旅に出た理由


私が旅に出ようと思ったのは・・・。
大学院の卒業する少し前くらいから、だんだん病状は悪化していった。
卒業前後はもう立っているのもしんどかったよ。
それでも笑顔。でないとみんな心配するかなね。
何とか卒業は出来たものの、ほぼ限界・・・。
病院ヘ行くと、即入院しなさいとのこと・・・。
入院を拒否すると、主治医は言った。
「入院せんかったら補償はできん」
簡単に言うと、入院して治療せんかったら
“死ぬぞ”
ということだ。
正直、人生の幕を引くのもいいかと考えたよ。
でも、その月には私が勝手に親友と思ってる友達の結婚式。
もし、私が死んだら、みんな素直に祝えないかなと思ったら死ねなくなった。
薬を飲まなければ、私は生きていけない。
だから、死ぬことは普通の人よりはるかに身近にあったつもりだ。
でも、他人から事実上の“死の宣告”をされたことはなかった。
入院中も、生きることと死ぬことの心の葛藤のようなものはあった。
ふと、自分の人生を振り返ったら、つまらない人生だと思ったよ。
その時、もっと楽しい人生があったんじゃないか、思ったね。
そしたら、旅にでも出てみるかと思ったんだよ。
自転車に乗れるうちにいろいろなものを見ておきたいとも思った。
正直な話、他にも理由はあるが今かけるのはこれだけ・・・。
他の話はいつか書ける日が来た時に書こうと思います。

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