不安定な夏
7月7日に、出先でみかけた紫陽花
| こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。 前回、猛暑だとメイルを書いて、送ったとほぼ同時に、そこら中開けっ放しの窓から、びゅうーーっと風がふきぬけたかと思うと、雷がごろごろ、っと鳴り、すごい勢いで一瞬、ひょう、続いて雨が降り始めました。その後は、ずっと曇ったり晴れたり、1日の中でお天気がくるくる変わる、まるでロンドンの夏のようです。気温もあまり上がらず、25℃くらい、朝晩は寒いくらいです。 ささいなこと 近所の、いつも買い物をしているスーパーでのこと。週末の夕方の閉店間際、どうしても必要なものだけをささっと買うつもりで、合計、9ユーロ79セント。ちょうど細かいお金を切らしていて、「すみません」と言いながら50ユーロ札を出すと、レジのおばさんが「ちょっとお客さん!10ユーロよ!10ユーロ無いの!」、やってられないわとばかりに、怒り出したのです。いつも、もちろんできるだけきっちり、小銭や端数もある限りは出しているけど、その日はたまたま、それしかなかったのです。それも、3,4ユーロの買い物に50ユーロ札で怒るならともかく、ほぼ10ユーロ、20ユーロ札を2枚、お釣りをくれれば済むこと。小さな商店なら、個人の財布やら何やらからかき集めてお釣りをくれることはあっても、いつも混雑するこのスーパーで、そこまで言われることはありません。時々、外国人観光客が、ビールやら生ハムやら、ちょこっと食べるものを買うのに100ユーロ札を出して嫌がられていることはあるので、たまたまそういう人が続いたのかもしれません。それでも、私の買い物は牛乳や卵、おまけにこちらからイタリア語で話し掛けていて、観光客ではないことは一目瞭然なはず。レジにいたのも、夏休み前だからでしょうか、私は今まで見たことない人で、それも不運だったかもしれません。でも、これが、イタリア人の同年代の女性だったら、果たして同じ声で叫ばれているだろうか、と思ってしまったのです。しかも、レジが開いたところを覗き見ると、20ユーロ札が足りないどころか、いっぱい詰まっている・・・。なんだ、単に、めんどくさかっただけ・・・? ロンドンのテロの後、新聞で、このテロリスト及びその予備軍の多くは、もともと極貧というよりはむしろ、英国やイタリア、ドイツ、と居住するそれぞれの国で学校へ通い、それぞれの国の言葉を巧みに話し、たいていは商業などを営む、経済的には中堅クラスの出身が多いという記事を読みました。だとしたら、いったい彼らの動機はいったい何なのでしょうか?どうしてこんなことが起こるのでしょうか? 次の標的はローマ、との予告もあるそうです。そのローマでは、法王ベネデット16世が、神の名において(そういった行為を)止めるよう、訴えかけました。その声が届くことがあるのでしょうか?どうしたら届くのでしょうか? 次回は楽しい話にしたいと思います。 11luglio 2005 |