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バンコクの南バスターミナルから、18:45発のバスに乗ってカンチャナブリーという所まで向かった。1等エアコンバス、79B(日本円約270円)。バンコクから西へ130km、約2時間で到着した。 2時間というのは大変早い。というのも、ノンストップでもないし、高速道路を走るわけでもないからである。タイは鉄道網がシンプルな反面、道路事情が非常によい。日本では例えば京都から名古屋までが約140kmくらいであるが、高速道路を使わない場合、たいていは国道1号線を走ることになる。国道1号線は都市部では片側2、3車線もあるが、たいていは片側1車線である。おまけに信号も多い。だから3.5時間はかかる。ところがタイの場合、都市間を結んでいる道路は多くの場合片側2車線あり、おまけに道路幅が広い。また信号がほとんどないために、一般道でも高速で走ることができる。私がカンチャナブリー行きのバスに乗っていた時、体感で100km/hのスピードが出ていたと思う。だからタイのバス網はしっかりしているし、本数も多い。その反面交通事故も多いらしい。 私が乗ったのは1等エアコンバスである。2等もあるが、車体に違いはあまりない。少しサービスが異なる。バスが出発すると、車掌がミネラルウォーターを配りだした。それから、車体後部にトイレがある。その程度の違いである。 カンチャナブリーに到着した。バスターミナルに到着すると私を外国人とわかってか、トゥクトゥクの運転手が私に手招きした。カンチャナブリーに来てまずどこに宿泊しようか迷っていた。結局ガイドブックを参考に「LUXURY HOTEL」に泊まることにした。理由は2つ。1つはセキュリティーがしっかりしているか、ということ。実際夜間は玄関のカギがかかっているが、常にフロントに係員がいて宿泊客は自由に出入りができた。もう1つは明日早朝に乗る予定の、泰緬鉄道のカンチャナブリー駅に近かったからだ。バスターミナルからトゥクトゥクの運転手と交渉の末、30Bでホテルに向かった。さて部屋は空いているのかと少し心配していたが、空いていたのでここに決め宿泊代600Bを支払った。部屋はわりときれいで、泊まるのに何ら支障がなかった。 カンチャナブリーはカントリーな街と聞いていたので、夜はひっそりとしているのかな、と思っていたが、多くの屋台でにぎわっていた。それどころかアメリカンバー(ライブバー)もあって活気づいていた。「やっぱり屋台で食事を」ということで夕食は屋台に赴いた。まずは「サム・タム」というパパイヤサラダを食べた。もちろん味付けをするのだが、調理の途中で味見をさせてもらったら、これがものすごく辛かった。私の顔を見て現地の人たちは笑っていた。とにかく辛い。けれどもソム・タムと合わせて食べるとこれが結構いける。ピーナッツとマッチしておいしかった。値段は最初男の店員が外国人と思ってふっかけたのか、50Bと言ったが、女の人がそれはいけないと思ったのか、正規の20Bを支払った。次に別の屋台で麺を食べた。麺と言っても様々な調理法があり、自由に選択することができる。まずは麺の材料。小麦粉を使った「バミー」か米を使った「クィッティオ」がある。そして麺の太さ、スープを入れるか、そして最後に具の種類。いろいろにアレンジできて面白い。また、食卓に調味料があるのでそれで味付けができた。そんなこんなでタイの初屋台は「刺激」と「驚き」で終わった。 ホテルに戻り、早々に床についた。あすは5時起き。不安と楽しみを胸に抱き、眠りについた。 |