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縄文人の地域性
1)HLA
東大の徳永教授の研究からは、東北北部および南九州に共通して存在し、かつその中間の地域にはほとんど見られないHLAのタイプが存在するということで、これが縄文人に特徴的なHLAのタイプではないかと推測できるかもしれないそうです。
しかしもしそうだとすると、東北北部の縄文人と南九州の縄文人は遺伝的にかなり近い存在だったということになり、地域差は少ないということになるかもしれません。
2)頭蓋骨
頭蓋骨の研究からは、縄文人は現代日本人以上に地域間の差が少ない、比較的均一な頭蓋骨の形質を持った人々だったようです。
3)ミトコンドリアDNA
愛知県宝来聡先生のグループによれば、沖縄に固有なミトコンドリアDNAの配列と、またアイヌ人に固有の配列とが存在するそうです。
そうであれば、少なくとも縄文人は大きく北と南の2つの系統には分けることができるのかもしれません。
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