No2
●伊豆下田の「唐人おきち」の墓(静岡県)
 伊豆下田駅近くの「宝福寺」

「おきちの墓の由来」
 ペリーが日米修交条約を神奈川県(横須賀)で締結後、ハリスが通商条約締結
のため、浦賀に来たが、幕府はこれをこばみ、下田へ上陸させ、玉泉寺を改修さ
せ領事館とした、通訳ヒュースケンはお福を侍妾とするため姉芸者であったおき
ちをハリスの侍妾として同時に米側の真意を知る手段として奉公、日本側が有利
になるよう努力。そのため、恋人鶴松にも裏切られ、ラシャメン(洋妾)として
町の指弾を受けた。これは人種的偏見ばかりでなく、支度金25両、年俸120
両をおきちが
受けたことに対する嫉妬と、外人との間に私生児をうむことを怖れ外人に近づか
せないために自然に当時の町の親達がとったいきちへの制裁と考えられる。
 明治24年3月27日、世をはかなみ、豪雨の夜、下田川の上流に投身、さわ
ると指が腐るとて、どこでもひきとりを拒んだので、宝福寺住職竹岡大乗師は快
くこれを受け、如来の腕にいだかれたきょうだいとて、人夫2名を雇い、これを
もとの墓に葬った。以下略
(デジカメの撮影文字不鮮明でしたので誤字がありましたらお許しください。)
 入り口にある案内(宝福寺住職記)より
No3
●ぬいぐるみの美術館「伊豆テディベア・ミュージアム」(静岡県)

 たくさんのテディベアが所狭しと飾られ、テディベアファン羨望の美術館で
す。テディガールをはじめ約1,000体のテディベアが色々に着飾り迎えて
くれます。
また、敷地内に売店があり、たくさんのテディベアを販売しています。
 普通のぬいぐるみと違って製造数限定品ですから、
希少価値があって値が張るのも蒐集家の興味を引く由縁かもしれません。
静岡県伊東市八幡野1064ー2 рO557−54−5001 

◇「テディベアの名前の由来」
”テディベア”の名は、第26代米国大統領セオドア・ルーズベルトの
ニックネーム”テディ”から取られたものです。熊狩りに出かけた大統領が、
同行の漁師が捕らえてきた小熊を逃がしてやったという逸話に由来します。
その翌年(1903年)、ぬいぐるみになった小熊は”テディのクマ”と
呼ばれ、大ヒットしたのです。

◇「テディガール」(美術館を留守にすること有)
1994年12月、ロンドン・クリスティーズのオークションで世界中の注目の
的となった「テディガール」。持ち主であった故ボブ・ヘンダーソン英国陸軍
大佐は有名なベア・コレクターで、また、心の支えを求める人々にテディベア
を贈る社会活動(グッドベア・オブ・ザ・ワールド)に力を注いだことでも
知られています。大佐は、現役時代、ノルマンディ上陸作戦にも彼女を同行させ
たと言われています。以下略(美術館のパンフより)
No5
●ろう人形美術館(静岡県)

伊豆高原には美術館等たくさんありますが、その中でも人気のスポット。
たくさんの蝋人形は、身近な人のものだけにそこかしこで感心する声が聞こえま
す。目は医療用の義眼を使っているそうなので、余計リアルです。

○蝋人形芸術とは、歴史上の人物や有名人の在りし日の姿をリアルに再現するも
のです。当館に収蔵されている蝋人形は全て世界でも著名な芸術家によって制作
されたもので、正確なデータに基づき等身大で色や艶などの質感を再現し更に髪
の毛・髭などは人毛を使用しています。(美術館パンフより)

場所:静岡県伊豆高原大室山麓
TEL:0557−54−5555
FAX:0557−54−5353
No7
●大谷資料館(栃木県)

 栃木県宇都宮市大谷町909
 TEL:028−652−1232
 休館日:年末年始(12/25頃〜1/1)

 大谷石の地下採掘場の坑内が見学できます。東京ドーム1つがすっぽり
入ってしまうようなとても巨大な地下空間は一見の価値有りです。
明治村にある旧帝国ホテルに使用されたことで全国的に有名になりました。
JR宇都宮駅から西へ約8Kmのところにありますが、これぞ本当の穴場で
観光シーズンでも観光客はまばらだそうです。したがいまして、タクシーで
行っても待っていてもらわないと、帰りが拾えません。できれば自分の車
で行った方が良いでしょう。また、近くの大谷寺も大谷石に刻んだ千手観音
などの磨崖仏が見事ですので、これまた一見の価値有りです。

大谷石が本格的に採掘されるようになったのは、明治時代はじめの頃からで、
そのころは大谷石を採掘販売する商店や、石工たちの職人長屋が軒を並べ、
町のあちこちからは、石切り唄や、人車(トロッコ)をおし人がふくラッパの音
が聞こえ、大変なにぎわいをみせました。
 大谷石の分布を調べてみると、東西は8Km、南北は37Kmにわたり、地下
200mから300mの深さまであります。埋蔵量は10億tと推定されていま
す。
これを一般の石材(石塀に使用する大きさ)にすると約100億本分に相当しま
す。
 なお、現在地下の採掘場は約50カ所ほどあり、一年間の生産量は70万tに
達します。
手堀時代には、地下深い採掘場から大人の人が、1本1本石を背負って運び出し
ました。
 石塀に使用される石(五十石)1本の重さが70Kg程あり、重い石では
140Kgの石まで1人で1本かつぎ出したといいます。(資料館のパンフより)
No8
●「玄宮園」 (滋賀県)

 滋賀県の彦根城のすぐ北にあります。
 中国湖南省の瀟湘八景に模して4代藩主井伊直興が延宝5年(1677)に欅
御殿の一部として着手したもので、唐の玄宗皇帝の離宮の名をとって玄宮園と
いった。(園内看板より)
鳳翔台というところがあるのですが、そこに座って眺める景色もすばらしいです。
お薄(抹茶)を500円でいただけます。
後ろには彦根城が木立の上に見えて「お殿様の席」と言うのだそうです。
虫の季節には、道灯籠を置いて優雅な催しもあるとか。
 庭園を眺めながら、殿様気分で優雅な時間を過ごすのもいいですよ。
 同じお薄でもお寺、やどなどとひと味違った、お茶を楽しめます。
 庭をゆっくりと一周して出口へ向かいますが、みなさんゆっくりですね。
 付近の景色をホームページに載せましたので、よろしかったらどうぞ見てくだ
さい。説明ももう少し詳しく載せました。
彦根城だけ見てここを見ないで帰ってしまっては絶対いけません。
また、欅御殿もすぐちかくですから見てください。
その横に地震の際逃げ込むための地震の間という建物があって、
耐震構造になっているそうです。そんなところも見逃せないところですよね。
No9
● 京都 醍醐寺(京都府)

 醍醐寺には、国宝・重文に指定されている百数十件の文化財の他、未指定
の絵画・文書・什器類など十数万点に及ぶ宝物があり、これらの宝物を完全
に保存するために昭和10年、霊宝館が建設されました。春は4月1日より5月
下旬まで、秋は10月1日より11月下旬まで公開されます。
 ここでの見どころは、何と言っても三宝院です。
 回遊式でありながら建物から眺めるようにできているため幅が狭いのが
特徴です。従って、廊下にしばし座って庭を眺めるのが良いですね。
 しかし、紅葉の時期、特に桜の時期ですが、非常に込むのでこんな悠長な
ことはしていられません。太閤秀吉の「醍醐の花見」で有名で3重4重に重なりな
がらの見学でせっかくの国宝の部屋もよく見えない状況です。
 込み合う季節を外して行っても決して損のない庭です。
撮影禁止のためホームページに入場券にある三宝院の庭の写真を掲載
しましたので、よろしかったら参考にしてください。
NO10
●河口湖ミューズ館(与 勇輝館)(山梨県)

与 勇輝の人形作品の展示館です。
私の感想で恐縮ですが、紹介します。
人形が非常にリアルなため、好きな人と、怖いと言う人がいます。
子供の感情が、表情だけでなく全身から伝わってくるような感じがします。
極端に言えば、指、足の形までが意思を持っているように無意味なところが
ないんです。
また、子供の人形だからといって人に媚びを売るとか、無邪気さ、かわいらしさを
追求するのではなく、懸命に生きていることが伝わってくる様な人形なのです。
だから満面の笑顔の人形がありません。
でもそこが”けなげ”で良いんですよ。しかも自分の力で立っている。
そこが余計意志の力を感じる由縁かもしれませんね。
想像力をたくましくしながら一つ一つゆっくりと何か感じながら見学する。
そんな人形たちばかりです。
場所は、山梨県の河口湖大橋を富士山側に渡りきって、料金所を過ぎた
最初の信号を右折、右側に八木崎公園がありますが、その中にあります。
南都留郡河口湖町木立923八木崎公園 電話0555−72−5258
です。
No13
●大悲山峰定寺(京都府)

 実はここは観光スポットで書こうか迷ったのです。というのが近くまで行きなが
ら、訪ねていないのです。それなのになぜ紹介しようと思ったかと言いますと、
先日たまたま読んだ「朝日新聞社刊:司馬遼太郎(街道をゆく4)」に載っており
行かなかったことを大変後悔したからなのです。
 以下その文章を紹介します。
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 だから老父の遺志を継ぐのだという。
「遺志とは?」
 おどろいて質問すると、
 「山守りどすがな」
 と、答えた。それだけに徹するのだという。観光客も誘致せず、たとえ来ても
5時以降は山に入れず、いかがわしい連中とみれば入山をことわってしまう。
変なお寺商売もやりたくないというのである。平素は山樵で、お経を売ってめし
を食うこともしない、という。
 岩壁にかかっている本堂にたどりついた。
 前面にさまざまの形の峰がかさなりあって、遠景と近景のぐあいと言い、稜線
による空の斫られようと言い、須田さんがしばらく観賞していたが、やがて
「一流の風景です」といった。
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 現実もこのようなイメージでした。ほとんど観光ガイドに掲載されていない名所
なのではないかと思います。
そしてこの本の前段に出てくるやどが、私の泊まった、美山荘だろうと思います。
ホームページの「私の宿紹介」で感想を書いてありますので、よろしかったら
見てください。
 京都左京区と言っても鞍馬のずっと上で車で延々と山奥に入ったところに
ありました。5時過ぎてしまったため、行けなかったのが残念!
 峰定寺は古来山伏の行場だそうです。
NO14・19
●河口湖UKAIオルゴールの森美術館(山梨県)

山梨県南都留郡河口湖町河口3077−20 рO555−20−4111
9月10日にオープンしたばかりのホヤホヤです。
河口湖大橋から甲府方面にいく途中の左側に河口湖美術館があり
そちらに曲がってさらに先(西湖方面)に行くと左側にあります。

★あの伝説の豪華客船タイタニック号のサロン用に特別製作されましたが、
 完成が遅れ、奇跡的に難を逃れた歴史的オーケストリオン。
 (幅2.3m×高さ3.35m×奥行き1.2m)
★世界最大級の自動ダンスオルガン。フォルニエ氏のコレクションとして保存
 されていた最高傑作で、自動人形43体がミュージックブックによって奏でら
 れる音楽に合わせて楽器を演奏します。
 (幅13m×高さ5m×奥行き20m)

この2台がメインでオルゴールは全部で100台くらいあるそうです。
それにプラハ市の交響楽団との特別提携で、主力メンバーによる演奏が
常時観賞できるという、ひと味違うオルゴール美術館です。

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展示が主のオルゴール館と違い、歴史的な価値のある
すばらしいオルゴールの数々を惜しみなく演奏してくれるのです。
モルティエ社製・自動ダンスオルガンが幅13m高さ5m奥行き20m
の意味分かりました。
部屋全体がオルゴール?オルガン?なのです。
左右の壁に飾った人形まで動き出し、まるでオルゴール(オルガン?)の中に
いるような気分です。
そして、外の建物の屋根にある1時間ごとの時報のからくり時計が
おもしろい!
屋根から指揮者が出てきて、噴水が様々に踊るのです。
その他からくり人形、などいっぱいですが、建物群が趣向に富んでおり
景色を眺めながら庭でゆっくりしても充分楽しめます。
No15
●鎌原観音堂(群馬県)

 浅間山の鬼押ハイウェイで鬼押し出しから嬬恋(つまり軽井沢より入った場合
の鬼押し出しを過ぎて北)に向かって右側です。
 浅間山が噴火した当時、すさまじい熱泥流が村を一気に飲み込み高台に
あったこの鎌原観音堂に駆け上がった人たちが助かったという所で、義母を
背負ったお嫁さんがあと数段上がれば助かったのに熱泥流に飲み込まれて
しまいました。
 この階段が見られます。またあとでこの方たちの骨が発見されているそうで、
すぐ近くの資料館で、当時の様子、その後どのようにして村を復興したか
説明しています。
 当時の浅間山の噴火の音が関西の方まで聞こえたとか
 150段の階段のうち15段を残してあっという間に埋まってしまった
のですからすごい規模ですよね。
浅間山の火口近くにセットしてあるカメラの映像が刻々と映し出されています。
 ガイドブックにもあまり載っていないので、浅間山、鬼押し出しを見て帰って
しまう人が多いのですが、この鎌原観音堂と資料館を見て初めて浅間山を
知ったと言えるのではないでしょうか。