関空からソウル経由で19:20上海紅橋A・P着。明日は仕事で杭州まで列車で向かう為
今夜は上海で泊まる。と言ってもホテルはこれから探す。まずは上海駅までタクシーで
向かう。運転手に手ごろなホテルは無いかと訪ねると、わざわざ自分の携帯で同僚に
聞いてくれた。宮霄大酒店という二つ星のホテルだ。
ホテルに着くと運転手がフロントまでわざわざ行って聞いてくれた。360元らしい。
もっと安いホテルがあるだろうと思い、自分で探すことにした。
駅まで歩いて近いと言っていたが、どっちや?と思いながら歩いた。高そうなレストラン
の駐車係のおじさんに聞いてみた。すると「探せば250元位のホテルあるよ。
一度そこで聞いてみたら?」振り返ると兆安酒店と書いた背の高い綺麗なホテルだ。
入り口にはドアマンが2人いてドアを開ける。どうも高そうやで〜と思いながらフロントを
見ると、これまた小奇麗で、垢抜けたフロントだ。いくらか訪ねると500元だ。
「あーやっぱりな」と思いながら2人の自分が頭に浮かび出てきた。
1人は「日本で、ビジネスホテルに泊まっても8,000円位かかるぞー。
おまえは日本人でそれ位の金を持ってるだろ。去ると恥ずかしいぞ」という自分。
もう一人は「安いところなら2泊出来るぞ。おまえ1人で寝るだけやろ。その分、いい
レストランで3回食事をしろ」という自分。とりあえず参考のため、いろいろ当たろうと
一応、第一候補にした。しばらく歩くと、おばさんが声をかけてきた。
ホテルの紹介をしてると言う。「へ〜いろんな仕事があるんやなあ」。
200元ちょっとのホテルがあると言うので、一緒に行ってみる。歩くこと5分。
まーその間よくしゃべるおばさんだ。駅のほうへ行くと高いホテルばかりという。
行ってみると、こじんまりしたなかなかいいホテルだ。しかし外国人はダメ。
その言葉にはもう慣れているので、あっさりと次へ向かう。
おばさんの後をついていくと、さっき行った宮霄大酒店だ。この辺で安いホテルは
ここしかないと言うので、面倒くさいのでここに決めた。部屋は17階のツインだ。
宮霄大酒店 部屋からの眺め ベッド
まずカーテンを開けると、夜景がやけにきれいだ。お茶を飲み、まず切符を買いに、
上海駅へ向かった。途中コンビニや飲食店が並んで便利そうだ。
しかしあたりは大きな建物で駅が探しにくい。立体歩道橋にさしかかり上へ上がると、
「車票、車票」と子供と母親が切符を売っていた。「おっ近いな」と思い顔を上げると、
お〜っと見えた見えたホリデイインのビルとビルの間。暗闇に浮かび上がる上海駅が。
ウオ−すばらしい。うれしい気分になり、気がはやってか早歩きで向かった。
ホテルを出て15分後、到着。すると右側に切符売り場が見えた。
各4箇所位の窓口に7〜8人の列ができていた。
すると一人の男(切符売りのダフ屋)がどこまで行くんだと寄って来た。
「明天、明天」と言うと苦笑いをし去った。列に並んでいると、窓口に割りこむ者や、
問合せをする者。「中国やなー」と思い並んでいた。あと3人目になり流れが悪くなった。
するとまた割り込んできた。「なにをさらし粉、片栗粉」
この時はムカッと来て男の襟首をつかんで後ろ後ろと言うと問合せをするだけと言う。
問合せをする者が金を払うか?と思いながら放って置いた。そしてようやく私の番。
すると窓口の大姐が席をはずした。おいおい、いずこへ?やけに緊張する。
3分位で戻って来た。窓口には小さいマイクとスピーカーがありそこに向かって
「明天到杭州十点還是十一点左右軟座一張」すると大姐が「四十八元」「オッシャー」。
運転免許証の交付の時と同じ喜びだ。なぜなら初めて自力で列車の切符を買ったから
だ。見ると「11:15新空調二等軟座特快」で時刻表を見に行くとちょうど2時間の行程。
これでひと安心だ。
翌日10時ホテルを出発。途中のレストランにて、葱油拌面(やきそば)をたべる5元。
味は美味しいけど、具はネギだけ「シンプルすぎるぞ」。切符売り場は予想どうり混雑
していた。きのう買っておいて正解だ。駅に着き右側のソフトシート待合所から
エスカレーターで2階へ。上り口が改札。といっても小姐が立っているだけだ。
これまた「シンプルすぎるぞ」。左手に一般の改札を見ながら列車のネオンサイン
「T711次」の階段を下りる。止まっている列車が見えた。(ちょっと感動)。各ドアの前に
服務員の小姐が立っている(検札)。制服がカッコイイ。
上海駅切符売り場 一般の改札 列車のネオンサイン 列車と服務員
定刻どおり出発。しばらくすると、車内販売が続々とやって来る。まずは弁当売り、
そしてカップに入ったスイカ売り、雑誌売りに、飲み物とお菓子売り、コーヒーとお茶売り
はたまた賓館案内員まで登場。プログラムになっているのか実に面白い!
こういうのが妙に感動する。スイカは透明容器に入って5元。甘いヨー。
コーヒー4元。賓館案内員の大姐が私を見てピタッと止まった。「あなたは杭州へ
行くんでしょう?」なんで分かるんや?霊媒師か?と思った。そして「泊まるホテルは
あるの?」と言う。「いやまだ決まってない」というと、3ヶ所のホテルの小冊子を見せて
説明してくる。すると新開園大酒店が1泊460元の所を280元で泊まれると言う。
(ほんまかいなー)。小冊子の写真を見ると、なかなか豪華な所だ。
ここならいいか、探す手間が省けるし。予約金として10元前払いだ。
まあ騙されても10元位どうってことない。こうして一応宿はみつかった。
タバコは、トイレで吸う。もちろん便器の下は線路だ。パイプが曲がっていて見えないが
ゴトンゴトンと車輪の音が、リアルに聞こえる。こういうのが、とても良い。
(どんなんや?)なぜなら、日本でこういうことは、体験できないからだ。
列車の最後尾は、特等車両で入れない。服務員の大姐が、ガードしている。
「そんなこと言わずに、ちょっと見るだけ」→「ダメ」。あれやこれやと言ってる間に、
杭州東駅到着。すると地下連絡道の入り口で、賓館案内員の大姐が待っていた。
ホテルまで送迎してくれるのだと言う。私ともう一人の中国人の男性と3人で駐車場へ。
(タクシーで一人で行くのに)とちょっと、ありがた迷惑な感じがした。すると中国人の
男性が、タクシーで一人で行くと言った。(あ、やっぱりなー)考えることが同じだ。
大姐が前もって言っていないのが、イカン。駐車場のマイクロバスへ行くと,
「車が故障」だと言う。(おいおいおい、ほんまかいなー)そりゃ客が一人なら、
車も故障になるわナーと、腹たつどころか、ふきだしそうになった。大姐が携帯電話で
どこかに電話をしている。代わりのバスが来ると言うので、道端で待っているが、
着そうもない。すると大姐が「タクシーで行きましょうか?」という。
「はい、それでタクシー代は?」と訪ねると、「安いから、あなたが払って下さい」と来た。
「はいはい、喜んで」と切り返した。もうあきれるというか、中国的と言うか・・・。
タクシーに乗り込むと大姐が行き先を「jiuzhou
binguan]と告げている。
「新開園大酒店と違うの?」と聞くと「新開園大酒店は今日は高い部屋しか
空いてなくて、九洲賓館にしましょう。」と来た。こうなりゃーもうどうにでもして!!だ。
(これをご覧のみなさんも覚えておいてください。中国では毎回毎回腹を立てていると、
血管がいくらあっても足りないことを・・・おおらかに参りましょう)。
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