|
|
|
|
|
バンコクのホワランポーン駅から歩いて約5分のところに「ワット・トライミット」がある。ここ付近で”Today's close. (本当は”It's closed today"が正確。念のために。)”と言われた。ここでもカモにされる人はいるのだろう。この寺の見どころはなんと言っても仏像! 純金でできた(厳密には高純度の合金)仏像がお堂に安置されている。バンコクでは多くの仏像が金色に輝いているが、ここの仏像は輝きが全くちがう。これこそ金だと思わせるほどよくわかった。私が訪ねた時はロシア人の観光客がたくさん来ていた。珍しげに近くに寄ってみたり写真を撮りまくっていた。私も恐れ多いが撮影禁止でなかったので撮らせていただいた(写真はこちら)。お堂の中は土足禁止の床になっていたので、10分くらい仰向けになって寝ていた。今考えてみれば足を仏像に向けていたので失礼だったかな。ロシア人観光客が「何やっているんだ」という顔をしてこっちを見たり、笑っていた。ちなみに日本では北枕で寝てはいけないというのがあるが、タイでは西枕がいけないそうだ。もう少し見ていたかったが、次があったのでワット・トライミットを後にした。 ワット・トライミットから少し歩いただけでチャイナタウンにさしかかった。チャイナタウンの中心となるヤワラー通りに出ると、「ここがチャイナタウンだ」とわかるくらい、通りに中国語表記の看板がずらっと並び圧倒された。 ここでぜひ体験してみたいことが「フカヒレスープを食べてみたい」ことであり、一度も食べたことがない私にとって楽しみだった。価格も日本と比べて安く、手を出しやすかった。どこにしようかと通りを歩いていたが、なかなか決めかねていた。しまいには疲れてしまい、専門店が集中したビルに足を入れ、そのビルの1階にある店に決めた。値段を聞くと、小さい方で400B、大きいほうで2,000Bだったが、小さい方にした。スープを作る前に、小の場合と大の場合に使われるフカヒレを見せてくれた。大きい方になると、B5ノートくらいの大きさのフカヒレでそれはびっくりした。スープが出されるまでかなり時間がかかった。20分くらいであったか。それまでウーロン茶で時間をつぶした。ちなみにタイでは、記憶の限りではチャイナタウン以外でウーロン茶を飲むことは難しい。代わりなのかミネラルウォーターはどこでも頻繁にあった。ようやく出されたフカヒレスープは土鍋みたいなものに盛られ、まだぐつぐつ煮立っていた。せいぜい味噌汁を入れる器くらいの大きさと思っていたが、予想を裏切りラーメンのどんぶりくらいの大きさで驚いた。琥珀色のスープの中にはこれまた予想を裏切ってフカヒレがたっぷり入っていた。その他干ししいたけ、お好みに合わせてパクチー(タイの香味菜)を入れることができた。スープは少しどろっとしており、一口飲んでみたらショウガのような香りがした。これを冬の寒い時に飲んだら暖まるだろう。バンコクでは寒くならないが。フカヒレというのはゼリーみたいな食感をイメージしていたが、少し歯ごたえがあった。結構量が多く、このスープ1杯で満足いくほどであった。こんどバンコクに行ったときはまた食べてみたいと思い、フカヒレ体験はよい成果をあげることができた。 タイに入国して、休みなく歩き続けてきたので足にかなり疲れがきていた。フカヒレスープを食べた店があるビルの2階に足裏マッサージの店があり、やってもらうことにした。背もたれが倒れるソファーに座り、足元にガタイのあるおばさんがやってきた。ふくらはぎから足裏までマッサージしてもらえるのだが、これまた凄く痛い。おばさんは痛い顔を見て「そうだろうよ」というような顔をしながら笑っていた。周りのマッサージ師も「かわいそうに」というような顔で笑っていた。けれどもこれが案外痛みに耐えられた。45分後マッサージが終わり立ってみたら、もの凄く足が軽かった。マッサージをしてもらっている時も期待していたが、予想をはるかに越えてよかったのでまた来ようと思った。そして店を出る時に、受付のおばさんに20Bのチップをことずけた。 マッサージをしてもらっている時に中国語のカラオケが聞こえた。大会でもやっているのだろうかと後でのぞいてみると、やはりそうで表彰式をやっていた。最後に優勝者が発表され、優勝したのがチャイナドレスを着た、「オカマ」の格好をした「男」だった。バンコクでは「ニューハーフ」が多いのだが、この人はおそらく雰囲気的にニューハーフでないと思った。表彰式の時に言葉を交えながらパフォーマンスをしていたが、みんな爆笑していた。中国語もタイ語もわからなかった私だが、つられて笑ってしまった。それだけインパクトのある人だった。実に趣のあるビルであった。 チャイナタウンはその他「金行」という店が多くある。「金行」とは、その名の通り金を扱った貴金属店である。多くの日本人観光客が店の中で物色していた。私には関係ないのでウインドウから見るだけであった。うらやましいけど・・・・・。チャイナタウンは活気のある所であった。中国の食べ物、材料や生鮮食料品を扱う店も多く、多くの地元の人、観光客で賑わっていた。採算が取れるのかと思うくらい商品が出回っていた。チャイナタウンとは「生きている街」、そんな印象を感じる所だった。 |