欧州蹴球紀行

 

イタリア セリエA  

2001年2月24日 フィオレンティーナ V.S. ブレシア

フィオレンティーナのホームスタジアム”スタジオ フランキ”までは、駅からバスが出ていた。バスの中では、早くもサポーターがフィオレンティーナの応を歌いだしてる。早くも日本との違いを感じる。

スタジアムに着いても、チケット売り場の場所がわかんなかったから、サポーターのおじさんに「ビリエット!」(チケット)と話しかけてみる。陽気なおじさんはチケット売り場に連れて行ってくれた。

とりあえず、「フォルツァ・フィオレンティーナ」(ガンバレ!フィオレンティーナ)と言っておいた。チケット売り場に着いても、どの席がいいの迷っていて、まあ高い席がいいのかなぁなんて思ってたら、ダフ屋のおじさんが近寄ってきた。本当は100万リラ(5000円)のチケットを80万リラ(4000円)で売ってくれるそうな。でも、ここまで来てにせもののチケットをつかまされたら、悲劇だと思って、「本当のチケットかい?」と、とりあえず聞いてみた。そしたら、おじさん何を思ったか、売り場の人に、これは「本物だよなぁ」と声をかける。そしたら、売り場の人も「本物だよ」と言ってくれた。なんかずっこけそうになった。これがイタリア流?まあとにかくチケットは手に入れられた。

スタジアムはそれほど、大きいとは思わなかったが、本場の発煙筒や、マシンガン?を抱えた警察官には驚いた。入り口で、APSフィルムを小型爆弾かと思われたのか、しきりに質問され、びっくり。自分の席がなかなか見つからないから、係員の人に「ドヴェ?」(どこ?)と聞きつつ、自分の席を探した。

ここのところサッカー関係の雑誌を読んでなかったから、ブレシアにバッジオがいるのを知ってびっくり。フィオレンティーナのルイ・コスタもいいけれど、やっぱり、バッジオだ。試合が始まると、周りの観客に乗せられて、いっしょにやじったりしてしまった。でも、みんな自分の街のチームを愛してるんだなとつくづく思った。

今日の試合はバッジオの独断場。序盤にフィオレンティーナに2点を先制されたものの、バッジオが2点を決めて、同点で試合が終わった。バッジオはフリーキックも決めた。写真はその直後。両手を上げているのがバッジオ。彼は、以前ほど体力はないものの、ところどころに見せるプレーはまさにファンタスティック!これからもがんばってほしい。      

 

ドイツ ブンデスリーガ

2002年3月9日 バイエルン・ミュンヘン V.S. TSV1860ミュンヘン

 ダービーマッチということで、チケットが取れるか少し不安であったが、ツーリストオフィスに行ってみると、予想通り、前売り券は売り切れていた(7万人収容なのに)。でも、朝から当日券がスタジアムで売り出されるということを聞いたので、当日朝9時(試合は午後3時開始)にスタジアムに行ってみた。すると、売り場はすぐわかり、簡単に買えたので拍子抜けしてしまった。メインスタンド上段の真ん中より少し端の席。35ユーロ(4000円)ほど。イタリアにしろドイツにしろ、サッカーのチケットはそんなに安くない。             

チケットを買った後、少し観光してからまたスタジアムに向かったのだが、地下鉄の中で暴れるやつ、大騒ぎするやつがいて、ちょっとびびった。何度も途中で地下鉄が止まってしまい、試合開始に間に合うかはらはらしてしまった。試合前からビール飲んで酔っ払ってるから手におえない。

オリンピックスタジアムと言うだけあって、スタジアムは本当にすばらしい。この日出ていた選手の中で知っているのは、バイエルンのエウベル、カーン、イェレミースだけというのはちょっと予習不足だった。前半は両チーム決め手を欠いていたが、後半はエキサイティングだった。なんとTSV1860ミュンヘンが先制してしまった。これにはバイエルンのサポーターもちょっとお怒り。でも、そこは世界のバイエルン、すぐに同点に追いついた。そして、最後は劇的な幕切れだった。終了直前にバイエルンの決勝点!スタジアムの盛り上がりも最高潮に達した。その時撮ったのがこの写真。僕も周りに乗せられて応援した。  

面白かった応援(掛け声)があったので、ここで紹介したい。

アナウンサー: バイエルンのエウベルのゴールです!!今、バイエルンの得点は?

観客:ツヴァイ!(2)

アナウンサー:けれども、TSVミュンヘンの得点は?

観客:アイン(1)

アナウンサー:Danke!(ありがとう!)

観客:Bitte!(どういたしまして!)

もちろんこの掛け声はバイエルンがリードしている時だけである。                            

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