岩間温泉

白山スーパー林道の石川県側の入り口近くから
噴泉塔群へつながる道がある。
夏までは入り口にバリケードあり。

入口付近で、山菜取りに来ている中年夫婦に遭遇。
奥さんはやる気なし。
「はあー、しんどい。あと何分歩くの? はあー、しんどい。」
「なに言ってんだよ。まだ、5分しか歩いてないだろ。」と、ご主人。
「はあー、しんど。
大変そうだ。

そんな2人を横目に舗装道路を延々2時間。
まずは岩間温泉に着く。
夏の間は温泉地として賑わうが、冬は閉鎖されている。
お湯は山からポンプで引いているようで、冬は露天風呂も空っぽ。
源泉へ行かないとお湯には入れない。
ここからは、山道を歩く。
片側は急斜面の山、もう片方は断崖絶壁
ガードレールがない。
所々、がけ崩れで道がない。洒落にならん。
仕方ないので山の斜面を伝って、向こう側へ渡る。
時折カラカラと落石。

突然、山手から大きな黒い塊が落ちてきた。
と思ったら ピョンピョン 跳ねてがけを降りていった。
今の何だ?カモシカか?
見たことのない生き物だ。

だんだん帰りたくなってきた。


しかし、折角ここまで来たので元湯に入りたい。
あの角を曲がったらきっと着くはず。
あの角を曲がったらきっと着くはず。
あの角を曲がったらきっと着くはず。
と、だましだまし歩く。


それから約1時間後、ついに到着。

   川の脇にある露天風呂


昔はここに温泉宿があったらしい。
川の脇に露天風呂があり、あたりは湯気でけむっている。
川の水を湯船に引き込んで、お湯の温度調整をしているようだ。

さあ、お風呂に入ろう。
と思ったが、露天風呂の底にはコケやらやらがびっしり。
さすがに気持ち悪いので、その場に置いてあったブラシでお掃除。
見る見るうちにお湯は緑色に変わっていく。

川からの水の流れだけでは淀んだお湯はなかなかきれいにならない。
その場でしばらくボーと待つ。

時計を見ると4時半過ぎ。
急がないと日が沈む
湯は、一向にきれいになる気配なし。



仕方ない。帰ろ。