カシュガル − バスで20時間ほど
またもやカシュガルに戻ってきた。本当にここが最高である。久々の生ビールと羊肉を堪能する。
市場で美しい銅細工の壷と父への土産に銅細工の灰皿を買う。
其尼瓦克賓館20元
ホータン − バスで12時間
ホータンは絨毯工場が有名。
バザールに行くと絨毯が山積みになって売っている。町外れにある絨毯
工場に行ってみた。ここは見学が自由。
女の人がたくさん横並びになって絨毯を作成している。大きな物は4人く
らいが横一列になり織り込んでいる。こんなに綺麗な模様を間違えずに
作成するなんて、すごい。私なんかセーターすら編めないのに。
大人の女の人に混じって小さな女の子も働いている。彼女が誇らしげな
笑顔を向けたことが印象的。シルクで編み上げた絨毯も小さい物なら日
本円にすると1万円くらい。とても買いたかったがこの長い旅のなかで持
ち歩くことは不可能なので断念。
和田迎賓館20元 3名用のドミトリー
コルラ − バスで30時間
ホータンからタクラマカン砂漠を1周する為、チャルチャンに行くか悩んだ。というのは、チャルチャン、
チャルクリク辺りで中国政府が原子爆弾実験をやっているという話だったからだ。
放射能がもれているとか、いろいろな噂が流れている。また苦労してそこまで行ったとしても
ローラン遺跡までの交通路はなく、ドライバーと車をハイヤーしなければ行けない。そんな金額
とても払える訳もなく、断念。最近出来たタクラマカン砂漠横断道路に乗り、コルラまで行く。
コルラは都会で、漢族(中国人)が多かった。
交通賓館12元 4人用ドミトリー
トルファン − バスで15時間
シルクロードといえば、トルファンが日本人には有名。比較的手軽に来れる為、日本人ツアー客の姿
もちらほら見た。ここは観光するところが満載だか、中国一暑い場所としても有名で、日中は45度だ
ったりする。ここでは1日観光バスに乗るのが便利である。客引きのお兄さんにお願いして、少し安く
してもらい、翌日バスに乗ることにする。
バスが迎えに来た。メンバーは中国人観光客が主で、後は2人の香港人がいた。
香港人も日本人と同じく、多くの人がお金にものをいわせ大名ツアーに参加するのに、とてもめずらしい
お互いこの国では「外人」なので自然と話しをすると、彼らは親の代に大陸から香港に渡って来た人の
子供で、夏休みを利用して自分達のルーツ探しの旅に来たということだ。
香港人の若者はやはり、アメリカ、オーストラリアなどの旅行に憧れる人が多いので、なかなかこういう
貧乏旅行で出会う機会は私にはなかった。好印象。態度もよいし、こんな大変な旅をしていてもさわや
かさがあった。
ツアーは孫悟空の話に出てくる「火焔山」に行った。名前の通り山が燃えているかのようである。
暑いのにこんな山を見ると死にそうに暑くなる。山の前に孫悟空の物語の像
があって入場料をとられる。中国のこのセンスには毎回感心するが、派手な
ものが好きな中国人は大喜びで写真を撮り始める。こんな子供騙しの像を
見るより、自然の美しさを堪能したくて、私は外でゆっくり自然を見ていたら
みんなに変人扱いされる。毎度のことである。
ベゼクリク千仏洞はすばらしい。谷の断崖に穴を掘った石窟寺院である。
高昌国が栄えていた6世紀ころから、少しずつ作られていった石窟寺院だ。
もちろん入れる石窟は決まっているので、すべては見られないがガイドブック
によると57の石窟があるらしい。
すっかりイスラム文化のウイグルに仏教が見られるのが嬉しいが、壁画の仏
画はすべて顔が剥ぎ取られていた。壁も天井も仏が一面に書かれていたのに
ご丁寧に200以上はある仏の顔のみすべて剥がされている。人為的なものだ。
こんな所で文革の爪あとを見るとは思わなかったが、むごい。後世どれだけ後悔することかと思う。
その他トルファンは見所がいっぱいだ。砂漠のオアシスとはまさにこの場所だと思う。
オアシス迎賓館22元 4人部屋ドミトリー クーラー付!!
ハミ − バス7時間
ハミ瓜で有名なハミへ。ハミ瓜は甘くておいしいメロンのようなものである。ウイグルの夏は何処の市場
でも山積みで売っているが、北京、上海などでは高級果物である。
ここでは貸自転車を借りて郊外まで行ってみた。ウイグルはどこでも綺麗な布地が売っていて目が惹か
れるが、ここでは布地が安かった。早速気に入った布を買った。後でチャイナドレスを仕立てるつもり。
郊外は素朴でよいところだが、街の中心部にはなんと百貨店もあった。
銀行大厦25元 3人部屋ドミトリー(男女別) 少し高いが本当に綺麗なホテル。ベットがパイプベットでは
なくきちんとしたマットがあるベットだった。感動的。 シャワートイレ共同。