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アメリカの人種について
アメリカの基本的な特色は、何といってもアメリカが移民社会であるということであり、移民社会s
であるが故に、様々な面で多様性を持った社会になったのである。アメリカに移住してきた人々は、皆それぞれ
異なった生活様式などを持ってやってきている。それ故にアメリカは極めて異質な要素ー人種、民族、宗教、
生活様式、言語、体的特徴などーから成立する多民族・多人種・多分化社会となったのである。
アメリカ人というのは、多種多様であり、どんな肌の色、髪の色をしているのか、どんな物を食べているか、どんな宗教を信仰しているか、
あるいわどの言語が母国語なのか、まるで分からない人々あり、アメリカとは、実際国籍を除くすべての要素が異なった人々から成立する
移民社会なのである。
アメリカに移民としてやって来たのは、政治的・宗教的追害を逃れるため、あるいは経済的困難を逃れるためなどの様々な理由で故国を離れた
人々である。しかし、「アメリカ人」には2種類の例外的なアメリカ人がいる。1つは、いわゆるアメリカ・インディアン
であり、もう一つは、アフリカン系アメリカ人である。他にはヒスパニック/ラテン系アメリカ人、アジア系アメリカ人、西欧・北欧系
ーWASP(白人アングロサクソン系プロテスタント)、ユダヤ系、中国・日系などがある。
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「アメリカはコロンブスによって発見された」といわれているが、それはあくまでヨーロッパ人の観点からである。アメリカ・インディアンは先住民としてアメリカに居住していたのである。
コロンブスはインドに到達したと思い、彼らをインド人だと思ってインディアンと名づけた。その意味は、アメリカ・インディアンこそ正真正銘「アメリカ生まれのアメリカ人」であり、
”native America"と呼ばれるのである。先住民達はアメリカ全土で狩猟や農耕をしながら暮らしていた。しかし、白人は土地を獲得するために彼らを西
へと追いやった。南部に住んでいた、先住民達の学校、教会などをも白人達は弾圧し、彼らに西部移住を強行させられる。先住民は移住の途中で7万人のうち約2万人が死んだと伝えられている。
現在アメリカの国勢調査によれば、行一時は滅びゆく民族といわれたが先住民の人口は141万人、民族も173、500から700まで増えたようだ。そして一番興味深いのは、自分にインディアン
の血が流れていると答えたアメリカ人が990万人にものぼった点である。理由は世代を経て母国との精神的なつながりを失った移民の子孫達が、「アメリカ人」としてのアイデンティティを先住民に求めて
いようとしているのか、それとも彼らを侵略した罪悪感から逃れるたいためだろうか。
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古代インデアンの絵文字
アメリカンには未発見のまま数多く眠っている。
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