99’ 留学・ホ−ムスティ
in カナダ(バンク−バ−)

バンク−バ−に短期語学留学&ホ−ムスティをしてきました。
私の留学計画としては、いかに楽しく思い出作りが出来るか?
私は英語の語学力が無く、勉強熱心ではありません。(笑)
とにかく旅行ではなく、海外での生活をしてみたかった。
そんな感じなので、ここでは初めての留学に行こうかな〜?・・・と、
思っている人達に読んでもらいたいペ−ジです。
留学経験済みの人は、もしかしたら違う意見もあるかと思いますが、
私が思う留学、私が体験してきた留学と言う事で読んでください。






 留学への決断

 私が留学に行こうと思った理由は、単なる語学(英語)の上達に加え、
 海外での生活体験をしてみたかった。
 語学の上達の中には、もう一度学生生活を味わいたいと言う、
 甘い考えもあった。
 しかし海外での生活体験としては、他人の家に泊まり込み、
 ゲストとしてではなく、家族としての生活をするホ−ムスティを選んだ。

 みんな、留学に行くには、いくつかの難関があると思う。
 例えば、家族や恋人への説得、退職、帰国後の就職等々・・・

 私の場合、家族はみんな海外旅行好き。
 今は両親も英会話を習っているので、なんの問題も無く話は進んだ。
 彼氏への説得も短い期間と言う事もあって、すんなりとOKが取れた。

 問題は会社への退職願いだった。
 私はこの会社も職種も会社の仲間も好きで、出来れば辞めたくなかった。
 でも、自分の長い人生の内での判断としては、
 退職し留学に行く事の方が大事だったので、決断した。
 結局は、1ヶ月ならと言う事で、休職を戴く事が出来た。
 留学帰国後の今も、同じ会社で勤める事が出来て良かった。

 私の友達にも、(留学したいけど親が・・・ 彼氏が・・・)と
 諦めてる子が居るけど、本当にもったいないと思う。
 人生70年として、その中のたったの何ヶ月なのに・・・







 地域選び 

 まずは、どこに留学するかを決めなければならない。
 私の場合は、英語を習いたかったので、とりあえず英語圏で。
 アメリカ・カナダ・オ−ストラリアの3カ国が浮かんだ。
 アメリカは留学に掛かる金額が高かったのでパス。
 オ−ストラリアは訛りのある英語と言う事と、
 一度旅行に行った事があるから今回はパス。
 そして残ったカナダにした。(消去法でいきました。)
 その時、英会話教室で教わっていた先生が、カナダ人だったので、
 多少は聞きなれた英語かな? とも思い、決断した。

 さて、次はカナダの何処にするか?だった。
 日本人の少ない田舎街とも考えたが、交通の便が良く、
 少しは楽しめそうな都会街にしてみた。
 案の定、バンク−バ−には日本人がいっぱい居て、
 学校には日本人だらけ。
 でも、学校帰りには友達とダウンタウンに行ったり、
 友達の家に行ったりと、結構楽しめたので、
 軽い気持ちでの初めての留学には良かったのかもしれない。







 学校選び

 留学センタ−等を通して留学に来る子も多いが、
 私は自分で全てをやってきた。
 留学センタ−を通さなかった理由としては、お金の問題だけだったが。(笑)
 学校選びは、INTや本で情報収集をした。
 はっきり言って、どこも同じような内容なので、
 授業料が安い学校に決めた。
 その後、INT上で入学申し込みをした。
 あとは、メ−ルでのやり取りで入学までの期間を過ごした。
 質問事項やこちらの計画や意見を、何回もメ−ルした。
 そして入学当日に、
 (何回もメ−ルした寅べ郎です。お手数掛けてすみません。)と、
 校長先生に挨拶に行った。
 校長先生やスタッフ達も覚えていたらしく、
 (お〜やっと来たか〜!)と、笑顔で迎えてくれた。
 意外と自分でやった方が、学校側に印象付けが出来ていいのかもしれない。
 学校側は、いい迷惑かもしれないが・・・

 ※ 決して留学センタ−を否定しているわけではありません。







 チケット選び

 旅行慣れをしている人限定かもしれないが、経由便を使う方がいいと思う。
 私はUAを使い、アメリカ経由便でバンク−バ−に入った。
 行きには、サンフランシスコに2泊し、バンク−バ−入り。
 帰りには、アメリカ経由でハワイ入りして2泊してきた。
 4都市廻っても、直行便で来た人達の半額で行けた。
 しかし、アメリカ〜ハワイへの乗り継ぎ便の待ち時間は5時間も有り、
 こういうのに絶えられる人はいいのかもしれない。







 学校

 私の行った学校は私立学校で、ダウンタウンからは離れていた。
 しかし、バンク−バ−は交通の便がいいので、不満は無かった。

 私の入ったクラスは、低レベルなクラスなので、日本人ばかり。
 でも、私にはそれが丁度良かった。
 それほどの語学力が有るわけでもないし、授業にもついていけれるし。
 英語力が無い子達が集まってるクラスなので、授業内容も楽しい。
 フルタイムとハ−フタイムでは、ほとんどの子がフルタイムだった。
 ハ−フの子は、お弁当をみんなと一緒に学校で食べて、
 1度家に帰り、フルの子が終わる頃学校に舞戻って来ては、
 みんなでどこかに遊びに行く形をとっていた。 ご苦労さんだ!

 語学力の無い子は、学校内に日本人スタッフが居る所の方がいいかも。
 本当に困った事があった時には、日本語で思いを伝えたいから。
 私もホ−ムスティ先でのトラブルを、相談した時があって、
 この時には、本当に日本人スタッフが居た事に感謝した。







 ホ−ムスティでの出来事

 入学願書にホ−ムスティの希望欄があった。
 私は子供の居る家庭が良かったので、そう希望した。
 でも、この希望はあくまでも希望と言う事で、
 クラスメ−トの中には、希望欄には、
 ”子供・ペットの居ない家庭希望”と、出したのに、
 その子のホストファミリ−宅には、
 子供3人にペット5匹という、
 その子にとって最悪な家庭に当たったのだ。
 う〜ん。 希望は、希望だ。(笑)

 私のホストファミリ−は、フィリピン人で両親に3人の子供。
 この家庭は、ホストファミリ−を副業としてやっている
 家庭だったので、今までに何人もの留学生を受け入れていた。
 現に、同時期、もう3人の留学生(韓国人)が居た。
 だから、留学生に対しても業務的だった。

 (写真は、私のホ−ムスティ先の家の前の道)

 私が想像していたホストファミリ−とは、
 家族として向かい入れてくれる家庭と思っていた。
 ル−ムメイトの韓国人達も、一人一人はいい人達だったが、
 韓国語で会話をされていたので、私一人孤独だった。
 そんな孤独な生活で3日が過ぎようとした頃、ホ−ムシックに掛かり、
 (こんな生活じゃ良くない。)と思い、学校に相談をした。
 学校側もすぐに対処をしてくれて、次の日の夜、
 ホストファミリ−と話し合いをした。

 自分の思っていたホストファミリ−についてや、
 どう受け入れて欲しかったのか等を、
 片言の英語で一生懸命伝えた。
 彼らは、今までの日本人留学生と同じ気持ちで接していたらしい。
 今までの日本人留学生達は、帰宅後は部屋にこもり、
 あまりコミニケ−ションを取りたがらなかったようだ。

 私が思いを伝えた日からは、家族として受け入れてくれた。
 毎夕食後、1時間程度の会話があった。
 学校での出来事や日本の事。 親兄弟や友達の事。
 いままでの旅行話しや、自分の夢など・・・
 カナダの事もいろいろ教えてくれた。
 パパとママの恋愛話しまでも教えてくれた。
 どこに行くにも、(一緒に行こう!)と誘ってくれて、
 子供の卒業式にも連れて行ってくれた。

 あの時、ホ−ムシックに掛かったまま、悩まなくて良かった。
 やっぱり自分の気持ちは、はっきりと伝えるべきである。
 あの時に自分の思いを伝えていなかったら、
 つまらない1ヶ月を送ったのかもしれない。
 もしかしたら、1ヶ月も居なかったのかもしれない・・・

 ホ−ムスティ予定で、家族として受け入れて欲しいと、
 思っている人が居たら、これだけは言っておきたい。
 必ず、自分の気持ちは伝える事。 家庭で孤独にならない事。
 それと、その人の子供になって、おもいっきり甘える事。

 それが向いていない人は、ドミトリ−やシェアをお勧めします。







 食事

 食事には、はっきり言ってまいった。1日3食付きで頼んだが・・・

 とりあえず朝食は、シリアルかト−ストを自分で作る。
 ランチ用には、サンドウィッチを作って学校に持って行った。
 ここまではいいのだが、このパンがくせもので、
 長い間冷蔵庫で保存されているので臭い、臭い。
 このため、2週間後からは自分で昼食を買っていた。

 問題は夕食だった。
 私のホストファミリ−はフィリピン人だったからか、
 毎晩毎晩”チキン”の嵐だった。
 冗談ではなく、本当に毎晩だった。
 味は毎日違っていたが、しつこい位にチキンだった。

 そんなある日、パパが(今日はチャイニ−ズだよ!)っと。
 (な・なに〜? 今日はチキンじゃないんだ〜!!)
 それはそれは楽しみに、おなべの蓋を開けてみると、
 しゅうまいだった。しかも一人3個だけ。
 私は3個という数にがっかりしながら、自分のトレ−に、
 タイ米をちょびっと乗せ、その横にしゅうまいを3個乗っけた。
 (これが育ち盛りの男の子だったら、餓死してるよ〜!)

 それからもやっぱり、毎晩チキンだった。
 あさってカナダを経つという晩、パパが、
 (今日はイタリアンだよ〜!)と言った。
 (もう期待はしちゃいけない!)っと心に決め、自分のトレ−を見た。
 (うぉ〜!今回は本当にイタリアンだ〜!パスタだ〜!)
 食べようとした瞬間、パパが笑顔でフライパンを持って来た。
 そして、(はい、チキン!)っと、パスタの上にどっさりとそれを置いた。
 もう、何も言えない・・・







 あとがき

 たった1ヶ月と言う短い期間だったが、
 私にとっては、人生観が変わる、新鮮で貴重な時間だった。

 一人ぼっちで、満員バスに揺られながらの登校。
 友達とお弁当を見せ合いながら過ごしたランチタイム。
 宿題をパパに教わりながらやった毎日。
 子供の早口に戸惑いながら過ごした日々。

 本当に楽しかった。 いい思い出ばかりが残ってる。
 英語力の向上は見られなかったが、いろいろな勉強が出来た。
 この留学は、私の人生において、最大で最高のものとなった。

 チャンスがあれば、また留学&ホ−ムスティをしたい。
 今度は1年位WHで働くのもいいかな?・・・

 デッカク生きよう! たった一度の人生楽しもう!
 と、改めて思い直した。

 いつの日か、また海外生活してきます。 いつの日か、きっと・・・