| こんにちは、いかがお過ごしでしょうか。 前回、F1オーストラリア・グランプリで優勝したのがフィジケッロ、と書きましたが、フィジケッラの間違いです。失礼しました。
この週末あたりから、急に春めいてきました。まだ朝晩は冷え込みますが、ぽかぽか陽気に、今月末はイースター休暇、どこへ行こうかと浮かれたくもなるものです。
名誉挽回
はじめてイタリア旅行へ来た時はアリタリア航空でしたが、最近しばらくご無沙汰していました。正直のところ、あえて敬遠していた、ともいえます。もちろん、日系航空会社のサービスと比べるのはおかど違いというもので、それは最初から全く期待してないけれども、それにしても、うんざりすることが多かったのです。
乗務員の、延々と続く仲間同士でのおしゃべり。イタリア人はおしゃべり好きだけど、それでもまさに離陸の瞬間まで立ったまましゃべり続けるのは安全上、おおいに問題があるのでは?食事などのサービスになると今度は、つっけんどん、こちらがイタリア語でこたえても英語、全く聞く耳持たず。ある友人が乗ったときには、英語すら使わず、100%イタリア語で通していたとか。言葉の通じない日本人は、どうせ日本人の乗務員に言って、とばかり。
ヴォラーレという、格安航空会社はもっと悲惨。まず、他の格安でもあるように、席が指定でないのはいいとして、乗り込むと一番前の列に、手書きで「○×ちゃんの指定席☆★☆」という調子で紙が貼ってあるのです。勤務外の乗務員の席として確保してあるのでしょうが、正直のところオツムを疑いたくなる代物。そして、離陸前の安全情報、酸素マスクやらの説明の時には、その前の席の内輪のお仲間で、ふざけ合ってやっている。社員旅行じゃないんだから・・・ほんとにこの人たちとは決して非常事態にあいたくないな、そう思っていたらあっという間に倒産してなくなってしまいました。ヴェネツィア近郊が地元の会社で、ヴェネツィアからイタリア国内外、アリタリアが飛んでいない経路が充実していたのですが、あれでは、なくなってもいたし方ないでしょう。
ところが最近、続けて国内線に乗る機会があって気が付いたのは、同じアリタリアでも、これまでのそういう不快感から無縁だということ。もちろんストはあるし、遅れも、ないわけではありません。搭乗案内も大丈夫?というくらいギリギリだったり。ところが、乗ってからは案外スムーズ、お尻をたたかれれば(しぶしぶ)やるということでしょうか。それとも、お尻に火がつけばやるということ?サービスといっても、国内線は上空に入ってから一度飲み物とスナックが出るだけ。ただそれでも正味1時間のフライトでは、無駄口をたたいている暇はありません。その仕事ぶりがテキパキとしていて、気持ちがいいのです。
かつて日系の航空会社では、国際線の乗務員というと花形というイメージだったけれど、そこはなんと言っても自分の家、自分の地元が好きなイタリア人、もしかしたらアジア路線をはじめ遠距離線は島流しのようなもの。優秀な人ほど国内で飛んでいるのかもしれません。彼ら(男性率が高い)、1日何便乗るのか知りませんが、そういえばこの態度、さっさと仕事を切り上げさっさと帰ろうということなのかもしれません。そもそもテキパキという単語自体、イタリア人を形容するにはあまりにも違和感があるのですが。
余談ですが、ヴェネツィアへ、飛行機でお出でになる際には、ぜひ右側の窓側へ。着陸直前、右下にヴェネツィアが一望できます。電車でヴェネツィアへ入る場合は、進行方向に向かって左の窓側。1つ手前の、ヴェネツィア・メストレ駅を出たあと、ぱあっと視界が開けたかと思うと、水の上を、目の前の島へ向かってすべるように走っていくのをお楽しみいただけるはずです。
船でのアクセスなら左右どちらでも。いずれにしても、両側、海ですから。
それでは、また。
Fumie
15
marzo 2005
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