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歴史探検隊の活動に関係する展示・イベントの紹介


○シルクロード関連の展示・イベントの紹介

期間

タイトル

場所

連絡先

料金

8月2日(土)〜
  9月28日(日)

  9時〜17時
   (金曜日は19時まで)

トルコ三大文明展
   ヒッタイト帝国 ビザンツ帝国 オスマン帝国

東京都美術館

休館日:毎週月曜日
     9月16日
     (9月15日は月曜
       だけれども開館)
  

一 般:1300円
大学生:1100円
高校生:600円
65歳以上700円

8月5日(火)〜
 10月5日(日)
 9時30分〜17時

アレクサンドロス大王と東西文明の交流展
 ギリシャから日本へ

東京国立博物館

休館日:9/1, 9/8,9/16,9/22,9/29 

一般:1300円
高校・大学生:
    900円
小学・中学生:
    400円

8月12日(火)〜
 8月24日(日)
 10時〜19時30分

平山郁夫からの緊急アピール 流出文化財を守れ
                アフガニスタンそしてイラク展  
日本橋三越本店7階
    ギャラリー 
一般・大学生:
    800円
高校・中学生:
    600円
4月17日,18日
 
  9時入場

第2回日本旅行医学会大会
招待講演1:「フランス健康増進の旅」
  フランス旅行医学会会長 ミッシェル・レイ
招待講演2:「世界最高のエアーアンビュランス救急医学」
  スイスのレガ(航空救助隊)主席医師 オリビエ・セイラー

特別講演:「グレートジャーニー“出会いと発見の旅”医師・
  探検家 関野吉晴 特別レポート 中国からの医療帰還

第2回日本旅行医学会大会(第2日目)
 シンポジウム  「病気を抱えた人の旅行医学」
 シンポジウム 「若い人の旅行医学」
 シンポジウム 「命を守る旅行医学」

後援:外務省、国土交通省、国際観光振興会、ロングステイ財団
協賛:日本旅行業協会

主催:日本旅行医学会

  

会場:府中の森芸術劇場
   (京王線東府中下車)
日本旅行医学会事務局   電話 03-5411-2144

前売り:   2500円

当日:    3,000円

(1枚で両日共に有効)

2月22日(土)
  〜4月20日(日)
シルクロードの響き

 音楽場面が描かれた美術品や正倉院の復元楽器、シルクロードの民族楽器を展示し、シルクロードが東西世界の音楽の交流の場でもあったことを紹介。楽器の音を聴いたり触れたり出来る。
  
ペルシャ・敦煌・正倉院
 古代オリエント博物館

 東京都豊島区池袋3-1-4 
  入場料 900円 
常時開催


サズ教室
トルコのイスタンブールとブルサでトルコの伝統的な楽器であるザズの演奏法を学んだ大平清さんの教室。 大平さんは、サズの他にも中央アジアの民族楽器であるドタールの演奏活動も行っている。
http://turkeycenter.co.jp  
 ○ライブ情報        
2月21日(金)   
20時開演
トルコのサズ二重奏
 出演:大平清、石田みか
ちめんかのや
 東京都中野区江古田4-11-2
    03-3386-3910
  
  2500円1ドリンク付
2月22日(土)   
19時30分開演
シルクロード伝統の響き
 出演:大平清
奇聞屋
 西荻窪駅南口
   03-3332-7724
   http://www.kibunya.jp/
 
  2500円
1ドリンク付
3月7日(金)   
19時30分開演
シルクロード音楽の旅
 出演:大平清、ウメル・メメット(新彊音楽学院教授・東京藝術大学大学院博士課程学生、ウイグル民族の伝統的な楽器ワラップの有名な演奏者)
  
Welcome back(ウェルカム・バック)
  大塚駅南口
   03-5957-5141
 
  2000円

9月14日〜12月15日

イスラムのガラス

中近東文化センター
  (東京都三鷹市大沢3−10−31 

電話
0422−32−7111
  

500円

12月7日14時より講演「イスラムのガラスと歴史」(講師:真道洋子さん(中近東文化センター研究員))ー予約制

10月12日〜12月8日 
  9時から17時まで

弦の道 世界に広がるリュートの仲間

埼玉県狭山市立博物館
  (狭山市稲荷山1−23−1
   

電話
 042−955−3804

150円


○シルクロード関連のテレビ番組    

2月2日(日)〜
  2月13日(木)

   12夜連続

NHK特集 「シルクロード 絲綢之路」

2月 2日(日) 後11:15〜深0:25 第1集 はるかなり長安
2月 3日(月) 後11:00〜11:55  第2集 黄河を越えて〜河西回廊100キロ〜
2月 4日(火) 後11:00〜11:55  第3集 敦煌
2月 5日(水) 後11:00〜11:55  第4集 幻の黒水城
2月 6日(木) 後11:00〜11:55  第5集 楼蘭王国を掘る
2月 7日(金) 後11:00〜11:55  第6集 流砂の道〜西域南道2000キロ〜
2月 8日(土) 後11:00〜深0:20 第7集 砂漠の民
2月 9日(日) 後11:10〜深0:20 第8集 熱砂のオアシス〜トルファン〜
2月10日(月) 後11:00〜11:55  第9集 天山を貫く
2月11日(火) 後11:00〜11:55  第10集 天山南路 音楽の旅
2月12日(水) 後11:00〜11:55  第11集 天馬のふるさと〜天山北路〜
2月13日(木) 後11:00〜11:55  第12集 民族の十字路

NHK総合


○シルクロード関連の映画    

公開中

 

 

 2月中旬まで

「1票のラブレター」 イラン映画

ペルシャワンに浮かぶ小さな島に、パラシュートで選挙の投票箱、それにボーとで選挙管理委員の若い女性がやってきた。イラン社会と民主主義制度をユーモアを交えて風刺。「民主主義も社会の多様性を受け入れなければならない」とは、1966年生まれの監督、ババク・バヤミ氏。イランで生まれカナダで 映画を学んだ。「女性はGパンが一般的になっているとイラン観光局では教えてくれた。イスラム社会が変化しているのを、今回の遠征で見て、短いけれども暮らしを体験して実感したい」と長澤は感じている。
  

新宿武蔵野館 (新宿駅東口)
  電話:03−3354−5670
  一般:1800円
  上映時間:
    午前10時10分
    午後0時20分
    午後2時30分
    午後4時40分
    午後6時50分
  


○シルクロード関連書籍の紹介

 【『西安』の旅を楽しくする30冊】   1997.6.29 作成:歴史探検隊

  【ぜひ読んでほしい】

 

『秦漢帝国へのアプローチ』 鶴間和幸著 山川出版社世界史リブレット 750円
『始皇帝陵を掘る』 樋口隆康著 学生社 2200円
『兵馬俑と始皇帝』 今泉恂之介著 新潮選書 1100円
『秦始皇帝陵の謎』 岳南著 朱建栄監訳 講談社現代新書  650円
『始皇帝(NHKスペシャル)』 NHK取材班 NHK出版 2000円
『中国の歴史散歩 第2巻』 山口修他編 山川出版 1500円
  

  【これを読んだらもっと楽しめる】

『秦の始皇帝』 籾山明著 白帝社 1600円
『中国歴史紀行 第一巻先秦・秦・漢』 陳蕣臣監修 学習研究社 2300円
『中国兵馬俑への旅』 滝口鉄雄著 北海道新聞社 2200円
『秦の始皇帝』 陳蕣臣著 尚文社ジャパン 1600円
『秦始皇帝』 A・コッロレル著 日比野丈夫訳 河出書房新社 2270円
『秦漢帝国』 西嶋定生著 講談社学術文庫 1205円
『始皇帝』 安能務著 文芸春秋 1900円
『安倍仲麿』 正延哲士著 三一書房 2200円
『万葉集の誕生と大陸文化 シルクロードから大和へ』 山口博著 角川選書 1400円
『長安』 京都文化博物館編 角川選書 1700円
『長安の夢』 陳蕣臣著 講談社文庫  460円
『長安の春』 石田幹之助著 講談社学術文庫  680円
『NHK本シルクロード第1巻』 陳蕣臣・NHK取材班 NHK出版 700 円
『中国 歴史の旅 上下』 陳蕣臣著 毎日新聞社 各 780円
『大唐帝国』 宮崎市定著 中公文庫  820円
『ローマと長安』 若山滋著 講談社現代新書  600円
『唐両京城坊攷』 徐松撰 東洋文庫(平凡社) 2800円
『シルクロード建築考』 岡野忠幸著 東京美術選書 1200円
『李白詩集』 松浦友久編訳 岩波文庫  720円
『抖甫詩集』 黒川洋一編 岩波文庫   720円
『古代中国人の不死幻想』 吉川忠夫著 東方書店 1500円
『徐福集団渡来と古代日本』 いき一郎著 三一書房 2600円
『徐福ロマン』 羽田武栄著 亜紀書房 1900円
『中国看看古都訪問術』 木下博民著 第三書館 3000円
『中国の城郭都市』 おたぎ元著 中公新書  640円
『シルクロード』 長澤和俊著 講談社学術文庫 1100円
  

 【『敦煌』の旅を楽しくする20冊】  作成:歴史探検隊代表長澤法隆

 

・『敦煌』 井上靖著 新潮文庫  400円
・『敦煌』 長澤和俊著 徳間文庫  480円
・『敦煌』 長澤和俊著 第三文明社  600円
・『敦煌 NHK シルクロード第2巻』 井上靖・NHK取材班編 日本出版放送協会 700円
・『敦煌物語』 松岡譲著 講談社学術文庫  800円
・『敦煌ものがたり』 中野美代子著 中公文庫  680円
・『敦煌の旅』 陳舜臣著 講談社文庫  460円
・『敦煌の石窟芸術』 土居淑子訳 中公新書  430円
・『敦煌石窟 美とこころ』 田川純三著 NHKブックス  900円
・『敦煌撮影記』 大塚清吾著 岩波書店 2500円
・『敦煌三大石窟』 東山健吾著 講談社選書メチエ 1700円
・『敦煌學五十年』 神田喜一郎著 筑摩叢書  750円
・『敦煌の絵物語』 金岡照光著 東方書店  980円
・『シルクロード』 長澤和俊著 講談社学術文庫 1100円
・『シルクロード今と昔 上』 車慕奇著 徳間文庫  460円
・『中国の歴史散歩 2』 山口修他著 山川出版社 1500円
・『隋唐帝国』 栗原益男・布目潮汎著 講談社学術文庫 1170円
・『玄奘三蔵』 長澤和俊訳 光風社出版 1500円
・『西域文書からみた中国史』 關尾史郎著 世界史ブックレット(山川出版社) 729円
・『中国歴史の旅 上』 陳舜臣著 μブックス(毎日新聞社) 780円
  

 【シルクロードの旅がもっと楽しくなる本】  作成:歴史探検隊代表長澤法隆

 

趣味や特技・好奇心を生かしてシルクロードを楽しもう シルクロードは、シルクはもちろん、仏教の伝播、ガラスや陶器、果物や野菜もシルクロードの旅人と一緒に行き交っています。今年の遠征に参加したメンバーに、バイオリンを手作りしている元校長先生がいました。そのメンバーと一緒に、ブハラ、アシガバード、サマルカンドで伝統的な楽器を売っているお店へ行きました。お店と話す中で、シルクロードの楽器は、桑の木を利用しているケースが多い事がわかりました。皮は、なまず、牛の心臓、蛇など意外な答えが返ってきました。音楽に関心のある人は、シルクロードを旅しながら、音楽の他に楽器の素材、楽器づくりの道具を通してシルクロードをライフワークとして楽しむこともできます。 また、帰国後に中国の成都へ行く機会がありました。成都のガイドは、長安からヨーロッパに運ばれたシルクを産したのは、四川省だといいました。では、四川省に樹齢1,000年くらいの古木があるか、とたずねました。南部にあるけれど、受刑者が労働しているところなので、外国人を連れて行く事はできない、とのことです。シルクロードにある桑の木の古木を記録する、これもライフワークとなります。 自分の好奇心や興味から、シルクロードに取り組みたいという人、以下の書籍をヒントにしてテーマを発見してみてください。(価格は、長澤が購入当時のもの)
  

 

【植物】
『シルクロードのアサガオ 花と人とのかかわりあい』山田正篤著(学会出版センター)1300円
     著書を読んで、アサガオの原産地はアジアだと始めて知った。万葉集に記され
     たアサガオ、イチジクはシルクロードの旅人であったことなど、植物を通し
     てシルクロードを知るのに便利。学名もばっちり書いてあります。
『シルクロードに生きる植物たち』岩槻邦男著(研成社)1500円
     中国のタクラマカン砂漠の植物に関しての記述があります。
『道端植物園 都会で出遭える草花たちの不思議』大場秀章著(平凡社新書)760円
     アシガバードにもネコジャラシがありました。日本には木か植物がたくさんあ
       ります。シルクロードの雑草を観察してみてはいかがでしょう。
『野菜の起源と分化』藤枝国光著(九州大学出版会)2800円
     いきなり、キュウリの世界の生産量を示した上で、日本が消費量世界一である
     ことからキュウリの伝播を教えてくれる。出だしが、農学を専門とする著者
     らしい。原産地、伝播、栄養など日常生活にも参考になりそうだ。
『野菜探検隊世界を歩く』池部誠著(文芸春秋)1600円
     キャベツの故郷は地中海、シルクロードは野菜の道か、ジャガイモはアンデス
     の高山植物だったといった記述は、野菜の伝播を知る上で参考になる。原生地
     再現農法、野菜の故郷の条件を人為的に作って栽培するとミネラルも豊富でお
     いしい作物が採れるというのは、興味深い。
『野菜探検隊アジア大陸縦横無尽』池部誠著(文芸春秋)1600円
     サツマイモを求めてメキシコ、フィリピン、ニューギニアやイースター島まで
     著者は出かける。しかし、なんといっても興味深いのは、ユーラシア大陸最深
     部、つまりビシケク、アルマトイ、ウルムチと野菜のルーツを求めて中央アジ
     アを巡る場面。野生のネギを探している。野生のニンジンを発見したり、にん
     にくを追いかけたり。何気なく植物を見るのではなく、この本を片手に、野菜
     の故郷を求めてシルクロードを旅するのも面白そうだ。
『果物のシルクロード』城山桃夫著(八坂書房)2400円
     ブドウやザクロなどは、西アジアからシルクロードの旅人と共に、中国、そし
     て日本へと渡ってきた。果物の伝播の足跡を中国の古い文献を紐解きながら解
     き明かしてくれる。シルクロードでは、乾燥して干しブドウのようにして保存
     するのか、ジャムにするのか。どんな風にして食べるのか。どんな道具を使っ
     ているのか。そんな観察をしながらシルクロードを旅してみたいものだ。
  
【建築】
『シルクロード建築考』岡野忠幸著(東京美術)1200円
    著者は建築家。蘭州から始まるシルクロードの建築物に関する案内は、シルクロ
    ードを旅したときに建築物を通して、文化や人々の往来の様子を知る知恵を育て
    てくれます。
『シルクロードの夢と現実 正倉院随想』李家正文著(鹿島出版会)1600円
    正倉院の宝物を紹介しながらシルクロードを文物を通して知ることができます。
    著者は、新聞記者。
『中国大陸建築紀行』茶谷正洋・中澤敏彰・八代克彦著(丸善株式会社)2500円
    著者は3人とも建築の専門家。1981年以降、ヤオトン考察団を結成して、何度
    か中国の建築物を巡礼した記録。パオ、日干しれんがの家もある。「建築家なし
    の建築」を専門家が巡っての観察は、細部に目が行き届いていて、建築物の観察
    眼を養うのに適している。
  
【宗教】
『仏のきた道』鎌田茂雄著(PHP新書)657円
    著者は仏教史の大家。中国のシルクロードにある石窟寺院を紹介しています。石
    窟に描かれた仏教美術を通して、シルクロードの交流が読み取れるようになりま
    す。
  
【歴史】
『中国ペガソス列伝』中野美代子著(中公文庫)762円
    中国史の大御所である著者による評伝文学。女帝武則天、楊貴妃、西太后、フビ
    ライハーンといった歴史上の人物を知ることができます。
  
【音楽・踊り】
『シルクロード楽器の旅』柘植元一著(音楽之友社)1650円
    著者は、東京藝術大学の音楽学部の教授であり、イランのテヘラン大学へ留学し、
    イランの伝統音楽の研究をした経験を持つ。シルクロードの各地で、楽器を演奏
    する地元の人の様子を撮影し、この本で紹介している。
『シルクロードの響き  ペルシャ・敦煌・正倉院』古代オリエント博物館編、柘植元一監修(山川出版社)1619円
    古代オリエント博物館・岡山オリエント美術館・新潟県立歴史博物館特別展のカ
    タログとしてあまれた1冊。楽器はもちろんの事、楽器を演奏している傭やタイ
    ルや壁画も紹介している。巻末に楽器博物館を紹介している点はとてもありがた
    い。
『民族楽器大博物館』若林忠宏著(アートダイジェスト)1200円
    世界各地の楽器を弾く楽器、叩く楽器、吹く楽器の三つに大きく分け、120種類。
    さらに、擦る楽器、振る楽器なども写真で紹介。文庫本サイズなので持ち運びに
    便利。
『幻の楽器を求めて アジアの民族音楽と文化探求の旅』田森雅一著(築摩書房)1100円
    インド、アフガニスタン、チベット、雲南、パキスタンと著者は民族楽器を求め
    て旅をする。行き当たりバッタリではなく、具体的に楽器を求めて、演奏法を教
    えてもらう旅だ。最初に、アジアの4つの音楽文化圏の概念図、胴体に皮を張っ
    た楽器の分化の概念図、楽器の特徴を見るだけで、シルクロードを旅しながら、
    楽器のどこを観察すればいいのかよくわかる。新しい楽器を発見できそうな気分
    にさせてくれる。
  
【美術・工芸】
『ガラスの道』由水常雄著(中公文庫)540円
    シルクロード各地、日本のガラスを紹介しています.ガラス工芸家の著者は、色は
    酸化コバルトによるとか鉄分によるとか詳述しています。遺跡で拾ったガラスが
    、古いのか新しいのか。この1冊が教えてくれます。
 
【料理・調理・食べ物】
『世界お菓子紀行』森枝卓士著(ちくま文庫)780円
    フォトジャーナリストとして世界中を旅している著者による、世界各地のお菓子
    の紹介。素材、調理法、味など、シルクロードのお菓子を観する眼を養うことが
    できます。

 

【その他推薦図書 (自転車、ライフワークなど)】  作成:歴史探検隊代表長澤法隆

『自転車主義革命』渡辺千賀恵監修、東海教育研究所 1900円

サブタイトルは「自転車を活かす新しいライフスタイル」。自転車を利用して旅行している人たちの体験談、木製の自転車を作っている人、自転車を生かしたボランティア、放置自転車問題、環境問題と自転車とライフスタイルや社会との関わりがよくわかる。自転車と車、歩行者が共存し、安全で快適な社会がつくれることを示している。長澤も原稿を書いている。

 

『中高年のための登山医学』大森薫雄著 東京書籍 1500円

著者は、日本山岳会副会長も務めるドクター。東京慈恵会医大の槍ケ岳にある山岳診療所で、診療にあたった体験を踏まえて、中高年登山者へ、安全な登山なのための日常的な注意事項、救急処置、計画の立て方、山でおきる病気や事故を想定しての対応方法。これらを紹介している。サイクリングにも応用できる。『ツール・ド・シルクロード20年計画』に参加する中高年のなかには、スポーツにはケガや事故はつきもの、という人がいる。その通りだが、ケガや事故を想定して、いざという時のための準備も必要ではないだろうか。どんな事故やケガ、病気が想定されるのか。それを知っておくことが、事故が起きてもダメージを最低限に抑えるために必要ではないだろうか。自分だけは事故には遭わないと考えがちだが、それならば人のためにも読んでおいてほしい。自分のためにもなる。

 

『スポーツ科学・入門』別冊宝島編集部編 宝島社文庫 600円

本書の中で自分にあった体力アップノウハウを教えている。疲労回復、ダイエット、スタミナアップ、パワーアップに効果的な食事メニューも紹介されている。体を動かすことで、自分自身の体に何が起きるのか、それを知っておくことで、無理のなくスポーツを楽しめる。

 

『健康と山の食事』大森薫雄監修・文 柏澄子・文 山と渓谷社 1300円

登山を安全に楽しむためには、自分の体のこと、健康管理と食事、山ではどんな出来事が予想されるのか。突然のアクシデントに遭遇しても適切な対処ができる。そんなノウハウが判りやすく説明されている。子どもから大人まで、体と山を知って登山を楽しもう。

 

『快適自転車ライフ』疋田智著 岩波アクティブ新書 740円

御存知、元祖自転車ツーキニストである著者。自転車を楽しむというと、長澤などは適しているのはマウンテンバイクとかいいそうだ。しかし、自転車を溺愛して25年の著者は、ママチャリに乗って冒険に出かけようと呼び掛ける。まずは、隣駅までと。そして、いろんな自転車があることを紹介し、自転車通勤を始めたいきさつを語り、自転車通勤をお勧めしている。さらに、環境を考慮すれば、自転車こそ21世紀の乗り物だと説く。自転車通勤で、定期代、車検、税金、ガソリン代、駐車場代など、年間ざっと70年前の節約になったという。これだけあれば、「ツール・ド・シルクロード20年計画」にずっと参加できる。いやあ、自転車の威光はたいしたもんだ。編集担当者が、自転車やさんの息子だったという。岩波書店の誠意か。

 

『健康をつくる自転車ののりかた』鳥山新一著 築地書館 1200円

日本にサイクリングを普及させた第一人者とも言える著者は、医師だ。いつもは、固い論文を読んでいるのだろうが、これは読みやすい。自転車による運動がいかに健康にいいのか。アイゼンハワー大統領が、心筋梗塞のリハビリに自転車を利用して、現役に復帰した事例を手始めに、トルストイは67歳で自転車を練習し、その後「復活」を著したとか、キュリー婦人は原子力潜水艦ではなく自転車で新婚旅行にでかけたとか。科学者らしく、実証的なデータで本書は始まる。体力に合わせて無理なく運動できるから、1日中楽しめば結果的に過激なスポーツよりもカロリー消費が多い。つまり、肥満防止やダイエットには適していると、科学的かつわかりやすく説いてくれる。心肺機能の向上にとても役立つ自転車は、新陳代謝を促し、結果的に健康になるのだというこtがよくわかる。この文章では、よくわからないという人は、本書を熟読のこと。読みやすいので、3時間くらいで読み終えられます。

 

『ナン香るイランから』川地恵理子著 三修社 1400円

武蔵野美大出身でアートの世界で活躍している著者は、イラン在住の身である。夫はイラン人。イランの人々の日常生活のこまやかな紹介もあれば、ペルシャ帝国の歴史を説く場面もある。高所から論じるのではなく、普段着で見たままを語っているエッセー。「ツール・ド・シルクロード20年計画」では、2003年の夏にイランを自転車で見聞する。ぜひ、イランの人たちの生活に触れて理解した上で、参加してほしい。

 

『シルクロード ニヤ遺跡の謎』佛教大学ニヤ遺跡学術研究機構 中井真孝・小島康誉編 東方書店 2500円

ニヤ遺跡は、中国のタクラマカン砂漠の南にある西域南道に位置していた古代オアシス国家。現在、遺跡の南方約100kmの位置には、現在の街・民豊がある。1901年スタインによって発見された遺跡は、「漢書・西域伝」に記録が残されている精絶国にあたるとされている。ホータンのマリカワチ遺跡は、中国で好まれている玉が集められ、加工されたところ。楼蘭を経て漢の時代の長安城にもたらされた玉は、ニヤ遺跡を通って交易されたと推測されている。漢の時代の交易の範囲や規模、内容を知る上でも重要な意味を持つ遺跡だ。本書では、発掘の様子、遺物などを写真でも紹介している。鹿の絵が描かれている壷が発掘されているが、当時は遺跡の周辺に鹿が生息するような森林があったのではと、想像力も満たしてくれる。

 

『自転車生活の愉しみ』疋田智著 東京書籍 1700円

自転車の絵を描くところから始まる自転車生活の入門書。著者は、往復24キロを自転車で通勤しているサラリーマン。元祖自転車ツーキニストの「東京にも季節のあることを発見した」は、名言だ。自転車のスピードでは、ちらりと風景が視線に入ってくる。自然の変化がわかりやすい乗り物だから、地球環境に配慮した暮らしの大切さも感じられるのかもしれない。ヨーロッパの自転車事情、というより自転車のある生活はとてもうらやましい。日本も変えよう自転車環境。

 

『自転車旅行 入門から世界一周まで』
                         作成:歴史探検隊 長澤法隆

【入門 準備・ノウハウ&計画立案を知る】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

『三十代からの自転車旅行のすすめ』 鈴木 茂夫著 けやき出版

『僕のマウンテンバイク旅行術』 九里 徳泰著 山と渓谷社

『自然の中へ MTBハイク入門』 仲野 成憲著 東京電機大学出版局

『実践サイクル・ツーリング』 浅井 建爾著 山と渓谷社

『自転車キャンピング』 一條 裕子著 アテネ書房

『自転車地球放浪塾』 のぐち やすお著 山海堂

『自転車冒険大百科』 池本 元光著 大和書房

『自転車野郎養成講座』 のぐち やすお著 山海堂

『自転車旅行をはじめよう』 のぐち やすお著 山海堂

『自分の力で荒野を拓く 自転車漂流講座』 のぐち やすお著 山海堂

『人力移動マニュアル』 九里 徳泰著 地球丸

【紀行文 日本国内】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

『エッチラオッチラ 日本一周自転車ひとり旅』 川崎 達海著 まつやま書房

『サイクル野郎2500キロ 北海道ひとり旅』 真尾 悦子著 筑摩書房

『自転車に乗って 14000 キロの冒険』 加藤 旭之助著 南雲堂

『チャリンコ日本一周記』 川西 文著 連合出版

『チャリンコ族はいそがない』 熊沢 正子著 山と渓谷社

『チャリンコ族はやめられない』 熊沢 正子著 山海堂

『菜々ちゃん、少し休もうか 父と娘の北海道自転車旅行記』
                        佐古 章彦・菜々子著 冨山房

『翔べ、銀輪を翼にして』 村山水穂子著 一光社

『ぼくの夏休みは向かい風』 中務 顕貴著 東京通信

【紀行文 アジア】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

『アジア自転車の旅』 渋谷 義人著 連合出版

『奥アジア冒険5600キロ』 リチャード・クレーン他著 心交社

『カムサハムニダ 韓国自転車縦断記』 奈良 節夫著 ぶっく東京

『シルクロードを全速力』 D・マーフィー著 社会思想社

『シルクロード自転車西遊記』 地球と話す会編 日中出版

『シルクロードは熱風怒濤』 小池 啓納著 マガジンハウス

『台湾自転車旅行』 奈良 節夫著 連合出版

『大シベリア横断記 自転車迷路旅行』 マーク・ジェンキンス著 心交社

『大介がゆく 日本一周 ネパール・インド自転車旅行』 乾 大介著 光陽出版社

『チベット高原自転車ひとり旅』 九里 徳泰著 山と渓谷社

『チベットの白き道』 安東 浩正著 山と渓谷社

『ツール・ド・中国 ハルピン−上海3500キロ』 小池 啓納著 神戸新聞総合出版センター

『ヒマラヤ自転車旅行記』 ベッテイナ・セルビー著 東京書籍

『ヒマラヤペダル越え』 深町 達也著 文藝春秋

『ブータン自転車旅行』 九里 徳泰・林 美砂著 山と渓谷社

『ユーラシア大陸自転車横断記』 戸谷 亨一郎著 鳥影社

【紀行文 欧州・アメリカ】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

『人力地球縦断』 九里 徳泰著 山と渓谷社

『ただの私に戻る旅 自転車でゆくアイルランド私の愛した街』 横井久美子著 労働旬報社

『ライディング・イン・ザ・U.S.A』 芳賀 雅也著 サンドケー出版局

【紀行文 オーストラリア・アフリカ】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

『ナイル自転車大旅行記 女ひとりアフリカ砂漠を行く』 ベッティナ・セルビー著 新宿書房

『陽子のカンカンロード』 船水 陽子著 講談社

【紀行文 世界一周等】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

『自転車五大陸走破』 井上 洋平著 中央公論社

『自転車野郎 駆け抜けた四万七千キロ』 宇都宮 秀俊著 海鳥社

『十六歳のオリザの……世界一周自転車旅行の冒険を記す本』 平田オリザ著 晩聲社

『世界一周サイクリングの旅』 弦巻 隆義著 芸文社

『チャリンコ族は丘を越える 台湾ヨーロッパ 韓国紀行』 熊沢 正子著 山と渓谷社

『天国と地獄 地球8万キロ自転車の旅』 森 逸広著 晩聲社

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