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宮城旅行その3(9月27日)




朝6時前に起きて、鹿のぞきの湯へ。こんなに早いのに結構人がいる。
作並温泉のお湯はしっとりした感じで、すごく気持ちがいい。
昨日買ったイチゴ味のメロンパンで朝食の後、テレビ見ながらベッドでのんびり。
露天風呂は朝にまた男女入れ替えになるので、もう一度広瀬川源流露天風呂に入ってから、ホテルを出ることにする。

今日の予定はあちこちの温泉寄りつつ、蔵王のお釜を見学して遠刈田温泉に泊まる。
一の坊を出るときに、インターネット予約特典でふかしたての温泉まんじゅうをもらう。6個入りの箱はまだあたたかい。作並温泉・一の坊は本当に最高だった。また行きたいなー。

作並から国道を下って、秋保温泉方面へ。秋保温泉共同浴場は内湯のみの小さい施設。
お湯はくせのない普通の温泉。個人的には作並温泉の方がよかった気がする。
大きな温泉街だけあって、ホテルや旅館が乱立している。

観光センターにクルマを停めて、磊々峡(らいらいきょう)を見に行く。
ここは昨日見た秋保大滝のある名取川が渓谷を流れている名勝だそうだ。

ここから蔵王方面へ国道457号線を行く。
青根温泉の旅館群が見えてきたので、空き地にクルマを停め、共同浴場の「大湯」へ。となりの商店で入浴券を買って入り口の箱へ入れる。
大湯は昔は混浴だったらしいが、境目にブロックをつんだ壁ができ、その壁の高さも ここ何年かで高くなったらしい。それでも、立ち上がると向こうの端で体を洗ってる男性が丸見えなくらい低いのだが・・・
お湯は弱アルカリ性単純泉。すべすべになっていいお湯だと思う。脱衣所は2人いるといっぱいなくらい狭い。


蔵王エコーラインの宮城県側の入り口には大きな赤い鳥居がある。ここをくぐって、蔵王の頂上へドライブ。
途中、右折して峩々温泉へ。峩々温泉についてみると、その先はがけ崩れがあったようで行き止まりになっている。

峩々温泉の日帰り入浴は10時〜14時まで。日帰り専用の露天風呂、内湯がある。
岩の露天風呂があるそうだが、そこは宿泊しないと入れてくれないということだろう。お湯はやわらかい感じ。
日帰り専用の露天風呂でも充分楽しめた。泊まると旅館の魅力があるのだろうがそれはまた機会があったら・・・
送迎用にボンネットバスがある。レトロな雰囲気漂う温泉でした。


蔵王エコーラインをどんどん上っていくと、天気が悪くなって霧が出てきた。お釜、見られるかなぁ?
途中に滝が見えるところなどもあるが、とりあえず天気がこれ以上悪くなる前に頂上に着かなければ・・・
蔵王ハイラインに入り、頂上の駐車場に到着したときは、まだ晴れ間がのぞいていた。
駐車場から歩いて、お釜方面へ向かう。5分程度登ると、お釜が見えてきた。
よかったー、間に合ったみたい。霧が後ろから出始めていたが、まだまだきれいに見ることができた。
お釜は周囲1.8キロ、深さは約28m。強酸性のために生物は生息できない。
水温は表面から10数メートルの深度で摂氏2度まで下がり、それより深度を増すと温度が高くなる特殊双温水層で、世界でも例がない湖。
太陽光線の当たり方で、さまざまに色を変えるため「五色沼」とも呼ばれています。南西から流れ出て濁川となり、賽の磧の北側を迂回して太平洋側へ流れ出ています。
・・・だそうです(笑)。


刈田山山頂には刈田嶺神社がある。小さな神社だが遠刈田温泉にも里宮があり、冬はそちらに神様が降りるそうだ。
やっぱり冬は雪で閉ざされてしまうからねぇ・・・
まわりもちょうど紅葉がはじまったところ。もう少しすればきれいなんだろうなー。

蔵王エコーラインをくだるころには、霧雨のようになってきていた。
まずは賽の磧へ。ここは蔵王連峰がかつて噴火を繰り返したときに、火山岩と火山礫が堆積して樹木のない荒涼とした光景が広がり、山岳仏教がさかんなときに 修験場になっていたそうだ。駐車場からしばらく山の方へ歩いてみたが、さみしくなってきたので 引き返してきた。

駒草平はコマクサの群生地だそうだ。この時期はもう咲いてないが、7月ごろにはピンクの花を つけるらしい。最近はコマクサの数も減ってきてしまったそうだ。
ここの展望台からは不帰の滝(かえらずのたき)が見える。
お釜から流れる水が高さ97.5mの滝を流れ落ち、濁川として流れていく。
名前の由来は昔、ここに鬼婆が住んでいて登山者の生き血を吸ってこの滝に落としたので、 山を登るものは帰ってこない、と言う説と、見惚れてしまって帰れなくなると言う説が あるそうだ。
ガスが出てきて視界は悪かったが、滝はとてもきれいに見えた。


遠刈田温泉についたのは3時ごろ。まだ早いので、みやぎ蔵王こけし館へ見学に行く。 こけしの発祥の地でもあり、こけし工人の店が並ぶこけしの里がこけし館の裏にある。
宮城県では鳴子系・弥治郎系・遠刈田系・作並系・肘折系の5つの系統がある。
このあたりではもちろん遠刈田こけしが作られている。頭が大きめで胴が細いのが遠刈田こけしの特徴。
ここでは約5000点のこけしが系統ごとに展示されていて、それぞれの特徴もわかりやすい。
東北地方の子供のおもちゃとして、長い間親しまれてきたそうだ。 さすがに今はおもちゃとして遊ぶことはないだろうが、美術品としての価値があると思う。 こけしの絵付け体験もできるらしく、小学生が課外授業に来たようで、取り組んでいた。

途中で立ち寄った青根温泉、峩々温泉、遠刈田温泉とこの辺には3つの温泉があるが、 その昔、不動の滝の大うなぎが三階滝の大ガニとの戦いに敗れ、 大うなぎはカニのはさみで3つに切られ、頭は青根へ、胴は峩々へ、尻尾は遠刈田へ 飛んでいったため、青根温泉はノイローゼ、峩々温泉は胃腸病、遠刈田温泉は 足腰の病に効くようになったという伝説があるそうだ。

遠刈田温泉は1601年に発見され、信仰登山や湯治場として栄えてきたそうだ。
とりあえず、蔵王へ行って冷えてきたのであったまりたいな。

遠刈田温泉の観光駐車場にクルマを停めると、そばに刈田嶺神社の里宮がある。
となりには温泉管理棟が。ここは町で温泉を一括して管理し、分けているそうだ。
公共浴場の遠刈田温泉センター湯へ。浴槽は2つあり「あつい湯」「ぬるい湯」と書いてある。
ぬるい湯は普通に入れるが、熱い方はとてもじゃないけど無理。 観光客っぽいおばさんが「ぬるい方でも熱くて入れないわ」と騒いでいた。 お湯は茶色で独特のにおいがある。もちろん、かけ流し。


5時ごろに到着予定と連絡しておいたが、少し早めに今日の宿に到着。
センター湯から歩いても3分くらいの場所に「旅館大忠」がある。
着くとまずは数ある浴衣の中から自分の好みの色のものを選ばせてくれる。 ここは廊下がすべて畳になっていて、部屋には足袋があり、旅館ではそれを履くため、 スリッパはない。
部屋で一休みしてから、温泉へ。十和田石造りの浴槽で、隣には小さい露天風呂がある。
夜8時ごろに男女入れ替えになるため、夕方の今しか楽しめない。
お湯は町が管理しているため、センター湯と全く同じ。 脱衣所には「源泉100%のしあわせ」と書いてあった。町には共同浴場、旅館、ホテルなどが あるが、みんなに均等にお湯を分けているそうだ。
ここは部屋数が10室の小さい旅館なため、他の大規模ホテルに比べて源泉がふんだん。 かけ流しなのももちろんだが、シャワーのお湯も源泉なのにはびっくり。 源泉は70度近いため、パイプを通すことで温度をさげているとのこと。
さっぱりしてから部屋に戻り、お茶を飲んだりして過ごす。旅館の前はこけしのお店。いかにもこけしの町らしい。

ここの旅館は宿泊施設がついている日本料理店という許可で営業しているそうで、夕食はとってもおいしかった。


1枚目「とろろの酢の物」「タコのわさび茎あえ」「いくらおろし」「たらの芽のごまあえ」「わらびのおひたし」「蔵王牛のバター焼」
2枚目「鯉のサラダ」「牛たんのやわらか煮」「鮎の塩焼き」「ふかひれのスープ」
3枚目「蔵王豆腐」「うなぎの湯葉巻き」「きのこの中華風包み揚げ」
写真はないけど・・・そのあとに「じゃこごはん」「味噌汁」「マンゴープリン」


もう、ビールが進む、進む(笑)。 すっかりおいしくいただいて、ふとんも敷いてもらってあとは寝るだけ。
しばし、ふとんでまったりしてから、今度は木の内湯へ。 杉と桧が床板までふんだんに使われている。
ここで温まってから、部屋に戻る。 布団を敷くときに用意してくれた「蔵王の天然水」がとってもうれしい。
食事はおいしいし、温泉は気持ちいいし、もう最高だよー。いよいよ明日が最終日。