2002年2月16日(土)

[旅程] マドリッド in スペイン

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 誤算@

似た名前のHOTELに翻弄される。凸( ̄_ ̄メ

 

朝食を食べてから、最寄のToledo駅に向かい、市内中心のSOL(ソル)を目指す。

宿を初日分しか予約していなかったので、朝から精力的に探さないとな。

SOLを選んだのは、3本の地下鉄に接続しており、移動に最適だったこと。

それに「わがまま歩き」にイイ感じのHOSTELが掲載されてあったのだ。

とりあえずは、そこから当たってみよう!

地下鉄(Metro:メトロ)は回数券がお得。10回分で5ユーロ(600円)。

距離に関係なくどこまでも行ける。

それにしても荷物が重い。。。キャスター付いてなかったら死ぬな。たぶん。

SOLに着いて、Hostel Astria(オステル・アストリア)を探す。

そしたら、なんと近くにあった。

「なーんだ簡単だったな」と思って下まで行ってみると、まだ開いていないらしい。

横でスペイン人らしき男性観光客がベルを鳴らしているが一向に出ない。

そしたら、連れがいたらしく、彼女がやってきた。

どうやらHOTEL(以下[H])は引っ越しており、そこを尋ねてたようだ。

「あなたもHOTEL行きたいんでしょ?一緒においで。」

みたいなことを英語で言われ、3人で向かった。

到着してみて初めて気付く。名前が違う。。。

Hostel Aristo(オステル・アリスト)だった。。。 って感じで、ドッと疲れた。

でも、可愛いらしかったし、20ユーロで安かったから、

まぁココでもいいかなとも思ったが、思い直す。

俺の旅の目的であるMy PCでHP更新をするためのネット接続環境がなさそうだ。。。

ちなみにアストリアの紹介欄にはそれが明記されてあったんだ。

断腸の思いでキャンセルを告げる。

人の良さそうな管理人のおばあちゃん、ゴメンね。次来た時はココにするよ。

さぁて、もうちょっと真剣に地図を見て探そうじゃないか。

よくよく見てみると、[H]まで距離はけっこうある。

Sevilla駅の方が近いんじゃないか??と思わせるくらい。

仕方なく、重い重い荷物を引きずりプエルタ・デル・ソルを横切り、東に向かう。シンドイ。。。

歩くこと10分。この辺かな?と思って、あたりを見回すと

左の方にデカデカ看板が掲げられていた!

ホッっとしたのも束の間。Hotel Asturias(ホテル・アストリアス)でやんの。凸( ̄. ̄メ 

紛らわしいんじゃーボケェー!!近くにそんなの建てるなぁー!!ちょっと切れてみた。

でも、類似商号で引っ掛からないのか?

と登記上の問題を真剣に考えてしまった。

仕事がら仕方ないが、会社休んで来てるのに、そんなことを考えてしまう俺が悲しい。

地図で再確認。まだ1ブロック先らしい。頑張ってまた歩きました。

そして、ようやく発見!!

今度こそHostel Astria(オステル・アストリア)だったよ。(^_^;

階下でインターホン越しにロック解除を頼む。

そして、不幸は続く。

なんとエレベーター故障中。( ̄□ ̄;) ガーン

30kgの荷物を6Fまで担ぐハメに。。。

「ダイエット&ダイエット」と自分に言い聞かせ、1段1段上る。

受付(レセプション)着いたときには汗ダクだったね。マジで。

Staffに聞くと、1部屋開いているとのこと。

Butまだ客が寝ているからチェックインはできないとのこと。

もうあんまり考えたくなかったので、即決した。

       ・・・朝10:00までの出来事でした。

 

中央のブロンズ像は、SOL のシンボル「桃の木にかじりつく熊」の像

スペイン各地に延びる9本の国道の起点「0km」って書いてあるでしょ

 

 誤算A

 試合会場まちがえる。

 

明日はこの旅最初のサッカー観戦。とりあえずチケットを買いに行くことにした。

リーガエスパニョーラ:レアル・マドリー vs アスレチック・ビルバオ

王者レアルの試合は2年前のトヨタカップで来日したときに国立競技場で観ている。

でも、その時はラウル、フィーゴ、ロベカルなど主な面々はいたけど、あの彼がいなかった。

そう今シーズンのレアルマドリーには、フランス代表[10]ジダンが在籍しているのだ!

フィーゴ&ジダンの試合を観なければ、この旅は極めて意味のないものとなってしまう。

早速、本拠地サンチャゴ・ベルナベウに向かう。

SOLからMETROに乗り北へ15分くらいで着く。駅名も同じ。

階段を上がっていくと、光の向こうに徐々に巨大な建物が見えてくる。

第一声 「デケェーーーーーー!」 

感動です。ウルウル涙が出てきました。ウソです。

でもその威圧感たるや、東洋のサッカー後進国からやって来た青年を

再び地下鉄のホームへと後ずさりさせるには十分すぎるものだった。

そして俺はそのまま電車に乗って帰っていったのでありました。。。

というのはやっぱりウソで(※村上龍の69より)、

ココぞとばかりに写真を撮りまくった。

縦、横、斜め、時には股の下からなんかも撮った。

 

サンチアゴ・ベルナベウ・スタジアム

 

 

よっしゃぁーそろそろticketでも買いにいこうかな。

サポーターズショップがあったので、中に入っていき、聞いてみると、

明日の試合のはないってさ。

「やはりレアルは人気なんだなぁ」とちょっと感心してみたが、

そんな呑気なことはいってられない。俺は生で試合が見たいのだ!

チケット売場に向かうと案の定閉まっている。ダフ屋が話しかけてきた。

「チケット欲しいのか?」

「明日のチケットはいくらだい?」

「明日は試合なんかないぜ」

「はぁ?(ウソつくんじゃねぇーよ)Realy?」

「明日レアルはアウェイで試合なんだぜ。

 俺が売ってやろうとしているのは火曜の試合のだ。」

( ̄□ ̄;) ギョエー!!!!!!!  

これには本当にやられた。旅の最初から躓いてしまったのだ。

 後で[H]帰って確かめたら、ビルバオのホームみたい。しかも今夜だった。

  チャンピオンズリーグがある週はたいてい試合日程がズレル。

  前回イタリアで観戦したフィオレンティーナvsマンチェスターユナイテッドも土曜日にズレてたしな。

 

「じゃあ、火曜のチャンピオンズリーグの試合のはいくら?」

計算機とジェスチャーだけで始まる値段交渉スタートです。

「50ユーロでどうだ?」

「(日本人だと思ってバカにすんなよ)高すぎだ!20ユーロにしろ!」

「(お前こそ、フザケタ値段言いやがって!)40ユーロまでしか負からないね。」

この後、「25ユーロ」→「35ユーロ」とお互い妥協し始め、30ユーロで交渉成立!

デカイ札しか持ってなかったのでBARに行って両替し、支払う。ガッチリ握手。

アディオース

ticket交渉はこの旅で何回もやったけど、大体こんな感じ。

 誤算B

 待ち人来たらず。

 

 

この後、チャマルティン駅で、火曜日深夜の寝台列車の予約をした。

英語を喋れる人のカウンターへ行くのだけれど、

あまり聞き取れないので俺の意図が伝わらない。

そこで、日本から持参したポストイット(大)に、行き先や列車ナンバーなど

キーワードをいっぱい書いて、会話の手助けをする。

苦労の甲斐あって予約完了。

当日の宿が決まり、次の訪問地までの足を確保し、チケットを購入し、

これで晴れて市内観光できるのだ。

とりあえず、王宮なんぞに行ってみた。王宮自体は中に入れないので外から見るだけ。

その周りではweek endらしく散歩している人や観光客がいっぱいいて、

ミュージシャンの演奏も聞けた。

 

王宮の前に建つ騎馬像

 

 

一旦ホテルに戻り、夕飯まで待つことに。昨日TAXIに相乗りした鈴木さんたちと

約束をしておいたのだ。

彼女達の[H]を記した紙を見ると、なんと、アストリアス。(笑)

歩いてすぐなのでギリギリの19:00に向かった。が、いない。

そこで、受付に問い合わせてもらうと、このホテルには宿泊していないらしい。

騙されたか!?と思ったが、そんな酷いことをするはずがない。

何かのトラブルで別の[H]に替わったらしい。

端末で調べると滞在先が分かった。でもちょっと遠かったし、

向こうもまさか追いかけてくるとまでは思っていないだろうし、諦めた。

夕飯くらいは誰かと食べたかったのになぁ。。。

ツイテナイ。

 

 誤算C

 どん底で、、、

 

 

一人の夕飯はツライ。なぜかって、夕飯こそ“食”にお金をかけるべきところで、

海外旅行の醍醐味じゃん。

だから、複数人で何品も頼んで、お酒も飲んじゃうっていうのが理想。

だけど、俺の理想は木っ端微塵に打ち砕かれてしまった。

誰か日本人を探そうにも、こんな時に限って誰も通らない。

得てしてそんなもんである。

今日は本当に厄日だったので、誰かに優しくしてもらいたかった。

って言うか、やけ酒飲んで誰かに愚痴りたかった。

2日目から日本語に飢えてしまったのだ。

日本語、日本語、、、と考えていると、ガイドの日本料理屋が思い浮かんだ!

近くにあるところは?、

と調べると、「どん底」という店を発見。早速そこに向かう。

・・・が、ツイテない時はツイテない。なんと休業。

どん底休業で本当にどん底だ。。。

マジ悲しい。厄日だ。。。

 誤算D

 嬉しい誤算

 

不幸のどん底にいる俺はマドリッドの街を彷徨い歩いた。どうしたもんかな。。。

気付いたらSOLにいた。土曜日らしく人通りも多く、賑わっている。羨ましい。

俺も本当だったら楽しい食事をしている頃だったのにぁ。などと思っていたら腹が鳴った。

でも、どこで食べようかな?ちょっとしたレストランは高くつくので、

定食屋を探すがない。FFは嫌だし。。。

そこで俺はある仮説を立てた。

「デパ地下は万国共通で食品売場なのではないか?」

早速、EL CORTE INGLESに行ってみた。

そしたら、俺の予想は見事に的中!食材が売っていたよ♪ 

これで一人分の食事ができる!

・・・と思っていた矢先、すぐにその期待は裏切られる。

とにかく量が多いのだ。

パンは1斤、ヨーグルトも6個パック、バナナも1房、リンゴも5個で1パックなど。

不運だ。そんなに食いきれないよ〜ん。と悲しんでいたら、前方に日本人発見!!

「すみません。一人じゃ食べきれないので、シェアしませんか?」と話を持ちかける。

そしたら、「いいですよ」の返事!

しかも、「どーせ、私達も食べきれないからタダであげますよ。」だって。

うひょーラッキー!!今日初めてツイテた。

ついでに俺の今日の厄日っぷりを聞いてもらい、同情なんかもしてもらって、

挙句の果てにヨーグルトとオレンジとリンゴをもらっちまいました。v(^0^)v

大和撫子に乾杯!あー人間って素晴らしい。

性善説支持者の俺がそれを確証する瞬間だね♪

BEERを買いたいというので、さっき俺が見つけたセブンイレブンまで連れて行ってあげた。

今日は一日ついてなかったけど、最後の最後でちょっとツイテました。

 
  ■今日の支出:44.3ユーロ    ■万歩計: