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日本全国鉄道のりつぶし 7/33 

茨城県南部鉄道のりつぶし

2005年11月23日

 2005年8月に開業したつくばエキスプレスに乗って、茨城県南部鉄道乗りつぶしのはじまり。

首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス線 秋葉原→つくば

つくばエクスプレス秋葉原駅

 つくばエクスプレスの正式名称は「首都圏新都市鉄道」。オタクタウンと化した秋葉原の地下から、未来都市、茨城県つくば市までの58.3キロを43分で結ぶ。

 秋葉原駅界隈も久しぶりに来た見れば、えらい変わりよう。特にかつての神田市場であった東口は、巨大量販店ができており、まったく別の駅のようになっていた。

58.3キロを1150円。1キロあたり19.73円。 

 最新の鉄道ということで、値段も高め。43分という所要時間から計算すると、時速81.3キロで運転していることになり、時間対効果は優れているのだが。

ちなみに・・・

JR常磐線 上野−荒川沖 59.4キロ 59分 950円→1キロあたり15.99円、時速60.4キロ、速度効果率1.35 対つくば1.094

京成本線 上野−成田 61.2キロ 62分 810円→1キロあたり13.24円、時速59.2キロ、速度効果率1.37 対つくば0.920

東葉高速鉄道 西船橋−勝田台 16.2キロ 19分 610円→1キロあたり37.65円、時速51.2キロ、速度効果率1.59、対つくば3.035

高速バス 東京駅→つくば駅 69.0キロ 65分 1250円→1キロあたり18.12円、時速63.7キロ、速度効果率1.28 対つくば1.176

鉾 田線 石岡→鉾田 27.2キロ 60分 1080円→1キロあたり39.71円、時速27.2キロ、速度効果率2.99 対つくば6.019

竜ヶ崎線 佐貫→竜ヶ崎 4.5キロ 7分 190円→1キロあたり42.22円、時速38.6キロ、速度対効果2.11 対つくば4.516

速度効果率・・・つくば線との速度差→速度が遅いと、つくば線に対するハンデとなる

 対つくば=速度効果率×1キロあたり運賃×58.3キロ/1150円→ハンデを乗した1時間分の運賃とつくば線との価格比

・・・結局、京成電車が一番割安なのか。

つくば駅

 秋葉原駅から足立区内の六町駅までは地下を走り、地上に出るのは埼玉県の八潮駅から。埼玉・千葉県内はまだまだ開発途上の段階で、荒地が目立つ。そりゃそうだ。開業3ヶ月目だし。

 利根川を渡り、つくば市内に入ると、雑木林の中にまるでアニメの世界のような未来風の建物が目立ち始める。

 筑波研究学園都市。つくば万博跡地に建設された、日本の誇る科学技術研究の集積地である。

 つくば駅は、もともと存在したつくば高速バスターミナルの地下に建設され、周囲にはすでにデパートなどが軒を連ねる、市の中心部を形成していた。

 紅葉シーズンということもあり、おばちゃんハイカーが筑波山行きのバスに長蛇の列をなしていた。ちなみに筑波山はつくば駅から20キロほど離れている。

鹿島鉄道鉾田線 石 岡→鉾 田

鉾田駅

 つくば駅から路線バスで常磐線荒川沖駅に出る。そこから石岡まで移動し、鹿島鉄道に乗る。

 鹿島鉄道は、後で乗る竜ヶ崎線とともに、「鹿島参宮鉄道」として発足。その後、京成電鉄に買収され、「関東鉄道鉾田線」に。やがて独立して現在の鹿島鉄道になった。

 とはいえ、事実上は関東鉄道の職員が直接業務をこなしており、関東鉄道の社員章をした運転士や保線区員などが作業をしていた。

 かつては航空自衛隊百里飛行場への燃料輸送で経営を保っていたものの、それもパイプラインに代わり、本業である鹿島神宮への参詣路もJR鹿島線の開業で途絶えた。

 その結果、車両も古いものばかり集まり、「日本一古いディーゼルカー」を売りにするほど。

日本一古いディーゼルカー、600系。

 そんな鉄道マニアにはたまらない鉾田線。霞ヶ浦に沈む夕陽を見ながらの600系の走り(乗り?)は、一度体験してみるといいだろう。

 なお、石岡−鉾田間を往復すると2160円かかるのだが、土休日は一日乗車券が1100円。ほぼ半額って・・・

関東鉄道竜ヶ崎線 佐 貫→竜ヶ崎

竜ヶ崎駅

 夜になってしまった。最後は関東鉄道竜ヶ崎線。常磐線の佐貫と竜ヶ崎を結ぶわずか3駅、4.5キロの路線。

 関東鉄道取手駅事故の後、常総線に加え、ここ竜ヶ崎線でも車両の更新が行われ、常総線と同系の2000系ディーゼルカーが1両編成で往復していた。

 竜ヶ崎市はベッドタウンとして近年住民が増え始めているものの、多くは自家用車で佐貫駅まで行ってしまうようである。1時間2本の運行ではさすがに乗らないか。