ザハリアーシュ広場
インドルジフーフ・フラデツから雪景色の中をブルノ行きのバスはスリップしないようにゆっくりと進むこと約一時間。テルチ駅の近くの小さなバスターミナルで下車する。ここから旧市街へは歩いていける。プラハから電車で来ることもできたのだが直通はなくこのようなルートを今回は選んだ。直通のバスはあったのだが。南モラビア地方の小さな街テルチは1530年に大火に見舞われ、その後ルネッサンス様式の建物で再建された。この街には小さな建物に囲まれた大きなザハリアーシュ広場がある。この旧市街の地理条件も特殊で広場を囲むように建物(広場に面して商店と住宅、広場の奥に教会と城)が配されている。この街はこれだけで成り立っている。というのもこの外側には大きな池がありそれ以上拡張できないからである。池によって守られている、または池を生かした街造りをしていると言えるだろう。ここはまるで小さな半島の先端のようだ。
ザハリアーシュ広場:この広場に向かって家の妻側を正面としている。それぞれ思い思いのデザイン、色づかいではあるがスケール感の統一、そして1階部分の連続したアーケードによって一体感を出している。このアーケードの奥は商店が並んでいる。西ヨーロッパの広場ではあまり見かけない構成となっている。街の大きさを考えると大きすぎるぐらいの感じの広場だった。
街並みを構成する家:この日はあいにくの天気だったがアーケードのおかげで雨に濡れることはそんなになかった
シュテブニツキー池:街の外に広がる池。すでに凍っておりたくさんの鴨がえさを求めて集まってくる。
この街に限らずチェコでは古いシュコダ車(チェコの国産車)を始めアンティーク車と呼べるような車やバスが現役で活躍中である。車体の色といい形といい街のいいアクセントとなっている。本当ににタイムスリップしてしまったようだ。現在もこのメーカーは頑張っており国内で圧倒的なシェアを占めているだけでなく、ヨーロッパ各国に輸出もしている。