1997年に沖縄から東京まで、約一か月の旅をした。
その時に友達になった人々。そこからつながった人々。

旅には何も求めたりしたくないが、この旅で得たものは
あまりに多すぎた。
このとき、沖縄に行っていなかったらモッチョとも
出会 えなかったはずだ。
あれから数年経った今、あの『旅人』はどうしているだろう
と考える。
宿で最もお世話になり、たくさん話をした『ドク』ちゃんは
あの頃の夢をかなえて先生になった。
しかも、波照間小学校の先生になった。
そして現在は那覇の高校の教師。
すごいことだ。夢が本当になった。
相当な努力と運。
浜で出会って友だちになった大学生の女の子は、
その頃の夢のまま、陶芸家になった。
北海道をママチャリで旅した強者の女の子も
試行錯誤の末に本当に
自分のやりたいことを見つけた。
就職活動中だった男の子ふたりも、希望した会社に入ることが出来た。 
その時知り合ったヘルパーの女の子とキャンパーは、
遠距離恋愛の末に結婚したと聞いた。
行動力が抜群の、あの人は数年後、再びやってきた波照間島で
二枚目のやさしい旦那さんを見つけた。
もう、一児の母だ。 

みんなみんな、幸せになった

あの、200年の月に照らされていた日が昨日のことのよう。
島にくると、素直になれる。
素直になれば、きっと、やさしい変化が起こる。





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