損な性分だと思う。

「pukiは無理して変わらなくてもいーの!僕は、pukiの全てを受け入れたいんだから、ね?」

何か違う・・・。

家事をしていて、「ちょっとは、手伝ってくれない?」って言うと、
「pukiちゃん、無理して僕に頼んでない?」って言ってくる。

違うのに・・・。これも、実は家の両親のせい。
つくづく、計算外だった。

 

8月16日

今日から両親は、父親方の兄弟夫婦と旅行。よって、私はお留守番。3組の夫婦が、一台のワゴン車に乗って出かけて行くのをみると、「仲の良い兄弟って良いなぁ・・・」ってつくづく思う。特に、義理の兄弟を交えての交流は微笑ましい。
でも、色々細々とした仕事があって、結構忙しい。

夜、彼が電話をくれた。私が一人でお留守番だから、びっくりさせようと思ったらしい。
前から私はデジカメが欲しいと言っていたのだけど、彼は結構そっけなかった。が、最近、彼の方も乗り気になってきて、「買おっか?」と言ってきた。
それが、ここ最近、「電子辞書が欲しい。デジカメの前に買ってもいい?」と言い出した。うーん、デジカメは二人で使えるけど、電子辞書は二人で使えないじゃないかぁーと思ったが、もし日本で就職したら、確かにそれは必要だと考え直して、快くOKすることにした。

まっ、でぃーじゅ君が自分から物を欲しがるなんて、あんまりないことだから即OKしてもいいのだけど、よーく聞いてみたら就職後の自分のお給料で買うつもりらしい。

だったら、聞かなくてもいいのに・・・と思ったけど、そういう律儀なところが可愛いというか、亭主関白にはなれない人だなぁ・・・と思った。

彼はヨーロッパ人には珍しく、二人で一緒に暮らし始めたら、収入や所有物は完全にシェアしたいと言う。これは、僕の、あれは君の・・・という形は嫌らしい。分離型にすると、別れるとき楽だと良く聞くし、それはもっともだと思うけど、「そういう考え方が嫌だ!」らしい。

私の場合、これからに関しては「分離型」にされると、自分の生活の確保も難しい場合もあるので、大人しく?彼のスタイルに従うつもりである。

 

8月15日

ちょっとでぃーじゅ君と喧嘩した。っていうか、いつもの如く私が怒ったのだけど、今回は怒っても当たり前。
これは、かれこれ一年前のこと、例のオランダでの彼ママのBDパーティーの件である。彼女の私に対する言い分が理解できなかった私は、彼に私の言い分をちゃんと彼女に説明しておいてくれるように頼んだ。私が何が納得できないか、何をおかしいと思っているか、その辺りをオランダ語ではっきりさせておいてくれるように頼んだ。当然、それはなされていたと思ったが、昨日、彼ママから彼にメールが届いて、「pukiがあの時、私の言い分を理解できない顔をしていたのは、文化の違いね。」と言った。ちが〜う!!あれは文化の違いじゃない!!
何で、今頃まだそんなことを言ってるの??と彼を問いつめると、「ごめん、説明するの、忘れてた・・・」
あったまきた。
私にとっては大切なことだったのに、私の気持ちは何にも説明してくれてなくて、向こうは向こうで勝手に私のことを結論づけて、勝手にしろ!って怒った。

当然彼は、「ごめんなさい。今からすぐに、メール書くから。ね?今から送るから。許して下さい。僕が間違いでした。」と言ったけど、私の気がおさまらなくて、結構、言わなくて良いことまで言ってしまった・・・。

すっかり、しょげ返ってしまったでぃーじゅ君。

「pukiが僕のこと許せないなら、仕方がないからpukiの出した結論は受け入れるよ。でも、別れてからも、ずっと愛してるもん。」

私「ごめんなさいは??」(日本語)

で「もう、いったよ〜。」

私「もう、一回!」

で「もう、たくさん回言ったからいいの〜。」

私「ちゃんと、ごめんなさいって言ってよ。」

で「ん???えーーっと、ごめんなさいちゃんと!」

私「(爆笑)何それ〜」

で、彼ママ、でぃーじゅ君が私を選ぶことによって、自分と疎遠になるのではないかと心配しているらしい。
で、どう思うの?と聞いたら

「疎遠になりたくなかったら、彼女が変わればいいじゃん。」

だった。うーん、淡泊な息子だなぁ・・・。

 

8月14日

でぃーじゅ君のお友達のAが、アメリカに帰ったらしい。実はこの子、なかなか浮き名を流していた子で、アメリカに本命の彼女がいるのだけど、この子とはちょっと複雑で、別れたんだかなんなんだか・・・って感じらしい。
日本に来てからも、春休みの旅行中にタイで出会った日本人の女の子とアバンチュールのはずが、そうではなくなって国内で遠距離をしていた。でもって、同じ大学内でも彼女がいたみたい。
このA、とにかく人を惹きつける魅力があるらしい。話術に長けているのと、人当たりの良さで、どこへ行っても人気者になるらしい。
「GFと沖縄に行くの?」

「違う!GFなかの一人と行くの!」

とサラッと言ってしまうため、みんな何となく許してしまうみたい。憎めないのだ。

でぃーじゅ君も、興味半分で私に色々報告してくる。

で「pukiは、ラッキーだって思ってよ〜。Aはね、日本の彼女に、荷造りの最中に、余ったノートとかたくさんあげたんだ。そしたら、新品のノートのなかに、一冊使いかけのがあって、その中にアメリカの彼女へのラブレターの下書きがあったんだよ〜。pukiは、ラッキーなんだよ〜。」

私「でぃーじゅ君もラッキーじゃん。私も浮気しないじゃない?」
で「そうだよ・・・。僕もラッキーだよー。ねー?」

でも、このA、一度会ってみたかったな。

 

 

8月13日

でぃーじゅ君からもらった指輪を、私はいつも右手の薬指にしている。が、私の肌は夏の暑さと湿気に弱い。だから、よく湿疹ができる。で、で、で、その湿疹が、指輪の下にできている。金属アレルギーはなかったハズなのだけど・・・。
実はプラチナしか受け付けない肌だったか??(笑)

最近、どこかへ行きたい。8月はお遊びはお預け・・・と決めたのは良いが、ここへきてちょっとイライラしてる。多分、昨日、今日とでぃーじゅ君の「阿波踊り自慢」を聞かされたからだと思う。

「自分ばっかし・・・」

と言うと、

「pukiと一緒じゃなかったから、100%楽しめなかったよ〜。ホントだよぉ・・・。」

と言った。そーは、思わない。「楽しかった、楽しかった」と連発してたじゃないかー。

「puki-!!!今度は一緒にいこーねぇ〜」

徳島まで??そりゃ、ちょっと遠すぎるなぁ・・・。

 

8月12日

「四国にダンスのフェスティバルに行く」とでぃーじゅ君から日本語でメールが届いた。
夜、ニュースを見ていたら、阿波踊りがやっていた。ひょっとしてこれのこと?!と思って、聞いてみると

「そうだよー。でも、もう終わっちゃった。楽しかったよ。今からおんせんに行ってきまーす。」

てっきり、ローカルなお祭りに行くとばかり思っていたら、何とあの有名な阿波踊りだった。
でも、当の本人は、有名なお祭りだって意識はあるんかな・・・。

結局、同じ留学生のなかでは、一番最後に帰国する彼だけど、それでも色々遊んでくれる?日本人の友達がいて良かったな・・と思う。

普段は研究室に缶詰だから、いい息抜きができたね!

 

8月11日

私の母と、私は全く性格が違う。そして考え方も違う。それが、最近、再び煩わしくなってきた。理論武装をしないくせに、頑固者で、ちゃんとした理由もなく反対されるのが私には理不尽に映って、今まで何度も衝突したけど、最近は私も水面下で動くことを覚えてしまって、その回数も減ったのだけど、彼女の考え方はやっぱり合わない。
何かなぁ・・・いわゆる、理解のない母親である。イライラの根本は彼との事にあるのだけど、今時、彼と旅行に行ったことのない女の子がいるわけないのに、そんなことしたら、この世の終わりとばかりに驚くのは目に見えている。
もう、勘弁して・・・って思う。

母が生きてきたように私も生きれば、母は嬉しいのだろうけど、それじゃぁ、私は幸せにはなれない。
恋愛に関しては、反対されるから内緒にする、それが私の親子関係の基本だったけど、彼を見ていると、彼の両親は基本的に反対しないから、彼は何でも話す。

彼を見ていると、「私が煩わされてきたことって何の意味があったんだろう・・・」と思ってしまう。

 

8月10日

ちょっと面白い事があった。実は昨夜、寝る前にでぃーじゅ君に「ねぇ、最近、私からメッセージを送らないと、絶対にそっちからは送ってこないよね?」とメッセージを送って早々に寝た。
別に私は怒ってないのだが、(今回は)ただ、何でだろう・・・と思ったから聞いてみたのだ。
そしたら、午後、電話がかかってきた。

で「ごめんね?」

私「はぁ?」

で「ごめんね??」

私「何で?」

で「いそがしかったです。とてもいそがしかったです。ごめんね?」

私「あー、そう・・・」

で「はい、は??」

私「怒ってないよ・・・」

で「でも、でも、前にもこういうことあったけど、でも、一ヶ月以上も前だよね???pukiの事を忘れたわけじゃなくて、ただ忙しくて、研究室の友達に誘われて大学の地下の電気の配線をチェックしに行ったり、研究もなかなか思うように進まなくって、でもって、雨がよく降るから、洗濯もなかなかできなくて・・・で、で、で、・・・・」

私「だから、怒ってないってば・・・」

で「そうはおもわないです。だから、ごめんなさい、いいました。だから、はい、っていって下さい!!」

私「はーい」

で「ありがとうございまーす。」

本当に怒ってなかったんだけど、その静けさが彼には脅威だったらしい。

何か、一つ勉強したな・・・。これからは、この手で行こう!(笑)

 

8月9日

このところ、やっていることといえば、英語の勉強ばっかりで、特に話題のない私。基本的に凝り性なんで、その気になれば結構、のめり込む。バランス感覚の悪い人間である。

挙げ句の果てに、彼に電話しても「ねぇ、これ、どこが間違ってるか説明してくれる??」と味気ない会話。

いけない、いけない・・・。

でも、でぃーじゅ君は別に怒ってないし、ま、いっか。

 

8月8日

最近、でぃーじゅ君とあまり密に連絡を取らない。私もちょっと勉強に忙しかったりする。気分転換に、PCに向かったりするけど、それ以外は結構勉強してる。
向こうも研究に忙しい様で、私が寝る前に「おやすみ〜」と携帯にメールを入れると、「おやすみ〜」と返事は来るけど、私も疲れているので深く考えずに寝てしまう。

ちょっと前には考えられなかったかなぁ・・・。彼がどこで何をしているのか、それ程気にならないというか、心配じゃないというか・・・。「どうせ、研究室だろう・・・」と思っているし、実際そうだし・・・。

自分が忙しいと、連絡が疎かになるのは、実は私かも??

 

8月7日

でぃーじゅ君のお兄さんから、メールが来たらしい。そもそも、彼が「日本で就職するかも・・・」って旨をメールしたことによる返事だったのだけど、今、彼の両親のPCは調子が悪いらしく、かわってお兄さんが連絡役を買った様だ。とは言っても、両親の反応を伝えてきただけだったけど。

パパは、いつもと変わらず温かい態度で、彼の選択をどんな形にしろ受け入れるみたいだ。「最終選択はどうであれ、とりあえず、おめでとう」という、思った通りの反応だった。
で、肝心のもう一人。何やら、ショックというか動揺しているらしい。

私「てっきり、近所で自慢してるかと思ったけど?」

で「あー、でも、自慢する前に調べることがあるらしいよ。色々調べてから、詳しく自慢するつもりらしい・・・」

私「やっぱり・・・・」

動揺ってその動揺ね・・・。そのうち、彼の所にも膨大な質問メールが送られてくるでしょう・・・。

ま、私としては、知らない振り、知らない振り・・・。

 

8月6日

今日は、広島の原爆記念日。でぃーじゅ君は午後からバイトがあるため、平和公園へは出かけられなくて、ちょっといじけていた。英会話を教えるということも、だんだん飽きてきたらしい。

日本に来る前に、JETプログラムの存在を知って、それで来日を考えてみたけど、英語圏からの参加以外では、非常に厳しいことが分かって、「僕だって英語が教えられるのに、フェアじゃない!!」と憤慨していたけど、今となってはそれで良かったらしい。(笑)
でぃーじゅ君の英語は確かに変な癖もアクセントもない。一般的に英語が上手なオランダ人のなかでも、極めて流暢だと思う。でもって、微妙な発音にもうるさいので、私もよく「year」と「ear」を直されたりする。でもって、言葉遣いにもうるさい。
つき合って間もない頃は、結構面倒臭くて、「言ってる意味が分かってるなら、それでいいじゃん・・・」と思ったりしたけど、今では密かに感謝している。

留学経験もなく、英会話を習った経験もない私が、英語でコミュニケーションを取るのが苦でなくなったのも、「英語を使った仕事につきたい!」と言えるようになったのも、実は彼に負うところが大きいと思う。

今度は私がでぃーじゅ君に日本語を教えてあげる番だと思うのだけど、なかなかこれが難しい。話せるのと教えられるのは全然別問題だから、当然なのだけど、ちょっとは勉強した方がいいのかなぁ・・・。

と今、ちょっと色々考えている。

 

8月5日

ちょっと面白い本を買ってみた。とは言っても、英語の勉強用の本なので、載ってるのは英単語と英語表現だけだけど、当然常識として(母国語では)知っているべきことなんだけど、ただ日常会話にはめったに出てこないと言うことで覚える機会がなかった単語を集めてある。これがなかなか面白い。勉強って感じでは使わないけど、暇なときにペラペラしてるのには楽しい。

夜、おやすみメッセージをでぃーじゅ君に送った。携帯で送ったのだけど、ちょっといつもと違うふざけた絵文字をつけたら、電話がかかってきた。「面白いメッセージだねー」と笑ってた。
相変わらず研究室に缶詰らしいけど、なかなか順調に進んでエキサイトしてると言っていた。

ふと、これから日本語で話すのを増やそうか・・・と言う話になって、「じゃ、家のお母さんとメール交換する??」と私が提案したら、彼も「いいかも・・・?」とまんざらでもなさそうだった。
実は、私の母は、IT講習を受けて、メールのやり取りも習ったのだけど、如何せん都合の良いメール相手がいないのだ。タイプをするのが非常に遅いので、長い文章は書けないし、複雑なことを書くのも億劫だと言うので、でぃーじゅ君に白羽の矢が立った。早速、両親のアドレスをでぃーじゅ君に送っておいた。

私の彼と、実の母親がメル友だなんて何か面白い・・・。

 

8月4日

高校時代の友達とランチを一緒した。今回は、私のお薦めのお店へ。サンドイッチが美味しいお店。
食事をしながら、延々話し続けた。笑った、笑った。気の合う友達とは、話しているだけで楽しいなぁ・・・とつくづく思った。
彼女も、お店を非常に気に入ってくれて、デザートまで食べて、5時間位も居続けてしまった・・・。でも、内装もゆったりしてるし、居心地がよくてあのお店に行くと、ついつい長居になっちゃうんだよね。

でぃーじゅ君から、日本語でメールをもらった。最近、日本語のメールが読めるようにと、ホットメールにもアドレスを作ったと言うので、早速メールしてみたら、返事がきたのだ。

思わず顔がほころんでしまった。

 

8月3日

「ところで、でぃーじゅ君の面接の結果はどうなったの?」

と母に聞かれた。パスしたことを伝えると、「ほぉ〜」と驚くと共に、

「一個しか受けずに、早々に内定もらっちゃうなんて、いまだに就職活動してる日本人学生なんて、やってられないわよねぇ・・・。」

と何年か前に就職活動していた弟の状況と比べているようだったけど、彼女はいまだに文系と理系の就職活動の流れの違いを分かっていないので、あえて再び説明するのはやめた。

でぃーじゅ君に言われた。

「ねぇ、僕がこのまま日本で就職したら、pukiはもう、僕のママの事で文句を言わないよね?」

「・・・・・・・・・・・・」(確かにそうだ。その必要は当分なくなる。)

「ねぇ、僕さ、何回もオランダ行きが確定してからでも心配するのは遅くないって言ったよね?」

「・・・・・・・・・・・・」(おっしゃるとおりです・・・。)

「ごめんなさいは?」

「・・・・・・・・・・・  ごめんなさい。」

「もう一回!」

「ごめんなさい。」

「今日は、もう一回言って下さい!!」

「ごめんね?」

「はーい」

でぃーじゅ君の温厚さに感謝です。

 

8月2日

夜、でぃーじゅ君から、「10時過ぎに電話していい?」とメッセージが入った。私も話したいことがあったので、「じゃ、そうして」と返事をすると、電話がかかってきた。

で「そっちから話す?それとも僕から?」

私「お先にどーぞ」

で「実は、内定をもらった。」

ものすごく驚いた。パニックになった。何も言葉にならなくて、ただ呆然とする私に彼自身も驚いていると言った。

実はこの会社、彼が面接を受けた次の日に、来年三月までにとてつもない額の負債を抱える見通しだと新聞に載っていたので、「採用してる場合じゃないよね〜?」と二人で笑っていた。それなのになぁ・・・。
他にも面接を受けにきた留学生が4人いて、ちなみに日本語で試験も面接も受けられなかったのは、でぃーじゅ君だけだったのに、なんで採用されたんだろう・・・。

私「試験の出来が無茶苦茶良かったんじゃないの?」と冗談混じりに言うと、

で「そうかもしれないなぁ・・・。僕、ああいうIQテストみたいな数学のテスト好きだしな・・・。でも、時間が足りなかったから、全部は解けてないよ。」

つくづく分からん。確か、時間が足りず、途中で試験用紙を取り上げられた・・・とふくれっ面をしてた。

今後ですが、とりあえず行くか行かないかは「条件次第」の姿勢をくずしていないので、それ次第と言うことと、もしかしたら、配属先にも依るらしいけど、私は、ここまで来たら彼の好きにして欲しいと思う。
この不況のなか、日本の会社が彼を採用したいと言った事実だけで、私は満足である。

でぃーじゅ君、おめでとう!!

 

8月1日

今日からとうとう8月かぁ・・・。だからってどうということはないのだけど、早く涼しくなって欲しいだけ・・・。

最近、ひょんな事からオージーの女の子とメール交換をすることになった。彼女は近々日本に来るらしく、昨日から日本語のコースも取り出したらしい。で、お互いにお互いの勉強を助けようと言うことになった。
とりあえず、私が頼んだことは、私をノンネイティブと意識しないでメールをして欲しいということと、目立ったミスがあったらそれを指摘して欲しいということ。
これをお願いして、後は色々な事を話すだけ。
私はと言うと、今のところ、彼女からの日本に関する質問に答えているだけ。楽チン、楽チン。

一日や二日で成果が出るとは思えないけど、いかにも「勉強してますー!」って感じが伴わなくていい。

でも、実は留学経験のない私。英語でコミュニケーションを取るのは苦にならなくなったものの、ちゃんと英会話を習った事もないので、きちんとした英語を話せているのか時々不安になる。
彼だって、ネイティブじゃないわけだし・・・。

そう言えば、東南アジアで出会ったイギリス人で、ものすごく美しい英語を話す人がいた。普段、英語の訛にはそれほど過敏でない私にすらそれは明らかだった。
「あれが、クィーンズ・イングリッシュ??」
とでぃーじゅ君に聞くと、「そうだよ」と言われた。
何かこう、とっても上品な英語だった。

意志の疎通ができるだけじゃ、駄目なのかしら・・・。とちょっと欲張りになった私だった。

その気持ちを忘れずに行こう・・・。