<ナポリ Napoli>  注)★の数は筆者の感動の度合いを表す。(重要度ではなく個人的な好みなので、参考程度に)         

○ 町の印象

 

駅から降りた瞬間からガヤガヤとしており、まさにこれが喧騒というものだと思った。特に駅前は人々の声と車の音であふれ、街中には紙などが道端に散乱していた。

 ナポリはひったくりが名物だと何かに書いてあったし、南部は貧しいという暗いイメージがあり、すごく警戒していた。

元々青の洞窟を見るため、宿泊するだけの予定だった。 だが当日は風が強く、ホテルの人は見れるかどうか分からないと言っていたし、電車で知り合ったイタリア人にナポリを見るべきだと言われたのでというあまり積極的でない姿勢で回ることにした。

 が、あちこち歩いていくうちに、この町がとても気に入った。

                          

その理由は、

1、暖かい。

ローマではセーターを着ていたのだが、ナポリでは半袖。

ベスビオ火山を眺めながら海岸沿いを歩いたが、その心地よかったこと。

2、おいしい。

赤ワイン&モッツァレラ・チーズとトマトとバジルのサラダが最高。

ピッツァ・マルゲリータもシンプルでおいしかった。

babaというあま〜いケーキ風のお菓子は、歩き疲れた体を元気にしてくれた。

次回はボンゴレなどのシーフードを食べたい。

3、陽気な人々。

リモンチェッロを買うときに、いろんな形のビンがあり毎度のごとく迷っていたら

店のおじさんが「これは太陽。これは月・・・」とイタリア語と英語で一つ一つ説明をしてくれた。

バイオリンやウクレレのような楽器の時には歌っていた。この陽気さが楽しい。

 駅前で市があり、時計などの骨とう品(中古?)や洋服などの露店がびっしりと並び、にぎやか。

おそらく観光客ではなく、地元の人が多く、彼らの明るくたくましく生きているという感じがする。

4、おしゃれな店が多い

 田舎というイメージがあったが、そんなことはない。

リナッシェンテや最新ファッションの店が並び、若者でにぎわっていた。

有名ブランド店はあまり見かけなかったが。

 

○ 見どころ

1 スパッカ・ナポリ Spacca Napoli ★★★ 

 (サン・ビアージョ・デ・リブライ通り Via S.Biagio de Librai 周辺)

 両脇には小さな店が並び、ナポリの昔ながらの下町の風景を見ることができる。

かつでの幹線道路で、旧市街を2つに割っているように見えることから

その周辺の地域をスパッカ・ナポリ(ナポリの裂け目)と呼ばれる。

 せまい路地にをのぞくと、向かいの建物との間に渡したロープに洗濯物が干してあった。

お店だけでなく、現地の人々の生活を垣間見ることができる。

 日曜はお休みで、静まりかえった通りを、おじさま方が掃除しているだけだった。

2 ウンベルト1世のガレリア Galleria UmbertoT ★★★

 
筆者はここでしかガレリアというものを見ていないが、とても素敵なアーケードだと思った。ドーム型のアーチが十字に交わり、格子から差し込む光で明るい。

ぎょうぎょうしい入り口の門。

ここにあるMeryという店は雑誌に載っていただけあって有名らしく、常にお客が並んでいた。

並んでいるのはどれもかわいらしく、目移りしたがとりあえず基本のbabaにした。

スポンジにたっぷりとシロップがしみていて、生クリームもついておりコテコテに甘い。「あ〜、幸せ」

    

3 卵城 Castel dell'Ovo ★★★

     

海に突き出した、優しいクリーム色のシンプルなお城。

上からは港とベスビオ山が見え、海からの風が心地よかった。ウェディングの服を着た数組の新婚カップルが、照明やカメラマンらスタッフ付きで記念撮影をしていたので、やはり絶景スポットなのだ。

 ちなみに、前述のスパッカ・ナポリの通りにあった教会では土曜日とあってか、次々と結婚式が行われていた。

 やはりドレスやタキシードは西洋人の服装だなと感じつつ、新婚さんたちを見ていると、単なる通りすがりの東洋人旅行者ながら、なんだか幸せな気分になってしまった。

 

4 サンタルチア港 Porto di Santa Lucia 付近 ★★★

 (Via Francesco Caracciolo 〜 Via Partenope)  

天気もよく、今回の旅行で唯一半袖で歩いた場所。

風は強かったが、ベスビオ山も見え、ひたすらぼーっと歩いた。

海の近くで育ったせいか、海を見ていると落ち着く。

土曜日とあって、若いカップルや友人連れが大勢ドライブに来ていたようだ。
 

5 ヌオーヴォ城 Castel Nuovo ★★        

円筒状の塔が3つと凱旋門があり、重厚な感じがするお城。

入口前でTVドラマか何かの撮影をしており、終わるまで少し待たされた。

俳優たちはみな昔風のマントや帽子の衣装を身に付けており、時代劇のようだった。

          

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