葉

 スイス 

スイスの象徴マッターホルン

 シオンの町で夕方の演奏会を聴いてから、ツェルマットに向かいましたが、9時前には到着しました。9時といっても夏のヨーロッパはまだ明るく、ホテルに荷物を置いて徐々に暗くなるツェルマットのましを散策しました。空にはマッターホルン(4,478m)がそびえています。風がマッターホルンを乗り越えるときに出来るのでしょう、山の頂から煙突の煙のように雲が湧きだしています。 この夜は、スイス音楽を聴かせるレストランでワインを飲みながら、ヨーデルやスコティッシュのバンドを楽しみました。スイスと言えばヨーデルやアルペンホルンの音を思い浮かべるでしょうが、クラリネット・バンドネオン・コントラバスの組み合わせによるスコティッシュも聴いてみればスイスの音楽として聴いたことがあるはずです。スコティッシュという表現はCDに書いてあったんですがどうしてそう言うかは解りません。ドイツ語・フランス語・イタリア語ロマンシュ語を使い英語を使わないスイスでスコティッシュとは????今スイスの歴史の本を読んで勉強中です。
 さて翌日は雲一つない天気がTAKAを迎えてくれました。そして上の写真、決して絵はがきではありません。このような素晴らしいマッターホルンの姿が麓の町ツェルマットから眺められました。日本ならば必ずご神体になってしまうような見事な御姿です。TAKAの生涯の中で一番素晴らしい景色を挙げろと言われれば、この景色を挙げます。
 さっそくご神体のお側に近づこうと、クラインマッターホルンに登ることにしました。マッターホルンを眺めるポイントは多くありますが、ここを選んだのは、日本で一番高い富士山よりも上に行きたいという馬鹿と煙の発想でした。 ツエルマット(1,620m)の奥にあるヴィンケルマッテンからロープウェーでフーリ(1,886m)まで行き、乗り換えてトロッケナーシュテーク(2,939m)まで高度を稼ぎます。そして、ここからがクライマックスです。駅を出てすぐに支柱が1本あるだけで、ここからから氷河を渡って一気にクライネマッターホルン(3,820m)まで登ってしまいます。唯一の支柱と終点まで高低差1,000m近くを登るのですから、まずは大きく下に垂れ、まるでエレベーターのように吊り上げられます。そして絶壁にくっつけられたような駅に到着します。なんとスリル満点の乗り物でしょう。
 喜び勇んでトンネルのようになった駅から外へ出ようとしたTAKAは急に息苦しくなったのに気づき、空気の薄さを実感しました。
 外に出たTAKAは、まだそこが頂上ではないことに気づきました。そこが富士山よりも高い確証がもてないTAKAはいきなり岩山にとりつき、登り始めました。ずいぶん登ったところで、足を滑らせると1,000m下の氷河が待ちかまえていることに気づき、引き返しました。また引き返すのが命がけでした。
 駅に戻ってみるとそこにはエレベーターが有るじゃあぁりませんか。そうなんです、頂上へは岩山を登らなくてもエレベーターで行けたんです。
 クラインマッターホルンの頂上から見たマッターホルン(4,478m)はこんな形をしています。ツェルマットからとちがって何処にでもある形をしています。ご神体のかんろくは無くなってしまいました。右に見えるのはダン・ブランシュ(4,357m)で白い歯と言う意味です。
 上の写真から目を左にやると遠くにアルプスの最高峰モンブラン(4,807m)を望むことができます(写真左の白い山)。ここまで行くとイタリアとフランスの国境です。モンブランのすぐ右隣にはグラン・ジョラス(4,208m)も見えています。そして、右の白い山がグラン・コンバン(4,314m)です。
 さて、このクラインマッターホルンは広大なスキーコースの出発点で、ツェルマットまでの実に2,200mもの標高差を下りるコースもあります。イタリアとの国境に跨るこのスキー場はイタリア側に下りるコースもあり、イタリア側を見下ろすとすぐ下に村があります。そして、スイスとイタリアの国境に位置するマッターホルンは、イタリア側でチェルビーノと呼ばれています。
 ロープウェイの乗り継ぎ駅トロッケナーシュテーク(2,939m)まで下りてくるとマッターホルンの姿もまた変わります。この他にもゴルナーグラート展望台(3,130m)、スネガ(2,300m)、シュヴァルツウゼー(2,582m)などから、様々マッターホルンの姿を望むことが出来ます。また、すてきなハイキングコースも多くあります。
 TAKAの次の挑戦は、4,000m以上の山に登ることと、マッターホルンの途中まででも登ることです。
 4,000m以上の山となるとロープウェーはありません。4,000m以上の山としては、今回登ったクラインマッターホルンから、すぐ隣の山ブライトホルン(4,164m)が最も登りやすい山です。クラインマッターホルンから万年雪の上をひたすら頂上向けて歩くだけです。しかしそこは、さすがに4,000m級の山のこと、半端な装備では上れません。
 マッターホルン登りは、写真の右端の方のようになった尾根にヘルンリ小屋(3,260m)があります。ここまで行ってマッターホルンを間近に見てきたいと思います。さて、HIROは付いて来られるでしょうか。
アレッチ氷河を上流から見るのはおきまりのコース。その雄大さを味わうにはやはり、エッギスホルンから。
葉←アレッチ氷河
シオンの町はTAKAが最も気に入ったスイスの町。ティボー・ヴァルガ音楽祭も楽しみの一つ。毎年必ず訪ねます。
葉←ヴァレー州の州都シオン
ツィナールの山歩きをしました。ヴァリス山群の懐深く入り込み、周辺の山からその勇壮な姿を見るのもいいものです。
葉←ジナールの山歩き
これは絵はがきではありません。目の前にマッターホルンの姿が現れました。その大きさといったら、写真ではダメ。やっぱり本物をじかに見て下さい。
葉←スイスの象徴マッターホルン



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