Travel in Canada ! 〜7月編〜


8月編はコチラ

昨年(2001年)の7月23日から1ヶ月間カナダに行きました。渡航目的は8月1日に行われたアメリカ航空宇宙学会での論文発表。そして、それに前後してトロント大学の航空宇宙研究所に配属させてもらいました。

初めての海外旅行で今までにない感動や思い出を作ることができました。その中、いくつかのトラブルもありましたが… 今までの人生で最高の思い出です。近い将来更なる思い出ができることを期待します。



7月23日

夕方の成田空港。ジャンボ機と同様、4発エンジンを持つエアバス社の最新鋭機A-340。そのときの自分にはいろんな葛藤があった。初めての海外への夢と一途の不安。かなり落ち着きがなかったのを覚えている。この日までほとんど寝不足だったこともあるが。
午後6時、エア・カナダ002便は轟音をとどろかせ、一路トロントへ。日本の夜景が次第に遠くなっていく。日本よ、しばしのさらばだ... っていうか、帰りたくない...


7月23日(カナダ時間)

機はカナディアンロッキーを越え、10時間の飛行の末、トロントのピアソン国際空港に着陸。ターミナルに入るや否や、怖い顔つきの外人さんと入国審査。英語が聞き取れないので、適当に“OK, OK”と答えていたら、通してくれた。
そして、トロント大学の学生寮 “New College” にタクシーで向かう。そこで、カナダ生まれの中国人であるマイクと知り合う。


7月25日

1ヶ月間の配属先であるトロント大学・航空宇宙技術研究所(UTIAS)に向かう。メインキャンパスより数キロはなれたところにあり、地下鉄とバスを乗り継がなければならない。行き方をおばさんに訪ねると、親切にもバス停まで連れて行ってくれた。
何とかたどり着き、配属先研究室のデロータリオ先生が迎え入れてくれた。ミーティングに参加し、その後、研究室のメンバーたちとピザを食べ、パットゴルフをする。
パットゴルフはかなり幻想的な雰囲気だった。ヤードは建物の中で真っ暗。壁は黒地に明度の高い色で、星や惑星などが描かれ、ブラックライトでカラフルに感光していた。宇宙空間を表現しているようだった。
英語での会話がろくにできないものの、非常に楽しいひと時であったと記憶する。この研究室は日本と違って、とても温かさを感じる雰囲気だった。



7月27日

今日は、研究室のメンバーと一緒にスイカを食べた。カナダのスイカは楕円形をしてて、かなりの甘味があった。外は暑かったが、活気にあふれとても楽しかった。みんな研究で大変なはずなのに和気藹々としてて、かなりのゆとりを持っている。


7月29日

夏のオンタリオ湖。湖なのに何故か、潮風を感じた。しかし、昼間30度のトロント市街と比べ、かなり涼しく心地よかった。


7月31日

8月1日の学会発表のため、トロントより空路ケベックへ。すでに我が研究室のF教授、友人のナベはすでにケベック入りしていた。あとは就職活動で日本に残っていたワタルが、夜の便で来るのを待つのみだった。
ケベックは公用語がフランス語で町並みはヨーロッパそのものだった。立ち並ぶ建物とそれを彩る花々がとても印象的だった。
ワタルとは夜23時にケベックの空港で無事に落ち合った。