2002年2月24日(日)

[旅程] ベンチミグリア → ミラノ −(夜行列車)→ ローマ

[試合5] セリエA : インテル vs ウディネーゼ

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 出発の朝は慌しくpart2  

この旅行記は当時毎日記していたノートを見ながら書いてるんだけど、

それによると、「この日記を書くのは2/28」となっている。

どうやら、その間は多忙も多忙で、ボーボーだった。

今思い出してもいても、そんな気がする。(^_^;

 

たしか6:00に起床。

シャワーを浴びている暇がなく、超特急でチェックアウト。

7:00の列車に何とか間に合った。

駅構内のcafeで1杯だけコーヒーを飲めたのは幸いだった。

列車はまず海岸沿いをひた走る。

モナコ入国の昨日とは違い、今朝は十分に日の出を堪能できた。

朝の地中海はそれほど青くない。霞んでいる。

陽の光を浴びてキラキラと輝いているのが何とも素敵だった。

車中では延々イタリアでの旅程を組んでいた。

試合と移動と観光を組み合わせる作業。

出国前は予定から外していたローマに、結局行くことを決めた。

やはりローマvsバルセロナの第2戦も見てみたいじゃない。

あとはナポリに行ってみたい。カプリ島の青の洞窟に行ってみたい!

という願望がローマ行きを後押しした。

ミラノに着いてからやることをリストアップ。

メチャクチャいっぱいあってちょっと不安だ。

何と言っても今夜の夜行列車でRoma入りしないとならないからな。

今日はタイムロスが最大の敵だ。

 

コートダジュールの朝陽

移動中はいつもこんな感じ

 
 エレガンスな一日  

10:50定刻ちょっと過ぎにミラノ中央駅に到着

まずは今夜の夜行列車の手配。

右往左往してしまったよ。

最初並んだ列は近郊路線専用のカウンター。

「向こうだよ!」って教えられて並んだところも同じだった。

もう一度探してみたら2ブロックくらい向こうの部屋。

一応当日券なんだけどな。夜行列車は虐げられている。

いきなりカウンターに行ったら、整理券をまず取れ!と怒られる。

さんざんだ。。。

まだまだ時間がかかりそうだったので、食料と新聞を買いに行くことに。

売店でパニーニ買ったら、イキナリ落してしまった。。。

マジで泣きたかった。(T_T)

お金を下ろし、新聞を買う。ガゼッタデルスポルト

久々に見た独特のピンクの新聞に、懐かしさを感じた。

今日の試合時刻をチェックすると15:00。果たして間に合うだろうか!?

待つこと1時間弱。

ようやく順番が来て、予約完了。時計を見ると13:30。

次に相棒(Bag)を駅構内の預り所に預けに行った。

チェーンでぐるぐる巻きにしたのに、寸前で中身チェックが待っていた。。

仕方なくもう一度ほどく。こんなのばっかりだ。

2.58ユーロ支払い、ようやく身軽になった。

流行の発信地ミラノはエレガントに過ごしたかったのに、

アタフタ、ハァハァの始まりだった。

 

 いざセリエA !!!  

予想外に時間をくってしまったので、すぐスタジアムに行くことにした。

ルートは、Centrale駅からCadornaまで行き、 Lotto駅で降りる。

ただし、Lotto駅ではMolino Dorino行きに乗らないとならない。

路線図を見て、切符を買おうとすると、日本人カップに出会った。

困ってそうだったので、「どうしたんですか?」と話し掛けると、

「切符ってどこまで行っても同じ値段なんですか?」と聞いてきた。

ヨーロッパって市内近郊なら大抵どこも同じだと思ったので、

「そうだと思いますよ。」って答えた。ついでに、

「ところで、2ユーロを1ユーロ2枚に替えていただけませんか?」

 って逆にお願いしてしまった。(^_^;

だって、切符2ユーロコインだと買えないんだもん。

困っているときはお互い様ってことで!(俺って調子イイ奴だ)

 

Cadornaまでの列車はインテリスタがいっぱい乗っていた。

みんな急いでいる様子。俺は一人のインテリスタに話し掛けてみた。

「俺チケット持ってないんだけど、余ってない??」

「残念ながら、持ってないよ。」

「チケットって買えるかなぁ?」

「大丈夫だと思うよ。」

「今からスタジアム行くんでしょ?俺初めてだから一緒に行っていい?」

「ゴメン。俺友達と待ち合わせしているから一緒には行けないんだ。」

それじゃ仕方ない。

でも彼とはけっこうサッカーの話で盛り上がったな。

かなりわかり易い英語をしゃべってくれたので助かった。

俺が「ヨーロッパのサッカーを見て回るために日本から来たんだぜ」

って言ったら驚いていた。でも考えてみたら、

イタリア人が日本に相撲観に来ていたら俺だって驚くもんな。

Cadorna駅に着いたら、なんと彼、わざわざ乗り換えホームまで俺を連れて行ってくれて、

「Molino Dorino行きは次の次だからね。」と忠告してくれた。

そして、「Lottoに着いたらシャトルバスが出てるからそれに乗れば大丈夫だよ!」と教えてくれた。本当に親切なヤツだった。

グラッチェ×2とお礼を言い、そのナイスガイと握手して別れたんだけど、

このことが俺をインテリスタにさせたきっかけだったんだと思う。

 

電車を待っている時、後を見たら見覚えある2人が。

さっきのカップルだ。

ひょっとして彼らもサッカー見に行くのかな??

「サッカー見に行くんだったら一緒に行きますか?」

って声を掛けてあげたら、「そうなんですよ。じゃ一緒に♪」

彼らは新婚旅行でやってきたWさん夫妻。

でも年を聞いたら旦那は俺と同じだった。

方や既婚者、方や放浪者。同じ28歳なんだけどな。(^_^;

旅行の最後に旦那たっての希望でサッカー観戦をすることになったらしい。イタリア来たからには見ずして帰国できないでしょう!

 

 
 憧れのサンシーロ♪♪  

Lotto駅に着いて、地上に出ると、すぐにシャトルバスが見つかった。

ギュウギュウ詰めの車内に割って乗り込む。

5分ほどで、遂にサッカーの殿堂スタジオ・サンシーロに到着!!!

サポーターもいっぱい集まっている。

まずはチケットを手に入れないとどうしようもない。

が、当日券を売っていたので不安はすぐに解消。

1枚は女性用にして合計3枚買ってあげた。(※女性は安いのだ)

さぁて、入場ゲートはどこだろう??

聞けばよかったのだが、無駄に一周してしまった。

そしてキックオフ数分前、ようやくゲートイン。

SEATを探すのに一苦労。席が埋まっているので容易に進めないのだ。

しかも間違えてしまった俺らは柵をよじ登ったりして大変だった。

奥さんにはホント申し訳なかったな。

やっと見つけたと思ったら今度はイタリア人が座ってやがる。。オイオイ

「どけよ!」と言っても何やら逆切れ気味で、

「遅いんだから向こうへ行けよ!」みたいなことを言われる。

この野郎!!とブチ切れそうになったが、試合が始まりそうだったし、

何よりここで日本人は圧倒的に不利なので、怒りを沈め、

(いや日本語で文句言ったような気もする)、後方の席へ移動。

何とか間に合ったよ。

インテルのスタメンは俺の期待通り♪

ビエリ、レコバ、ベントーラ、セードルフ、ディビアッジョ、トルドなどなど。

対するウディネーゼも、むんむんムッツィ、ヨルゲンセンが出ていた。

俺の注目選手はno32とno20。

ビエリ[32]の迫力とレコバ[20]の足技に魅了されっぱなしだった。

試合は終盤点の取り合いになり、3-2でインテルの辛勝。

でもこれでインテルは首位に立ったのである。

展開が速くて、点も5点入ったしかなり楽しめた試合だったな。

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これがサンシーロじゃー!!!

満員御礼♪

 
 楽しい夕食♪♪  

ゲームの余韻を楽しみながら、俺らはlotto駅まで歩いていった。

インテリスタはお祭り騒ぎで、スクーターは2人乗り、

車では箱乗り状態で、わめきながら勝利を体いっぱいかみしめていた。

これぞイタリアだ。

 

俺らは一緒に夕飯をとることにして、とりあえずDuomoまでも戻った。

地下鉄入口から地上に出てすぐのところにDuomoがあった。

初めて見るミラノのDuomo(大聖堂)は華やかだった。

写真を撮ったりしながら散策し、適当なレストランを探す。

どうやらOPENまで少し時間があるようなので、別行動をとることにした。

そうなのだ、俺にはやっておくべき大事な仕事があったのだ。

来週末のミラノダービーのチケットを今日中に買っておきたかったのだ。

今度ミラノに戻ってきた時には売り切れているかもしれないからな。

早速サッカーshopに入って、チケットについて聞いてみると、

ミランポイントを教えてくれた。

地図を持っていなかった俺は、近くの本屋まで行き、

ミラノの地図付ガイドブックで安いやつを買ってまた戻ってきた。

親切っていうより、俺の気迫に圧倒されたお店のおばちゃんは

地図に印をつけてくれた。「でも今日はもう閉まってしまったわよ。」

それじゃ仕方ない。

木曜日くらいに戻ってきて一番に行ってみよう!

 

 食事は大勢に限る!  

19:00、さっきのレストランの前で待ち合わせ。

ちょっと遅れたけど、来てくれてホッとした。

マドリッドのいやな思い出があったからな。。。

食事はかなり美味かった♪♪

サフラン仕立てのミラノ風リゾット、パスタ、ミックスグリル、

ワインは白のソアベ(あとで赤1/2も頼んだ)にしたんだけど、

すべてがすべて美味かった。

W夫妻も「これは当たりだね!」と喜んでいた。

話も弾み楽しい食事だったな。

食後彼らの滞在する[H]に行ってみた。

もし安ければ予約しておこうと思ったんだ。

でも、ちょっと俺には高め。。。(∵新婚旅行≠貧乏旅行)

彼らが使っていたイタリアのガイドブックのホテル情報(ミラノ編)だけを

破ってもらい、それを頼ることにした。

いやぁホントにお世話になっちゃいました。

夜行に間に合うように中央駅に戻ったのは22:00。

荷物を取り出し、寝る準備を整える。

明日は2年半ぶりのローマだ。

 
  ■支出:101.44ユーロ  ■万歩計:178,180歩