タイでの思い出 (Jan. 2002)

眠らない夜のバンコク
この日見物を終えて、タクシーとBTSを乗り継いでホテルへと向かった。元々予約していたホテルで、スクンビット通りから少し離れたところにあった。1泊1,400B(約4,500円)。チェックインを済ませ、部屋へ入ると中は広々としていて日本のシティーホテルと全く変わらない内装であった。キッチンや事務デスクとかもそろっていて、長期滞在にも支障ないくらいだった。日本と違っていたのは歯ブラシが備え付けられてなかったこと。どこかで買ってこいということか。

さっそく夜の街へくりだした。スクンビット通りは昼間も活気にあふれているが、夜になるとさらににぎやかだ。ところどころ外国人観光客がオープンバーで酒を飲んで騒いでいた。屋台の数もさらに多くなり、食べ物や衣類装飾品など、なんでも並べられていた。インターネットカフェなんかもところどころあり、約1時間で20または30Bでインターネットができる。日本の友人からのフリーメールも読むことができ、送ることもできる。

話は戻り、スクンビット通りはバンコクでも有数の繁華街の1つだ。日本で言えば、大阪ミナミ、新宿歌舞伎町といったところだ。よくバンコクの夜は何もかもイヤなことを忘れてしまうほど楽しいところと聞くが、なるほどと思えるほど雰囲気がハイなところだ。日本の繁華街とはまた違う。

24時間眠らないスクンビット通りの一角にネオンが集中するところを見つけた。ここは「ナナ・エンターテイメントプラザ」というところである。ここがスクンビット通り界隈で最も人の数が密集しているところだそうだ。辺りを見ると、客層は欧米系の外国人か日本人であった。肝っ玉が小さい自分ではあるが、せっかくタイに来たのだからと意を決して足を踏み入れることにした。ここはバーやカフェが集中していて様々な形態で営業している。まずは3階建ての中の、1階の中心にあるオープンカフェのイスに座り、アイスコーヒーを注文した。タイのアイスコーヒーは日本とは少し違う。グラスの3分の2がコーヒー分で、3分の1がミルクが上に浮いている。そしてそれをかき混ぜるのだ。またこれが甘い、っていうか甘すぎる!!普段コーヒーはアイスでもホットでもブラック(砂糖もミルク分も入っていない)なので、少しおっくうだった。カウンターには若い女の子の店員が2、3人いた。少し英語が話せたがやはりタイ語が中心なので、旅行用のタイ用語集を使って話をした。日本人も多いらしく、やはりほとんどはアメリカ、ヨーロッパ人が中心らしい。「ここは楽しいところだから是非楽しんでいってね」なんてことも言っていた(多分)。

カフェを離れ、2階と3階へも行ってみた。そして驚くべき体験をした。2階へ上がるなり店の女の子が抱きついてキスをしてききて、店の中に引きずりこんできた。喜んでいいのかな・・・・・。ここは「ゴーゴーバー」というバーがたくさん集まっているところなのだ。ゴーゴーバーというのは、基本的に男性でも女性でも気軽に入ることができるバーなのだが、中ではセクシーな衣装を着た女の子たちがお立ち台みたいなところで踊っている。もちろん横について話をすることもできる。ぼったくられるのが怖かったので(小心者です)、ただ歩いているだけだった・・・・・、が、やはり旅人としての好奇心というか行かずに後悔するくらいなら、ってことで1軒だけ入ってみることにした。暗い中に入るとビートな音楽が鳴り響いていて、案内の人にテーブルに連れていかれた。おどろおどろしながら飲み物を注文した。ビールを頼み、瓶のハイネケンがテーブルに置かれた。値段は90B。案外高くない。どうやらぼったくられることはないようだ。お立ち台では15人くらいの女の子が踊っている。かわいいなぁと思いながら、目のやり場に困ったりする(こんな人間いるのかな)。シャイな私ですから(^_^;)。なんせ日本でもこういう系の店には行ったことがないので、ただ驚くばかりであった。時には女の子がやってきて話しかけられたり、しきりに飲み物をおごれと誘ってきたりした。幾分お金がかかりそうな気がするが、時にはこういう楽しみ方も結構いいかもと思った。店で飲んでいた人から聞いた話にはもっとすごいことがあるそうだが(ここでは恥ずかしくて言えません)、時間も遅いし、観光もあるので引き揚げることにした。ホテルへ帰る途中、街はまだ眠っていなかった。そしてホテルに戻ってバンコクの夜の鮮明な活気を思い浮かべながら、深い眠りについた。

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