誰にでも迷惑なことはあるだろう。その迷惑が異文化コミュニケーションの難しさを物語ることを身をもって感じた。異なる民族・文化が言葉と習慣でつながるまさに奇怪ワールド。各国を飛び回る不肖Tonyも、宗教の価値観の違いにはほとほと手を焼いている次第である。トイレで大便の後に左手(不浄の手)を使い洗い清める国では左利きの私はケンタッキーフライドチキンを手づかみにするにもいちいち右手で食べなければならない。左手で握手するのは厳禁だ。こうした国での異文化コミュニケーションには、母国語が通じなくても英語で会話できうる可能性が残されている。だから英語は必須言語なのかもしれない。しかし、今日カフェで見つけた犬はとってもかわいそうだった。飼い主に命令され写真を撮ってもらっているのだが、彼は本当に嫌がっているようにしか思えない。ボディランゲージは世界共通、いや生物共通の高度で洗練された異文化コミュニケーションだ。
(2002年5月15日) |