ROMA
12月24日(木)
9:35発Air Franceでパリからローマ、レオナルドダビンチ空港へ。言うまでもなく、シャルルドゴール空港で再び迷う。間違って全然違うターミナルでバスを降りてしまい、20分くらい損した。ちゃんと調べててもこういう結果。それくらい、ややこしい空港だという事がおわかり頂けたでしょうか?まあ、でも、とりあえず無事飛行機に乗れて、ローマへ出発!ローマまでの飛行時間は約1時間半。日本の国内便だと、札幌行きでも出るのは飲み物とクッキーだけ(ホント高いくせにけち)。でも、その点ヨーロッパ線はちゃーんと機内食が出る。朝のフライトだったので軽いものだったが、クレープとパンとチーズとケーキみたいのが出て満足(美味しかったし)。あっという間にローマに到着。シャルルと比べて小さな空港なので迷うこともないし安心。でも、あいかわらず税関では入国のスタンプ押してはくれないし、パスポートもみちゃいない。顔パスで無事入国。
ローマは旅行では既に4回行っているし、子供の頃住んでいたことがあるので、なじみ深い。でも、空港から一人で街に入るのは今回が始めてなので、少し緊張したけど、電車でテルミニ駅まで行って、そこからタクシーでホテルに向かいなんの問題もなく無事到着。ホテルはスペイン階段をあがった所からちょっと行った便利な所にある、Hotel Kingという3つ星ホテル。チェックインして、まずは友達に電話。夕飯は友達の家で食べることに。25日〜27日はクリスマスのため、殆どのお店はお休みになるので、とりあえずちょっと街をうろつくことに。まずはPrada, Gucci, Feragamo, Max Mara、Fendi など日本でもお馴染みのお店がずらりと並ぶCondotti通りへ。とりあえずPradaに入ってみたが、予想はしていたものの日本人の多さにびっくり。とにかくどこに行っても日本人観光客が多くてかなりがっかりしました。3年前に来た時はFeragamoが入場制限をしていたが、ブームが去ったのかここはそれほど混んでいなかった。とは言っても、Pradaでとってもかわいいバックを見つけてしまい、すっごい迷ったが、もう少し悩んでから決めようと思ってこの日は我慢。ローマの冬はそれほど寒くはないが、なぜか今回はとっても寒かったのでとりあえず皮の手袋を購入!

スペイン階段を上りきった所からの眺め
夜は、タクシーに乗って友達の家に行って、お料理の先生をしている友達のお母さんの作った美味しいパスタ(ボンゴレ)を食べた。イタリアはとにかく食の素材がいいので、何を食べても美味しい。特に野菜は本当に甘くて最高!そして、夜はテレビで不思議の国のアリス(ディズニー)をやっていたのでそれを見てから、ホテルに戻った。日本のクリスマスイブはカップルの為にある様な物だが、本場イタリアは家族で過ごすのが常識。日本のお正月のように、ひたすら食べまくる。次の日に何人か友達に会ったが、みんな食べ過ぎて具合が悪そうだった。
12月25日(金)
8時起床。朝食をゆっくりとってから、ローマを少し散歩してみることにした。イタリアの朝食はあまり魅力的ではない。コーヒーは美味しいが、パンははっきり言っておいしくない。特に朝食には固いビスケットのようなパンがよく出てくる。お昼に食べるサンドイッチ、特にロセッタは美味しいが、パンはやっぱりフランスが最高だとつくづく思った。
スペイン階段、トレビの泉、ナボーナ広場、ヴェネト通りをゆっくり散歩した。クリスマスはお店は殆ど閉っているので、街はかなり静か。それでも、家族連れや観光客らしき人達がウロウロしている。日本でいうお正月のような雰囲気だ。トレビの泉の「肩越しに泉にコインを投げると再びローマに訪れることが出来る」というエピソードはあまりにも有名。でも、投げてこなかった。ローマに住んでいた時の親友がこの泉のすぐ側に住んでいて、子供の頃たえず遊びに行っていた。彼女の家もまだそのまま残っていた。本当に何一つ変わっていないと言っても過言ではないくらい、ローマの街は変わらない。なんとなく子供の頃の記憶が蘇ってきて、ノスタルジックな気分になった。
お昼はちょっと気取ってというか、入る所がなかったのでカフェドパリに入ってみた。カフェドパリと言えば、フェリーニの映画のシーンで有名。店員は感じがよかったが、案の定、高かった。コーヒー1杯とサンドイッチで1200円くらいだったので、これはイタリアの物価からすると非常に高い。味の方はごく普通。
その後、タクシーに乗って友達の家に行った。タロット占いや手相を見て暇つぶしをした。友達は占いが上手なので、かなり信頼できる。私の今年の運勢は、あれ?もう忘れてしまった。なんだっけな?
夜は久しぶり日本食を食べて胃の調子回復。ご飯を食べてからトラステベレに車で出かけた。トラステベレは夜になると若者で賑わっている。レストランやバー、クラブなどが数多くある。と言っても、間違っても六本木のような所を想像しないでほしい。ローマの建築物はとにかく歴史があるものばかり。築50年なんてまだまだ新しい。適当なバーに入ってビールを頼んで、クリスマスを過ごしました。

・・・・・・・トレビの泉・・・・・・・・・・・・・・・・ナボーナ広場・・・・・・・・・・・・・・・・
12月26日(土)
今日も店は閉っている。何もすることがない。退屈だ。でも、夜は小学校の時の友達と会う約束があるので、それまでは友達の家に再び行ってお昼をご馳走になることにした。昨日もおとといもタクシーを使ってしまったので、今日はバスで行ってみることにした。ローマのバスも当然放送はないので、降りる所を間違えないようにしないと大変なことになる。さて、私は無事友達の家に行くことが出来ただろうか?答はもちろん、迷った。しかも、本当なら15分で行けるはずの所を1時間半近くもかかって・・・・・・・
間違って降りてしまったバス停は、本来降りるべき所のたかが1個前だったのだが、全く違う方向にカンに頼って歩いて行ってしまったが為に、大変なことになってしまった。地図を持って行かなかった私がいけないのだが、いろんな方向にトライしても、どうしても辿り着けない。仕方ないから、片言のイタリア語で住所を行っていろんな人に聞いてみたのだが、誰も知らない。なら、電話をかければいいじゃないって思うだろうが、この国もまた電話の事情が複雑で殆どの公衆電話はテレホンカードしか使えない。やっとのことで、コインを使える電話を見つけたのだが、壊れていて使えない。もう本当に泣きたくなってきた。
パリ同様、こうなったらお茶をするしかない。というわけで、BAR(イタリアでのバールは立ち飲みのコーヒー屋さんのこと)に入って、カプチーノを頼んだ。お店の人に聞いてみたら、とっても親切なお姉さんで地図を持ってきてくれた。しかし、見方がわからない。仕方なくお店の人に助けを求めたら、一緒になって探してくれて、やっと自分がどこにいるか把握できた。「なーんだ。友達の家のま裏じゃん??」。私が降りたバス停も友達の家からほんの数分の所だったのだが、なぜか全然違う方に行ってしまい、すっごく損した気分だった。バスを降りてからゆうに1時間は迷った馬鹿な私。。。。方向感覚は悪い方じゃなかったはずなのに、今回の旅行で完全に自信をなくしました。
やっと友達の家に着いて、一安心。3時頃、遅お昼を食べて、再びゴロゴロ。この日のメニューはトリュフ入りのパスタとブランデー入りのお肉?とっても美味しかった。
さてさて、今日は久しぶりの同窓会。生年月日が私と一緒のBelindaはイタリアとイギリスのハーフ。小学校2年から5年までローマ郊外のSt George Englsih Schoolに通っていた時のお友達。ずっと文通をしていて、ローマで1回、イギリスで1回最近会った。今回は2年ぶりの再会。ホテルに車で迎えにきてくれて、感動の再会!トラステベレにある友達の彼氏がやっているバーに行った。Belindaの他にGeorgiaという当時は悪ガキだった子と、Danielaという赤毛の子と、Vickyというアメリカとイタリアのハーフの子に再会。みんな全然変わってなくて、昔の面影があって面白かった。気が付くと、他に知らない人達が大勢集まっていて、私のグラスにもシャンパンかなんかがつがれていて、結構酔っ払った。昔話に花が咲き、あっという間に夜中の2時。本当はもっといたかったのだが、明日は6時起きなので、先に帰ることに。住所やE−mailを交換してお別れを。でも、きっと又会えるし、中には日本の企業に勤めている子もいて、みんなとても身近な存在に感じた。本当に楽しい一時を過ごせて大満足。これだけでも、ローマに来た価値がありました。
12月27日(日)
12月28日&29日(月&火)
言うまでもなく買い物ばかりしていた。とりあえず、両親と祖母にはお土産を買っていかないと文句を言われる。人のお土産というのは面倒なものだ。それに、私は優柔なのでなかなか買えない。結局3人分買うのに半日もかかってしまった。あれ?自分のは?まだ何も買ってなーい。あせる私。と言うのは、前回ローマに来た時殆ど何も買い物をしなくてすごく後悔して帰ったので、今回は絶対に何かいいものを買うぞーと決めていた。と言う訳で、気合を入れて買い物開始。
だが初日同様、日本人観光客の嵐。おまけにPradaから出てきた外人が「この店は日本人しかいねーな」みたいな事を話しているのを聞いてしまい、なんか一気に買う気が失せてしまった。でも、めげずにPradaで財布とバックを見る私。でも、決められない。だって日本人のおばちゃんから高校生までみーんな同じような買い物をしているかと思うと、いくらいいものでも買う気がなくなる。Pradaはやめた。次は目の前にあるGucciへ。だが、ここは店員の態度がでかい。そーいうお店は嫌い。やーめた。D&Gは本当は服が欲しかったが、結構高かったので、財布を見てみることに。全然期待してなかったら、とってもいい財布を発見!しかも、割り引いてくれるとのことで、ラッキー。店員さんも感じがよい。日本人もいない。迷わず購入!そして、Fendiではバックを買った。すっごく迷ったがここも店員さんがとっても親切だったので、本当はPradaのバックの方が気にいってはいたのだが、やっぱりお店の人が感じがいいのは気持ちがいい。ブランドものはそれくらいにして、あとは安い服屋でパーカーを買った。ということで、自分の物も買えてとりあえず満足。あっ、でも友達のお土産買ってない・・・・・・まいっか。スーパーかなんかで買おう。
スーパーと言えば、私は外国のスーパーが大好き。特にイタリアのスーパーはびっくりするくらいパスタの種類が豊富でお土産には最適だ。今回は中心からちょっとはずれにある大型スーパーに友達と行ってきた。イタリアにしては珍しいショッピングモール。とにかくでかい。パスタや生ハム、パルメジャンなどを購入。パルメジャンも日本で買うと目茶苦茶高いが(ほんの少しで700円とかする)イタリア人にとってのパルメジャンは日本人にとってのきっと「納豆」くらい庶民的なものだ。値段ももちろん安い。パスタの種類も30種類くらいあるのではないか?
28日の夜は、友達とナボーナ広場の近くのPizzeriaに行ってピザとパスタと赤ワインを頼んだ。とっても美味しかった。私のお気に入りはFunghiのピザとポルチーニのパスタ。Funghiもポルチーニもキノコの一種。たっぷり食べて飲んでから、イタリア人の友達がホームパーティーをしているということなので、ちょっと顔を出すことに。ほんの数時間顔を出して、ホテルに戻ったのは夜中の1時頃。さすがに毎晩夜更かしをしているので、疲れがジワジワたまってきた。
29日の夜は荷造りをしないと行けないので、早くにホテルに戻り、帰り支度を。と言うのは、次の日のフライトが朝の7時20分という鬼のような早さ。しかも、空港までの電車は早朝はないので、タクシーで行かないといけない。よって、ホテルを朝の5時頃出発しなくてはならない。寝坊したらどうしよう?それだけが気がかりだ。目覚まし時計はないし、モーニングコールを頼みはしたけど、なんかいい加減そうな印象があるので、起こしてもらえなかったらアウトだ。夜の10時頃BelindaとGeorgiaがお別れを言いにホテルまで来てくれて涙(?)の別れ。Belindaはグラスゴーに住んでいるので、次はグラスゴーで会おうと約束してお別れしました。
12月30日(水)
案の定ホテルのモーニングコールは当てにならなかった。4時半に起こしてくれと言ったのに鳴ったのは5時。出発は5時15分だっていったのにー。でも、緊張していたせいか自分で起きれたので遅れることなく時間どおりにタクシーに乗れた。あーよかった。空港までは朝だと40分くらい。タクシーのおじさんはものすごいスピードで高速を飛ばしてちょっと怖かった。160キロは軽くでていただろう。いや、200キロくらい出てたかも。でも、眠かったのであまり気にならなかったが。
あっという間に空港に着いて無事チェックイン。Air Franceにてもう一度あの魔のシャルルドゴールに戻らねばならない。機内食はオムレツだった。ローマの余韻に浸っている暇などなくあっという間に魔のシャルルドゴールへ。乗り継ぎだから余裕さ!でも、待ち時間が4時間もある。その前に一つやり忘れている事がある。免税の手続きだ。これが結構ややこしくて、訳わからない。とりあえず免税カウンターへ。聞いてみたら、チェックインしてからも出来るとのことなので、さっさとチェックインすることに。疲れたからカフェでコーヒーを飲んで一休み。出発までまだ3時間以上もある。免税手続きでもするか。ということで、免税カウンターを探すが見当たらない。おかしいな?係員に聞いてみた。「免税の手続きはチェックイン後は出来ないので、もう一度外に出なさい」と言われた。「だって、さっき中でも出来るって言われたのにー」。怒りたい気分だった。どうして、こんなにシャルルは私に意地悪なの?
時間もあることだし、仕方なくまた外に出ることに。広い空港なので、一度チェックインすると外に出るのも大変。もちろん、迷った。空港のお兄さん(かっこよかったし、優しかった)に事情を話して案内してもらってようやく外に出れた。はい、また1からやり直しって感じ。免税カウンターは長蛇の列。やっと自分の番が来て、もうヘトヘト。ようやく手続きが済んで、さて再びチェックイン。なんかばかみたい。2回もチェックインしたマヌケな私。これで、時間は1時間半くらい軽くつぶれたけど。喉が乾いたので再びお茶を。朝の5時から起きてて、疲れはピーク。こうなったら早くおうちに帰りたい。ようやく飛行機に乗れたのはお昼の2時。でも、ラッキーなことに窓際の席を3つ一人占めできた。飛行機はガラガラだったので、とっても快適だった。でも、殆ど寝れなかったけど。
ということで、無事日本に帰って来て、お疲れ様でした。シャルルドゴールではじまり、シャルルドゴールで終る。もうあんな空港二度と行きたくないわって思う半面、迷ったのもなんか楽しかったかも。旅はやっぱり楽しい。一人旅は退屈な時は退屈だけど、気楽と言えばとっても気楽。買い物や観光も楽しいけど、友達に会えたのが何より嬉しかった。今年はイギリスとオーストラリアに行く予定。このペースで行けば、おばあちゃんになるまで何ヶ国行けるだろう?若いうちに出来るだけ旅をしたい。あんまり無茶な旅は出来ないけど、いつか絶対シベリア鉄道の旅と、アメリカ横断車で1ヶ月をしたいと思うのです。誰か実現した人いたらメールください。