<文法−3.日本語の文の種類>
(1)述語による分類
A.名詞文(コピュラ文)(例:「私は学生だ」)
B.イ形容詞文(例:「彼女はかわいい」)
C.ナ形容詞文(例:「桜がきれいだ」)
D.動詞文(例:「学校へ行く」)
(2)文の構造による分類
A.単文[S] (例:「鯨は哺乳類だ」)
B.重文[S]+[S] (例:「鯨は哺乳類で、恐竜は爬虫類だ」)
C.複文[[S]S] (例:「鯨が哺乳類だということを知っているか」)
※BとCの区別は難しく、Bを「並列節からなる複文」Cを「従属節からなる複文」ともいう
(3)特殊な構文
A.総主構文(〜は〜が構文、「XはYがZ」構文、「象は鼻が長い」(三上章))
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(a)「XのYはZ」になるもの 例:象(X)は 鼻(Y)が 長い(Z) → 象(X)の 鼻(Y)は 長い(Z) |
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(b)「YがXのZ」or「XのZはY」になるもの 例:この病気(X)は ストレス(Y)が 原因(Z)だ → ストレス(Y)が この病気(X)の 原因(Z)だ or この病気(X)の 原因(Z)は ストレス(Y)だ |
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(c)「YのXがZ」になるもの 例:冷蔵庫(X)は 大型(Y)が いい(Z) → 大型(Y)の 冷蔵庫(X)が いい(Z) |
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(d)どれにも当てはまらないもの 例:私はワインが好きだ、魚は鯛がいい |
B.ウナギ文:述語とそれに付随する成分を「だ」で代用(省略)する文
・会話の中で、質問に対する回答としてのみ成立する
・「〜する」「〜になる(尊敬)」の部分を「だ(です)」で代用する文と合わせて「擬似名詞構文」ともいう
C.存在文:「ある」「いる」を述語とする文
・「ある」と「いる」の違い・・・基本的には無生物か有生物(アニマシー(心理的)によって変わる)
※「ある」で血縁関係の所有を表すこともある(例:「私には妻が(いる/ある)」)
(4)曖昧文、あいまい性
・構造的あいまい文:ある成分がどの節に属するのかがはっきりしないために意味が曖昧になる
−節:最低限、述語(動詞)を含むひとかたまりの部分
−複文:一つの主節と一つ以上の従属節から成る
−従属節:補足節、修飾節がある
補足節:述語が要求する成分(主格や対象格)を補う
修飾節:副詞節(述語や文全体を修飾)、連体修飾節(名詞を修飾)
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語彙的あいまい性 |
同音異義語を含む(そこにあながあいている) |
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構造的あいまい性 |
線条性が原因(丸いなべのふた) |
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名詞句の解釈が特定と不特定のあいまい性 |
(社長が秘書を探している) |