賞味期限

夕方になって、みるみるうちに沸いてくる霧
| こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。 日本では、洋菓子メーカーF社が期限切れの牛乳を使っていたという事件があったようですね。ネットで、見出しだけ流して見ていて本文を読んでいないので詳細はわからないのですが、1度そういったことが「発覚」して、検査に入ったところ、どうやら次々と派生した問題が明らかになったとか。 F社といえば、おそらく私の「外食」の記憶の中で1番さかのぼるもの、母と一緒に(当時はおそらくパーラーとかいったのではないかと思いますが)お店に入って、Pちゃんサンデーとホットケーキを食べたところ。弟がいなかったことような気がするので、だとすると3歳未満ということになります。同じお店が、高校の頃にはファミレスになっていて、友だちとダベったりする場所のうちの一軒だったし、大人になってからは、大きなシュークリームが好きで、会社帰りに買ったりしていたのに・・・「老舗」まではいかないけれど、そういう「昔からあってなんだか安心」だと思っていたところが、安心でなかった、というのはほんとうに残念。 こちらに来てから、賞味期限が過ぎているものも結構平気で食べるようになりました。といっても、主に、日本食材の話。頂きもの、自分で持ってきたもの含めて、日本食材は大切に保管しすぎて、気がついたら期限が過ぎていた!ということがよくあるためです。特に、最近の日本の食品はもともと期限が長いと売れないそうで、あえて短くしてあるとか。そう聞いてから余計に、日本のものは安心して(?)半年はもちろん、真空パックや乾物なら2,3年経っているものでもしっかり食べきるまで食べていました。明らかに味が落ちるものもあるから、それは気をつけるけど、そもそも日本の製品には、乾燥剤やら脱酵素剤やら入っていて、そのものものしさは、こちらで見るとひたすら感心します。 イタリアの製品はそこまで信用してないけど、牛乳は、期限が1日までは過ぎてもよし、と自分なりにルールを決めています。というのも、無調整のふつうの牛乳は、特に夏の間は期限が短すぎて、守っていると毎回捨てる羽目になるから。私は朝、胃もアタマも大変目覚めが悪いので、ふだんはシャワーをした後、なるべくゆっくり、カフェラテ(コーヒー牛乳)をたっぷり飲むことにしているのですが、それで飲むのが、3日で1リットル1本、というペース。低脂肪などの加工乳も、ロングライフもお腹に合わないことが度々あるので無調整なのですが、夏の間は、3日後まで期限がありません。まあ、3日めは一応気をつけて、様子がおかしかったらもちろんすぐ捨てているけど、案外、たいていは大丈夫。 問題はむしろ、期限内でも、様子のおかしな牛乳に遭遇すること。開封して2日め、3日め、まだまだ期限内なのに、中で分離していたり。先日も、友人宅で、コーヒーに牛乳を注いだら、ダボン、ダボン、と変な塊が。案の定、コーヒーの表面に白い粒々が広がっていました・・・。スーパーで牛乳を買って、家に帰ったら箱ごとパンッパンに膨れていたこともあります。気のせい?と思ったけど、冷蔵庫にいれようとしたら、いつもの場所に収まらない!!!結局そのまま処分した。ちょうど、日本で、某乳製品会社で似たような問題があったときだったように思います。びっくりしたので、食料品を営む知人に聞いてみたら、意外にもあっさり「ああ、時々あるよね」。そうなの?騒ぎたてることでもないようで。 日本のニュースを見ていると、「期限切れ」にものすごくこだわっているように見えますが、大切なのは、期限が切れてるとか切れてないとか、数字じゃなくて、品質なのに、と思います。もちろん、今回の件は品質も含め管理に問題があったようだし、それだけの会社が「安心」を裏切った責任はやっぱり大きい。だけど、なんとなく、ちょっと違うような気もするのは、やっぱり気のせいか、それともイタリアぼけ、でしょうか? いろんな「期限」を外しまくった人生を送っているものとしては、なんだか身につまされてしまうのですが・・・。 こちら、ずっと暖冬だったのですが、今日から突然寒くなりました。みなさまも、どうぞ風邪などにお気をつけてお過ごしください。 Fumie 25 gennaio 2007 |