手づくりカヌーが
できるまで
<工程1/杉板のはぎ合わせ>
幅3cm程度の杉板を、カヌー型の治具にガンタッカーとボンドで固定していきます。船底へ向かって一枚一枚丹念に貼っていきます。なかなか根気がいる地味な作業が続きます。カヌーの形になってくる途中からは、わくわくドキドキ。
<工程2/ピン抜き>
細い
杉板が全部貼れたら、ボンドの完全乾燥を待って、ガンタッカーのピンを抜いていきます。安全面と錆の防止の両面から、1本も残さず抜かなければなりません。誰でも簡単にできるので、みんなで手分けしてやれば、あっという間・・・でもないか。
<工程3/治具はずし>
ピンが全部抜けたら、治具からカヌーをはずします。いよいよ、カヌーがその船体を現した。でもまだ薄い板とボンドだけで出来ているので、強度不足。扱いは慎重に。
<工程4/カンナがけ>
湾曲した部分にカンナをかけて、なめらかな曲線を作ります。杉の木は比較的柔らかいので、簡単に削れますよ。木工職人になった気分で精度に挑戦しましょう。ただし内側のカンナがけは難しいので、グラインダーの力を借りた方が楽。
<工程5/FRP塗装>
カヌーの外装の塗装です。芯は木ですが、その外側にFRP樹脂塗料とガラス繊維を塗ることで強度アップと防水性を高めます。慎重かつ大胆に作業をすすめます。完全に乾燥するとカチカチに固まってしまいます。
<工程6/ガンネル部分>
カヌーの強度を高めるガンネル部分を板とダボ釘、クランプを使って固定。ガンネルできあがると、いよいよ完成間近。
<工程7/ヨークの取り付け>
カヌーの横方向の支えにもなるヨークを角材から削りだし、本体に取り付けます。その後前後の先端に浮力材を入れてふたをすれば作業完了。最後に残っている部分の塗装をすませればカヌーの完成。