2002年3月22日(金)

[旅程] ロンドン → モスクワ

 

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 知らない奴が寝てる  

6:30目覚まし時計のベルが部屋に鳴り響く。
慌てて止めようと2段ベッドから降りたら、またビビッた。
ルームメイトがまた2人増えている!
アラブ人っぽいのが2名。
おそらく深夜ここに入ったんだろう。
疲れているらしく最後まで起きなかった。
俺らは静かに出発の準備を始めた。
7:15 出発。
帰国の朝は快晴だった。
キングスクロス駅からピカデリーラインに7:35乗車。
ヒースロー空港まで直通のこの列車は、
俺らと同じようにデカイBAGを持った乗客が多かった。
ビジネスマンも多かったな。
男女のペアで乗ってきた彼らは席に座ると
おもむろにIBMシンクパッドを立ち上げ、仕事をし始めた。
俺も来週からは職場復帰だなぁ。。。
っていうか出来るかちょっと心配。(^_^;

 

 
 TAX-REFUND  

8:30 Terminal1,2,3に到着
すぐに荷物を整理し、チェックイン。
成田出国の際、28kgあった俺の荷物は、
それが増えることはあっても減るわけはない。
なので、重量オーバーを防ぐため、カウンターの女性と話しをしながら
気付かれないようにちょっと手で持ち上げた。
寸でのところで20kgを下回る。ホッ。
これぞ庶民の知恵。(笑)

Departure Gateを通り、Tax Refundへ。
ミラノで購入したエルメスのアクセサリーの免税金を
ここで受け取ってしまおう。
20ポンドくらいにしかならなかったので、
建物内のHarrodsで使い切ってしまった。
ヒースロー空港の免税店はどこも、
「本当に免税なの!?」っていうくらい高いものばかり。
搭乗までNeroで待つことにした。
カフェモカを飲み、クッキーを食べてから酔い止めの薬を飲む。

 

 
 ランチ&ディナー  

10:55 フライト
のはずが、11:25まで遅れる。ってことは成田着も遅れるのか??
すぐにランチが出た。
俺はチキンを頼む。まだ牛は油断できん!
4時間後、モスクワに到着。
直行便って聞いていたのに、トランジットがあるようだ。
まぁすぐに搭乗できたからよかったけど。
ってことは成田着は予定通りなんだろう。
離陸してまたすぐにdinnerが出た。食ってばっかりだ。
今度も敢えて肉を避け、fishを頼む。
予想通りシャケ。アエロフロートはシャケしか出てこない。
まぁ不味くはないからいいんだけどね。
食べたら眠くなったので寝た。
起きたら、もう朝かなぁ??

 
 
   

2002年3月23日(土)

[旅程] モスクワ → 東京

 

 
 帰国の途  

Londonを飛び立った時に、時計を5週間ぶりに日本時間に合わせた。
目が覚めたら、深夜っていうか早朝4時。あと6時間で日本だ。
そしてまた一眠り。

朝食を食べたら日本のことばかり考えるようになった。
着いたら、まずは●と▲と■にTELしよう!
ラーメンとカレーライス食べよう!
首相はまだ小泉なのかなぁ?
俺のポートフォリオは目減りしてないだろうか?
会社に俺の席はあるのだろうか?
などなど。

10:40 無事に成田に到着。
嬉しい。

着陸の瞬間思わず拍手しちゃったよ。(笑)
税関を通り抜け、ゲート抜けたところで、お出迎えの人たちが見えてきた。
誰か俺を車で迎えに来てくれねぇもんかなぁ…
だが、当然知っている顔は一人もいない。
しかし、まったく予想していなかったので、マジでビビッタが、
その中の1人が俺の名前を書いたプラカードを持っていたのだ!
近付いていってみると、大和銀行の人だった。
話を聞いてみると、出国の際、俺が買ったT/Cに対して、
端数のおつりを間違えたのだという。しかもたった70円。
それをわざわざご丁寧に持ってきてくれた上、
お煎餅セットの手土産までくれたのだ。
たしかに、あの時担当者の手際が悪かったのを覚えているが、
まさかこんな形になるとはね。
嬉しかったのだが、また荷物が1個増えてちょっと複雑。

tokuと一旦別れたのだが、また京成線のホームで遭遇したので、
一緒に乗って帰った。

 

 
 旅を終えて我思ふ  

5週間という長期自由旅行をこの年でやるとは自分自身思ってなかった。
でも、現状の閉塞感を打破するためにも何かやってみたいな、
ってずぅーっと考えていたんだ。
そんな時、旅行とサッカー観戦を組み合わせたこの壮大なプラン

を思いついた。たぶん、それが2001年の夏。
旅先でのHP更新を考えたから、世界中にアクセスポイントのあるAT&Tと
プロバイダー契約を結んだのがこの時期だったのだ。
大学院の修士論文を書き上げるのに年末までかかり、
担当する1つの会社が12月決算なので1月はその整理で目一杯かかる
だろうから、行けるとして2002年2月から3月だな。
会社へのネゴは年末から始めよう。
それからは日々の疲れを、まだ見ぬ地に思いを馳せることで癒し、
年明けからは本格的に情報収集を始めた。
各国のサッカーリーグの日程を調べ、
チャンピオンズリーグとUEFAカップの日程も合わせていく作業。
それが決まると同時に旅のルートも決定。
そこから諸々の出国準備を始めた。
だから年明けから出国する前日まで一切休みなしの状態。
そうまでしてやっと実現したこの旅を今終えて、率直な感想は、
「無理してでも行ってよかった。」ってこと。
楽しかったし、嬉しかったし、辛かったし、悔しかったし、感動もした。

毎日が違う生活の中だから、ハプニングもしょっちゅう起こる。
一喜一憂するけど、一つ一つ自分で対処し、
それを乗り越えるとイイ経験に変わる。
そんな中でいっぱい自己分析もできた。
精神面での成長を促す良い機会だったんだと思う。
当然のことながら、海外旅行特有の景色や食の堪能、

地元民との触れ合いなども十分に体験できたからよかった。

TOTAL 682,637歩は、37日間で俺が残した足跡です。

この旅行記を書き終えたことにもある種の達成感がある。
たぶんこれで旅がやっと終わったんだと思う。
昼休みを利用して会社のPCで書いたこともあった。
総合的な意味で、俺頑張ったよなぁって自分で思うもん。

ここまで読んで下さった方に感謝します。
この日記がみなさんの旅のイイ資料になってくれれば
globetrotter冥利に尽きるってもんです。

 

2002.08.21 shin in Tokyo

 
  ■支出:34.5ポンド  ■682,637歩(TOTAL)