ベルギュンを出るとプレダまでは、同じ景色が右に見えたり、左に見えたり、今通った線路がすぐ下に見えたりと、楽しい車窓の連続です。
行きに通過したときは自分の目で景色を楽しみ、帰りに写真を取りまくるつもりだったのですが、帰りは天気があまりよくなく、よい写真がありません。でも、何度通っても楽しいところです。近いうちに、ベルニナ山群やエンガディンの谷を訪れるつもりなので、その時は天気でありますように。
北海と黒海の分水嶺アルブラ峠を長いトンネルで越えると後サンモリッツに到着です。このあと電車は坂を上り、ベルニナ線で最も高い(2,253m)ベルニナ峠を越えます。この峠にはベルニナ山群を覆う氷河から溶けだした水を湛えるラーゴビアンコがあります。このあたりは夏でも雪が降り、TAKAが訪ねた9月の初旬でもご覧の通り白一色です。湖水はその名の通り白く濁っています。スイスの多くの湖や川は、氷河が削った石灰を含むため、白い色をしています。
2,253mのベルニナ峠からの下りはたいへんです。特にアルプクリュム(2,091m)からポスキアーボ(1014m)までの標高差実に1,000m以上を一気に下る区間は豪快です。
アルプクリュウムから下り始めたこのあたりからはパリュ氷河を右の車窓から左の車窓から、分け隔てなく公平に眺めることができます。もうすこし行くと急に深い谷が現れ、いよいよ大下りに突入します。
そしてポスキアーボを過ぎると静かなポスキアーボ湖畔のリゾートを通って、いよいよ地上ループ線のあるブルジオに向けてさらに下っていきます。
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