<言語学−3.形態論

(1)形態素と異形態

形態素

一定の意味を持つ最小単位、漢字一字=一形態素

「えびのてんぷらをたべた」→形態素に分ける(/ebi//no//tempura//o//tabe//ta/

異形態

ある形態素の、意味が同じ異なる複数の能記(音)

形態素:雨{ame}→異形態/ame//ama-//-same/

相補分布

⇔自由変異

ある条件において出現するものが決まっている状態

/rare//are//sase//ase/はそれぞれ相補分布を成す同一の形態素の交替形

 

(2)形態素の種類

自由形態素

名詞、副詞:単独でも使用できる形態素

拘束形態素

動詞、形容詞、形容動詞、助詞、助動詞

内容形態素

名詞、動詞の語幹、副詞

機能形態素

助詞、助動詞、動詞の語尾

 

(3)語形成(→概論「造語法」)

複合語

内容形態素が二つ以上組み合わさった構造

異形態(音韻変化:連濁、母音交代など)多い、アクセント変化、後部要素の品詞になる

派生語

内容形態素に接辞が付いた構造

接頭辞

お、ご、す、ま、か、こ、すっ・・・:生産性低い ※接中辞は、日本語にはない

(接頭辞で転成するもの:否定の意味の漢語(不、無)名詞→形容動詞)

接尾辞

さ、み、する、的:生産性高い、転成するものが多い

転成

接辞が付くことで品詞が変わること