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絶壁の上にあるミューレンの町

ラウターブルンネンはU字谷の底にある町です。 氷河が山を削り取った後に出来るU字谷は両側を断崖絶壁で挟まれた深い谷となります。ユングフラウヨッホから下りてくる途中、お花畑をハイキングしているときに、ラウターブルンネンのU字谷の向こうに見つけたミューレンの町も右奥の断崖絶壁の上にあります。地図で確認したところ、この崖は高さ600メートルはありました。絶壁の上から流れ落ちる滝は、シュタウプバッハの滝,落差は300mもあるそうです。
 ミューレンの町には、ここからケーブルカーで一気に登って、がけの上を谷の奥に向かうコースと、先に谷の奥に入ってロープウェーで登るコースがあります。早く高いところに登りたいTAKAはケーブルカーコースを選びました。
グリッチュアルプからは谷の向こうに三山が眺められます。 ラウターブルンネン(795m)からケーブルカーで登った終点のグリッチュアルプ(1,486m)からはアイガー、メンヒ、ユングフラウ(左から)の三山が目の前に見られます。ここからミューレンまで絶景を眺めながら電車に約15分間乗ります。座席はもちろん左側がお勧めです。昔、地下鉄は何処から入れるのか悩んでたおじさんが居ましたが、線路が通じていないこんなに高いところまで電車をどうやって上げたんでしょう。
ミューレンの町は断崖絶壁の上にあります。 到着したミューレン(1,638m)はまさに崖っぷちの町です。崖の下の町レングロアルト(862m)から実に800mもの高低差があります。このうち約600mが絶壁です。
絶壁の縁に建つホテルです。 ミューレンで泊まったホテルは、絶壁の右端に見える建物です。ホテルの予約は取っていなかったので、はじめ安いホテルを当たって空き部屋が無く、ミューレンにしては高い方のホテルになってしまいましたが、泊まる価値のあるホテルでした。
有名なル・コルビジェの設計したホテルエーデルワイスです。 これがミューレンで泊まったホテル・エーデルワイスです。宿泊者カードに名前、国籍などを書いた後、職業の欄にahchitecteと書き込むと、レセプションのきれいなお姉さんが、この建物はコルビジェの作品だと言い出すではないですか。フランスの有名な建築家ル・コルビジェです。詳しく聞きたくなったTAKAは、お姉さんとしばらくこの建物について話していると、書棚から大切そうに1冊の本を取りだして見せてくれました。まさに、このホテルについて建物や調度品の写真、設計図、工事中の写真などをまとめた本でした。欲しいところをコピーしてくれると言うので、ここと、ここと・・・・、お姉さんは付箋を挟んでいきます。そして、付箋が10枚ぐらいになったとき、お姉さんは「いいわ、あげる。」と言って、この本を差し出したんです。
ホテルエーデルワイスからの景色は、まさに天井の眺めです。 ホテルのテラスからは深い谷を隔ててアイガー、メンヒが望めます。右の黒い稜線はユングフラウの支峰で、頂上はここからは見えません。もちろん手すりの向こうは谷底です。
工事中の写真です。こんなに高いんです。
 建物は1927年に建てられました。工事中のベランダから谷底が見えます。工事の時、資材の運搬は800mも下の町から架設のケーブルカーのようなもので引き上げました。
シルトホルンは、「女王陛下の007」のロケ地になりました。 ミューレンからは「女王陛下の007」のロケ地にもなったシルトホルンに登ることができます。ミューレンの町を通り抜けいちばん奥にロープウェー乗り場があります。ここからビルク(2,676m)乗り継ぎで頂上のシルトホルン(2,970m)までは約15分です。
 ここまでくるとアイガー、メンヒ、ユングフラウの三山が整然と並んで眺めらます。
ユングフラウヨッホからメンヒの途中まで歩いてきました。
葉←ユングフラウヨッホ
ユングフラウヨッホから下りる途中で、谷を隔てた絶壁の上に見つけたミューレンの町です。
葉←絶壁の上にあるミューレンの町



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