<言語学−5.認知言語学(ラネカー、レイコフ「レトリックと人生」)>
・比較する能力
・分類する能力→カテゴリ化する能力→プロトタイプ(典型的なもの)⇔周辺的
(1)カテゴリ化のタイプ
A.必要十分条件によるもの:わかり易くはっきりしている条件(偶数/奇数など)
B.プロトタイプに基づくもの:人によってカテゴリ化条件が違う
→差のある個人にも共通する条件があるはず→典型的なもの:プロトタイプ
「典型性の優劣」:プロトタイプと比較した結果に個人差が生じる:周辺的メンバ
エレノア・ロッシュ:鳥のプロトタイプを研究した人
ウィトゲンシュタイン:家族的類似性
☆プロトタイプ効果:〜らしい、らしくない、〜なのに、くせに、一応〜
(2)人の認知能力
A.同一の対象を異なるレベル(精密さ)で捕らえる能力:上位語/下位語(細分化)
B. 〃 予測 〃 :きれい/きたない、〜しか〜ない
C. 〃 視点 〃 :上り/下り、行く/来る、こ・そ・あ
D.複数の要素から構成される事態において、異なる要素に有目する能力:ルビンの杯、能動文/受動文
E.参照点に基づき対象を把握する能力(直接捉えにくいものを他のものをとおして理解すること)
<認知領域(コグニティブ・ドメイン)>
・比喩などの語を説明する際必要になる、対象物の側面
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ベース |
認知領域の中の直接必要な部分 |
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プロファイル |
ベースの中の直接必要な部分 |
(3)経験基盤主義(⇔生得説)
・文法的に間違っていなくても使わない、不自然な言葉・・・経験から習得
・経験は体で行う→身体構造から発生する言語(国によって違うものもある)
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スキーマ |
背景知識 |
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フレーム |
複数の要素(プロセス、順番)が統合されたスキーマの型 |
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スクリプト |
時間軸に沿った順番があるフレーム |