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広島その1(2月9日 広島市内)



朝6時半前に神田を出て、東京駅6時53分発のぞみ3号で広島へ。
東京はとってもいい天気だったのに、滋賀あたりで豪雨に。天気予報では雨の確率が高い今日の広島。
岡山を過ぎると青空が広がって来た。とりあえず、雨の心配はなさそう。
広島駅10時51分着。駅ビル・アッセ内のお好み焼き「麗ちゃん」で、お好み焼きを食す。
11時なのに、お店は満員。ノーマルなそば玉650円を注文した。
関西のお好み焼きに慣れてる私には、違う食べ物に思えるけどこれはこれで、まあまあ・・・(笑)

JRで宮島口駅まで向かう。フェリー乗り場はほどほどの混雑。制服を着た修学旅行生もたくさんいた。
今日は「宮島かき祭り」で、出店も多く、なかなかのにぎわいだった。
宮島のアイドル、鹿も気持ちよさそうにお昼寝。その横を抜けて厳島神社へ。



ちょうど引き潮の時間が近くなって、大鳥居も下まで丸見え。
地面に埋まってるわけじゃなくて、自分の重みで立ってるんだって。
今のものは明治8年に建て替えたものだそうだけど、さすがに朱色が色褪せてきてるのはしかたないかな。
完全に潮が引いているときは、大鳥居の下まで歩いていけるそう。
宮島で一日のんびりとして、潮の満ち引きによる厳島神社の変化する表情を見るのも
「宮島通」だそうだけど、今度は満ち潮のときに来たいもんです。



厳島神社の回廊は朱色が本当に鮮やか。台風の影響で壊れてしまった能舞台もきれいに修復されていました。
そういえば、安芸の宮島と言えば日本三景のひとつ。今はこの島自体が世界文化遺産だそうな。
島自体が神の島とされていたから、弥山の木も絶対に切ることなく続いているそう。
海の上に神社を建てちゃうって普通は発想しないね。推古天皇の時代に建てられて、平清盛が今の形にしたとか。

五重塔から下ってきたところにカキを焼いているお店があった。せっかくなので、2個400円をいただく。
やっぱり、ここにきたらカキ食べないとね!あつあつにレモンをしぼって、「あちあち」と言いながらほおばる。
ふんわりとやわらかくて、ジューシーで、おいしいっ!!
2個目を「あーん」と口を開けてるところで、カップルの男性と目が合う(笑)。
「おいしいですか?」だって・・・「おいしいですよ、ぜひどうぞ」
その後、外国人客も混ざって、お店は繁盛しましたとさ(笑)。

お土産屋さんが並ぶ「表参道」を歩きながら、フェリー乗り場へ向かう。
ネットで一番おいしいと言われていた「やまだ屋」さんでもみじまんじゅうを購入。
「チーズクリームもみじ」がおいしいとのことなので、バラで買って詰めてもらう。
レンジでチンしてトロッとさせて食べるのがおいしいとか。帰ってから試してみよう!
「しゃもじ」も有名らしく、しゃもじのお店も多かった。
宮島口の駅のそばで「うえの」のあなごめしを夕食用に並んで買う。
2時半を過ぎていたけど、うえのはまだまだ混雑していた。
JRで広島駅まで戻ることにする。

広島駅から路面電車で平和記念公園に向かう。
「原爆ドーム前」で路面電車を下りると、右は広島市民球場、左は原爆ドーム。
結構小さい。たぶん、みんなそう思うだろうな。
あの当時、3階建てなんて大きい建物だったはずだよね。



テレビとか写真とかで何度も見たことはあるけど、実際目の前に立つと何とも言えない気持ちになる。
昭和20年この場所に本当に原子爆弾が落ちたんだな、って現実を目の当たりにすると
戦争の悲惨さ、今の平和のありがたさがしみじみと感じられる。
ここも世界文化遺産。当時を知る人がいなくなってもずっとここに世界で初めての
原子爆弾が投下されたことを伝えていって欲しいと思う。

原爆ドームは柵でかこまれていたけど、中はがれきでいっぱい。
これって当時のものじゃないよね、まさかね・・・
あれから50年以上経って、原爆ドームの維持も大変なんだろうな。
元安川に沿って、平和記念公園に向かう。
この川も当時は水を求める人が飛び込んで、
凄惨な状態だったらしい。
ここにかかる相生橋を目印に、アメリカ軍は原爆を投下したとのこと。



夕方3時半過ぎなので、修学旅行生もなく観光客もまばら。
広島平和都市記念碑(原爆死没者慰霊碑)の前に立つ。
この中には原爆死没者の名簿がおさめられていて、
雨を防ぐために屋根つきだそうだ。
「安らかに眠ってください 過ちは繰り返しませぬから」と書いてある。
屋根の向こうに、平和の灯と原爆ドームがまっすぐ見える。
たくさんの花はここを訪れる人がいかに多いかを物語っている。
黙ってここに立つだけで、感慨深いものがある。

平和記念公園内の広島平和記念資料館を見学する。外国人の見学者も非常に多い。
始めの東館の方は、広島の歴史だとか原爆を落とされる直前までの広島の姿が展示されていた。
その後は原爆を落とされた都市として、世の中に何を訴えていけばいいのか、
広島ができることは何かがテーマ。核実験があるたびに市長が抗議文を送っているとのこと。
それが貼り出してあるのだが、確実に増えている。悲しいことだね。
西館に移ると、原爆の悲惨さが展示されている。
やけどした人の写真、黒焦げの服、熱でゆがんだ鉄壁。
被爆者が語るビデオのコーナーは英語の字幕つきで、外国人が一生懸命見ていた。
彼女も、自国の戦争についての意識や核兵器の恐ろしさについて考えただろうな。
昔はこの資料館も直視できないような写真がたくさん展示してあったけど、
時代の流れで、あんまりむごいものはすべて撤収されてしまったそうだ。
それがはたしていいことか。判断は難しいと思う。
ただ、今の資料館でも私にとっては衝撃的だったことは確かだ。


路面電車で胡町駅へ。ここから流川通りを歩いて音戸温泉に向かう。
流川通りはこわいよ、と聞いていたけど、まさに風俗あり飲み屋あり。
夕方6時頃だったのでよかったのかもしれないけど、夜は女性が一人で行くところではありませんね。
「音戸温泉」はビルの2階にあり、中は銭湯のような雰囲気。
ちゃんと自噴の温泉とのこと。結構おばあちゃんから子供までいて、にぎわっていた。
昼間から明け方まで営業しているようなので、夜の仕事の人も来るのかもね。
湧いている量は少ないみたいで、漢方薬風呂なんかもあった。
あんまりのんびりして遅くなるとこわいので、早めに帰ることにする。

今日泊まるホテルは「広島シティホテル」。駅の近くだった。
7時ごろにチェックインし、シャワーを浴びてから、
買ってきた「うえののあなごめし」とキリンビール素材厳選で
ソルトレイクオリンピックの開会式を見ながら夕食。
しかし、このあなごめしは本当においしい。1500円くらいしたけど。
あなごめしのお店も宮島には多かったけど、
「うえの」はその中でも一番らしい。
ご飯の中に少しもち米が入っていて、もっちりした感じ。
あたたかかったら、絶対にもっとおいしいはず。


今日は広島お好み焼きと宮島のカキとあなごめしで、広島の味を満喫しました。