バルセロナ
![]() バルセロナ市街を一望 中央に見えるのがサクラダ・ファミリア |
3/15(fr)〜3/16(st) 16日目、17日目 宿泊地:バルセロナ 「クラシコ」 「クラシコ」とは、世界最高峰のサッカーリーグ、リーガ・エスパニョーラにおける最高の試合。レアル・マドリッド対バルセロナの伝統の一戦である。これを見るために日本で10万円近くの金をはたいてチケットを買う人もいるそうだ・・・ 昨晩は、早めに宿に戻ってよかった。夜、信じられないほどの雨が降った。朝、その雨は上がっていた。11時に闘牛のチケットを買いに行き、無事ゲット。8.2ユーロ(約1000円)となかなか安い。悪い席でなければいいのだが。闘牛が行われるのは明後日の日曜日。場所はマドリッドのラス・ベンタス闘牛場。僕は月曜にマドリッドのバハラス空港からロンドンのガトウィック空港までのフライトをロンドンで買っていたので、日曜はどちらにしてもマドリッドにいなければならない。 |
|
オスタルに戻り荷物を持ってバハラス空空港に到着して猛ダッシュでチケットを買ったが乗りそびれた。次の便は1時間後。マドリッド〜バルセロナ間は1時間ごとに運行してます。飛行機は約1時間でバルセロナ空港に到着。しかし、空港を出て市内行きの電車に乗るともう午後4時を回っていた。空港から4つ目駅で降りるつもりが、この電車、なんと3つ目の駅で空港に引き返し始めた!?もう疲れているのにこれは痛すぎるミスだ!ほとほと疲れてようやく地下鉄リセウ駅の近くの日本人の方が経営されてるユースを目指す。この日、バルセロナでヨーロッパサミットが行われていて治安は相当悪いそうだ。デモ隊による投石が絶えないような状態のようだ。さらにそのユースは相当危険地帯にあった。でももう疲れてるからここに決めた。部屋は20人部屋くらいのドミトリー。寝てる人が一人だけいた。貴重品をロッカーに入れて、まだ空は明るいから地中海の方へと散歩に行こうっと。港へ。 |
![]() サンジョセップ市場 お姉さんきれいよ! |
![]() 同じくサンジョセップ市場 色とりどりの野菜や果実が売られてます。 |
地中海に浮かぶショッピングモールまで行って、そこのベンチでボーっとする。こういう時間が好きだ。カーニバルのようににぎやかなショッピングモール。夕日が落ちる。地中海のそよ風が気持ちいい。いい街だと思う。 宿に戻ると日本人旅行者がかなり戻っていた。みんなと話した。ここのみんなは歳が近いし、友達になりやすい人が多くて最高だ!特に話題に挙がったのは、スペインの危険な話。どうやら僕はスペインをかなりなめていたようだ。聞くと、どんなに旅慣れている人でも囲まれてボコボコにされて貴重品を奪われるなんて話は日常茶飯事のようだった。昨日泊まったアトーチャなんかも超危険だそうな。みなさんも気をつけて下さい。相当見たいものがないならマドリッドは行かない方がいいかも・・・。 ユースではみんないい人ですぐ友達になれる。みんな明日にはそれぞれの目的地に散っていくのをお互いに知っているから、その出会いも濃密で、その時間を大事にするのかもしれない。一期一会。
|
|
結局5〜6人で夜中まで話していた。そこで話題になったのは、日本から明日のサッカーの試合の話だった。 なんでも、明日は世界でも最高と謳われるサッカーの試合がここバルセロナで行われるそうだ。僕とユースの友達オキトくんはその試合を観に行こうって話で盛り上がった。興奮するわ〜。このチャンスを逃せば一生で一度しか見れないかもしれない。たまたま、明日バルセロナにいる。これは運命だ。オキトくんは明日イタリアに発つ予定だったらしいが、それを延ばしても見にいこうって話になった。明日が楽しみだ。明日、夕方の5時にユースに戻ってくることを約束した。気付けば夜も更けていた。 僕達は笑いの絶えない話を切り上げ、それぞれのベットにもぐっていった。 |
![]() 唐辛子やらにんにく屋さん。 近所のおじさんらしき人と談笑です |
![]() 豚ややぎなどの頭も売られています ひ〜 |
3/16(st) 17日目 宿泊地:バルセロナ 夕方5時の約束まで市内観光に行こうと思う。ここではみんな遅めに起きる。日が長いスペインでは全体的に2時間ほどずれている。例えば、昼食が2時で、夕食は8時。9時に朝食を取る。もうここのユースのみんな友達だ。こういう出会いが僕にはどうにもたまらない。いろんな情報を聞きつつ出発。今夜のクラシコに備えて日本円をユーロに換金する。その後、泊まっているリセウ駅のすぐ近くのサン・ジュセップ市場へ。果物や肉、香辛料の専門店が所狭しと並んでいる。その色の鮮やかさと言ったらシャッターを切らずにはいられない。 市場を後にし、ランブラス通りをフラフラ歩いていると、向こうから同じユースの人が歩いてやってくる。「おはよう!」とその人に言って、・・・ビックリした!その人と一緒に歩いていた女の子はなんとパリの最終日に、オーストリッツ駅で「バルセロナで会えたらいいね」と言って別れた子だったのだ。思わず抱擁とまではいかなかったけど、予想外の再開に二人ではしゃいだ。まさかねぇ〜ほんとに会うとは・・・。 |
| ランブラス通りを北に歩いていくのです。バルセロナにはガウディの建築物がたくさんあるので、とりあえず今日はそれを中心に街をぶらつこうと思う。ランブラス通りを歩いていくと、カタルーニャ広場に出る。そこからさらにグラシア通りを歩いていきます。すると左手にカサ・バトリョ見えてくる。ガウディ建築の代表作です。けどなんか余計なものがたくさんついていておもちゃの家のようだなぁ〜。さらにグラシア通りを行くと、今度は右手にカサ・ミラが見えてきます。
その時、女性のすごい悲鳴声が聞こえた。「なんじゃろ?」て思ってたら、外人の女性が男に追っかけられていた。女性がこんな声が出せるのかというくらいの叫び声だった。原因はわからないのだけど、サミットの関係で警察がたくさんいたので警察が駆けつけてなんとかなったようです。おっかねぇ〜(^。^;)? |
![]() 公園では年配の方がなにやらボウリングのような スポーツをしています。まるでゲートボール |
![]() ガウディ建築のカサ・バトリョ |
カサ・バトリョの次に向かうは、ガウディの代表作と言えるでしょう、サグラダ・ファミリアです。スペインで一番見たいと思っていたサグラダ・ファミリアはさすがにすごい!コーヒーかなんかのCMに出てたよね?そのままでしたわ。これまでのカサ・バトリョやカサ・ミラとは違った。迫力があった。完成は200年後という建築途中のサグラダ・ファミリアだが正直新しく作っている部分は蛇足だと思う。しかも工事している人もいないし。やる気あるのかなぁ・・・。
|
|
僕は財布も滅多に出さないようにしてました。財布はジャケットの胸ポケットに入れて、一日に使うくらいの金を裸銭でズボンのポケットに入れておきます。こうしておくとスリに自分の財布のありかはばれなくてすむし、恐喝なんかされても裸銭を見せて「これしか持ってない」といえば被害は少なくてすみます。みなさんもそれぞれセキュリティーには十二分に気を付けましょう。
|
![]() ガウディ作 カサ・ミラ |
![]() サクラダ・ファミリア前の公園 「オ〜ラ!!」 |
ロープウェーには卒業旅行の女の子2人組がいた。「地○の歩き方」を堂々と持っていたのでビックリした!「それ持ち歩いてちゃだめだよ〜」て教えてあげる。ユースなんかでは常識だけど、「地○の歩き方」って青いじゃないですか。そんな本、世界探しても日本の「地○の歩き方」くらい。だからそれを持っているってことは、「自分は日本人ですよ〜っ」て旗振って歩いているようなものです。イコール「金持ってますよ〜っ」てこと。僕はバルセロナのとこだけ破って持ち歩いてました。
地中海の海水を触ってから、急いでユースへもどる。ユースに帰ると中田さんもオキトくんも戻っていた。シャワーを浴びて出陣。どうやらユースのみんなもそれぞれ行くようだ。それぞれに作戦を立て合っている。
|
| カタルーニャ広場で中田さんの知り合いと合流し、6人くらいで行くことに。みなさん海外サッカーのベテランばかりだ。みんな話してる内容がマニアックすぎる・・・。ひとりはもうすでにバルセロナのユニフォームを着ていて、地元の人にからかわれている。ベテラン達の話によると、今日のダフ屋の相場は250ユーロ(27000円くらい)だそうだ。それくらい仕方ないかなと覚悟は決めておく。 クラシコの行われるスタジアムはバルサ(バルセロナの通称)のホームスタジアム、カンプ・ノウ。スタジアム前に到着するとすでにダフ屋がたくさんいた。 |
![]() ガウディの最高傑作 サクラダ・ファミリア なんでも完成は200年後とか? |
![]() 笛吹くおじさん |
ダフ屋との交渉、かけひきはとてもエキサイティングだ!ベテラン勢はもう相場を聞いて、待ちに入っている。僕は結構オキトくんに任せていたが、僕らもいろんなダフ屋から相場を聞き出した。相場は1人200(ユーロ)。僕らは、スペイン語の、ウノ、ドス、トレス(1,2,3)と筆談を用いて、席の良し悪しを聞いた。どうやら今回のクラシコには、レアルのフィーゴが出場しないことや、バルサの調子がよくないことからチケットが余ってるようだ。ダフ屋の方が焦っているのがよくわかる。 結局僕とオキトくんは開始30分前にソシオ(バルサのサポーター会員)のナッチュという学生から、1人90ユーロで売ってもらった。といっても僕はてんぱっていて、オキトくんに任せきりだったのだが・・・。ダフ屋との駆け引きは本当に新鮮な経験だった。 |
| ナッチュと三人でカンプ・ノウへ。そいつも急いでいたのでノリノリで足取りが軽い。ナッチュはコテコテのバルサファン。地元のバルサファンは日本でいう阪神ファンのようなものなのかもしれない。球場に入るとそこには夢のような光景が広がっている!!約10万人収容するカンプ・ノウ。興奮を抑えることができないサポーターたちが騒いでいる。本当に自分がクラシコを見ていることが信じられない。 |
![]() 地中海。右の塔みたいなのがロープウェイの鉄柱です |
![]() バルセロナファン一色に 染まったカンプ・ノウスタジアム |
すでにバルサは練習していた。クライファート、リバウド、サビオラ。そしてレアルが練習のために球場へ。紅く染まった夜空が割れんばかりの大ブーイング!こりゃ、レアルやり辛いだろうなぁ・・。ジダンがロベカロとパスを回している。すげぇ〜。ジダンはげてるなぁ〜。9時半、いよいよ試合が始まる。観客がコートに入って試合が中断するアクシデントがあったが、試合は終始レアルが押しつづけて、前半、ジダンがゴール。後半、バルサのシャビがシュート。キーパーが弾いて、ゴール。すごい歓声だ!ナッチュも興奮してうちらと抱きあって喜ぶ。ナッチュは一見パッとしない男だったが、相当熱い男だった。ほんとにいい奴だけど(^^)。 |
| 自分がバルササポーターに溶け込んでる、一体感がたまらない!試合は結局1対1で終了。興奮冷めぬうちにユースへと撤収。オキトくんは明日早朝にでるそうなので寝てしまった。みんなも寝てしまった。最後まで残っていたのは僕と、卒業旅行で来ていた女の子だった。結構、くさい話をした。やはり卒業旅行の人はいろいろ複雑な気持ちであるらしい。彼女は明日日本へ帰る。それは現実の世界に戻ることを意味している。色々語ってたら3時になっていたので握手して別れ、それぞれの部屋へ戻っていった。明日僕もマドリッドに戻る。もうここの人達と一生会うこともないのかと考えると少しセンチメンタルになる僕がいた・・・。 | ![]() ナッチュとオキトくんと記念撮影! |