無理なこと

『今日は最悪だったわ。』
あかね(仮名)は気分悪そうに切り出した。

朝食は、きのことワカメのお味噌汁
お弁当はそぼろご飯
二つとも前の晩にお母さんが作ったの。

お味噌汁を食べていると、なにか硬いものが入っていたのね。
キノコの根っこの方かと思ったけど、それにしては硬いから、
何だろう?
と思って、箸で口から出したら、



ゴキブリ。。。



きゃーーーーーーーーー
おえっ うえっ ぺっ ぺっ
噛んじゃったぁぁぁ




朝から最悪だったわ。
会社に来たものの仕事は はかどらないし、
なんか気持ち悪いし、帰りたいなぁ。
などと思っているうちに、もうお昼。
お弁当を食べていても、朝のことを思い出しちゃうわ。
はっ!もしかして。。。
半分くらい食べたところで嫌な予感がしたから
お弁当をよく見たの。。。



ゴキブリ。。。そぼろの中にいる




きゃーーーーーーーーー
おえっ うえっ ぺっ ぺっ



。。。とまあ、こんなことがあったのね。
疲れた様子であかねは続けた。

それでね、家に帰ってすぐにそのことを母に言ったの。
そしたらお母さんに、こう言われたの。。。



ゴキブリを食べる国だってあるんだから大丈夫
死にはしないわよ
















少しの沈黙の後 
不敵な笑みを浮かべながら あかねは僕に言った。





















ねえ、チュ― する?



。。。いいえ、結構です。
そんな話聞いたすぐ後は無理です。

親も親なら、子供も子供だな。。。