小説で読む中国(中国史)

私が中国に関心を持つようになってまだ日が浅く、たいした知識があるわけではありません。しかし、四千年もの歴史がある中国。魅力ある題材や人物は豊富です。特に、宮城谷昌光氏の小説が大好きであり、氏の作品を中心に主に中国史を題材にした小説を紹介していきたいと思います。

天空の舟(宮城谷昌光)
中国古代の夏王朝末期に生まれ、次の商(殷)王の宰相へと上り詰めた摯(し)、後の伊尹の生涯を描いた作品。桑の木から生まれたとされる摯は、予知能力に長け天や地と心を通い合うことが出来る。その異能を商王から認められ三顧の礼を受けて、王の側近へと遇される。古代の人々の、自然への畏敬が鮮やかに記された作品。