インデックスページへ戻る

アンダルシア地方へ

マドリード周辺

10月26日から11月2日まで6泊8日でスペインに行ってきました。
事前にガイドブックやHPで多少の予備知識は得ていたつもりだった のですが、実際に行ってみると「もっと深く調べておけば更に意義深い 旅になっただろうに」と思うことがしばしばありました。
ヨーロッパは長い歴史のあるすばらしいところです。絵画や建築物など それら1つ1つには歴史的背景があり、人類の歩んできた軌跡の一端を 垣間見るような体験ができます。
私も、気温や食べ物、ショップ情報、お土産品、安全性情報ばっかり 調べてないで(もちろんこれらも重要ですが)、自分たちが訪れる観光地の 歴史的背景くらいは調べていくべきだったと思いました。
これからスペインを訪れる皆さん、この私の反省を活かしてくださいね!

マドリード

プラド美術館
着衣のマハ 観光1日目。朝の冷たい空気の中、観光は『プラド美術館』から 始まった。日曜日は館内ガイドが禁止らしく、入り口で簡単な説明を受けた あと自由に鑑賞した。
スペインの三大巨匠といわれる、ゴヤ,エル・グレコ,ベラスケスを中心に たくさんの絵画・彫刻があり、1時間で全部見ようとすると駆け足になって しまう。
もしもう一度行く機会があったら、目当てのものを絞り込んでじっくり 観たいと思った。

上の写真はゴヤの『着衣のマハ』。
館内は写真撮影可なのだが、フラッシュは不可とのこと。もっとたくさんの 絵を撮りたかったが、時間がないので叶わなかった。

裸のマハ

そんな状況にもかかわらず、ちゃっかり最後にポストカード(ゴヤの 『裸のマハ』と『着衣のマハ』、ベラスケスの『ラス・メニナス』の3枚) を自分のために買ってきた。この時スペインで初めてユーロを使った。



スペイン広場
スペイン広場
プラド美術館を後にし、次は『スペイン広場』に行った。
スペイン広場というのはスペインの各地にあるらしく、ガイドのTAEKOさん は、「ここはマドリードのスペイン広場です」と言っていた。
実際、後日セビリアのスペイン広場にも行った。この状況を日本に 置き換えると“日本広場”というのが日本各地にあるような感じ なんだろうか・・・、などと意味もないことを考えながらバスを降りた。

写真はスペイン広場にあるドン・キホーテの銅像。
ここでTAEKOさんの鋭いガイドが炸裂!「日本では“ロシナンテ”といえば “ロバ”ですが、実際はドン・キホーテが乗っているが ロシンナンテです」。
確かに・・・。私もたいした知識もないのに、なぜかロシナンテはロバと 思っていた。
こんな調子で、この後もTAEKOさんはあふれる知識と迫力ある話しぶりを 武器に、私たちの旅を有意義なものにしてくれたのだった。


王宮
王宮 王宮には入場せず外側を見ただけだった。しかし、スペインに来て 初めて見たヨーロッパ風の巨大建築物に圧倒された。
王宮といえども、現在はスペイン王家の方々は別の場所にお住まいで、特別な 行事のときにのみこの王宮が使われるという。

王宮の東側を走る道路(車道)は地下にもぐるように通っている。以前は車も 上を走れたそうだが、観光目的に徐行する車の排気ガスで王宮の壁が汚れて しまうため、車道は下になったとのこと。しかも下には駐車場があり、 私たちのバスはそこに駐車された。
この日もたくさんの観光客が王宮を訪れていた。写真にもその人々が写って いるが、その対比で建物の大きさがよりはっきりとわかると思う。
この日はお天気も良く、青い空と緑の木々に白い壁の王宮が美しく 映えている。 スペインで撮った写真の中でも、お気に入りの写真のうちの1枚である。

このページのトップへ


トレド

カテドラル
トレド
1日目の午後、私たちはマドリードの少し南にある小さな町トレドに 行った。
まず最初にトレドの町の外側を一周し、町を一望できる南側の道路からその 景色を堪能した。
トレドの町に入ると、狭い道、古い石畳、起伏のある町並みに、なんとも 言えない感動が沸き起こった。異国の地に来ているということを実感させて くれる町である。

この旅行ではたくさんのカテドラルに入館したが、最初に入ったのがここ トレドの『カテドラル』だった。

カテドラル 中に入ると天井が高く、しかも薄暗い。その荘厳な雰囲気に圧倒され、 カテドラルとはこういうものか、と驚いた。館内は撮影禁止だったので 写真が無いのがちょっと残念。
素晴らしい絵画などもたくさんあったので、時間をかけて見たいところだ。


サント・トメ教会
カテドラルを出た後、歩いて『サント・トメ教会』に向かった。 迷路のような道をくねくねと歩き、「きっと一人では迷子になる」と確信 した頃に教会についた。
この教会はエル・グレコの『オルガス伯の埋葬』という絵を所蔵している ことで有名らしい。ここではこの絵1枚しか見なかった。言い換えれば、 この1枚のために人々はここを訪れるということだ。エル・グレコの 最高傑作とも言われる作品だという。
私は芸術に疎いほうだが、何となく(あくまで何となくなのだが)わざわざ 見に来たくなる人の気持ちもわかるような気がする。
エル・グレコは宮廷画家になりたかったらしいが、彼が描いたある1枚の 画が王には気に入られなかったために、エル・グレコ自身も王に嫌われ、 宮廷画家になり損ねたそうだ。『オルガス伯の埋葬』の隅には、 エル・グレコ本人とこの画も描かれているという。
「皮肉なのか自嘲なのか」。
TAEKOさんの説明が巧みだったこともあるだろうが、たった1枚のこの画が とても雄弁に私たちに語りかけているように思えた。

このページのトップへ

アンダルシア地方へ