イタリアン・デザイン

 

こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。

都合により、日記の引越しをしました。現在移行中ですが、こちらの新しいほうをご覧ください。リンク、ブックマークしていてくださった方、申し訳ありませんが、変更をお願いします。
http://blog.goo.ne.jp/fumiem2005/

イタリア女性の秘密

先日、読むともなしに雑誌をぱらぱらとめくっていたら、こんな記事が目につきました。20代前半の女性2人に対する1問1答で、「恋人は?」「結婚は?」などの質問に続き「夜寝るときは?」。1人は、「パンティのみ」と答えたのに対し、もう1人は「くまさんの絵のついたパジャマ」。
うわっ、出た!と思いました。実は、パンティ1枚で寝るという女性はイタリアで今まで1人も出会ったことがありませんが、私の知る限り、ここでは、20代、いや30代でも、パジャマといえば皆、わんちゃん、ねこちゃん、うさちゃんにくまちゃん、のプリントもの、というのが普通。それも、スヌーピー、キティちゃん、うさこちゃん(ミッフィー)、ではありません。それならそれで、いいのです。キャラクターのライセンスものは高いし、その分キチンと作られていることがほとんど。こだわりがあって、あえて着ているのは私は好きだし、あるいは自分では買わないにしても、そういうパジャマをプレゼントしたり、されたり、というのは、結構楽しいものです。
こちらでは、大人用のキャラクターものというのは、ほとんど見かけませんが、好まれるのは、なぜかそういう、なんだか中途半端な動物のプリントもの。正直のところ、小さな子どもならともかく、どう見ても大人が着ていてかわいい、と思える代物ではありません。

イタリアで町を歩いていると、たいがい、高級ブランド店が建ち並ぶ同じ通りに、高級な下着屋や超高級寝具店も軒を並べています。そういうところに並べられているのは、もちろん総シルクに、縁取りがレースだったり、「こういうのって、一体どこの誰がいつ着るのかしら?」という品々。一方、庶民的な通りで出会うのは、別の意味で「こういうの、一体誰が着るの?」という、のびのび楽々Tシャツ素材で、ずるっとした形の、「くまちゃんもの」ばかり。
それも、いつまでもかわいい小さな娘でいてほしいと願う母親が、いい加減本人が大人になってからも、そういうものを買い与え続けるのかな、とも思うのですが・・・。ふだんは、わりとサッパリと、でもおしゃれな友人が、「私のお気に入りのねこちゃんパジャマ」などと言っていたりするのを聞くと、やはり本人が好きで着ているようです。

私は、綿100%、シャツ&ズボン型パジャマ派。そんなわけで、こちらではなかなか気に入るものが手に入らないので、もっぱら全て日本から持ち込んでいます。

何年か前に一度、ミラノを歩いていたときに、「あ、いいな」というパジャマを見かけたことがあります。白地に、チェック模様が軽く入った薄い生地で、半袖のシャツに、短パン。わ〜さすがミラノ、パジャマもおしゃれなものがあるじゃな〜い!!!よっぽど、衝動買いしそうになりましたが、そこはお値段もミラノ。学生の身分の私のお財布には、少々苦しく、随分悩んだ末、結局あきらめました。

寝具ついでに思い出したのですが、あの時買っておけばよかった!と後悔してやまないのは、イタリアに来たばかりの頃、フィレンツェの普通の寝具屋さんでディスプレイされていた、紺地に気球の絵がたくさんプリントされた、シーツ・セット。気球に囲まれて眠りにつくなんて、いかにも楽しい夢を見そうではありませんか?その時は、引越し先もまだ決まっていず、その頃一時的に住んでいた家ではシーツは貸与されていたので不要。ペルージャでの家探しが落ち着いたら、絶対買いに来よう!と思っていたのに、ばたばたと月日が流れ、ずいぶん経ってからもう一度そのお店に行ってみたときには、もちろんとっくに無くなってしまっていたのでした。
そう、シーツ上下に枕カバーに羽毛ふとんカバーまたはベッド・カバーといった、シーツ・セットはカラフルでおしゃれなものがいっぱいあるんですよね。しかも、シーズン毎にどんどん新しいものが出て、ウィンドウを華やかに飾ります。それなのに、その中にくるまる人間は、万年くまちゃん・・・。不思議です。

それにしてもああ、あの気球のシーツ、あったら今でも欲しい・・・。

それではまた。みなさま、よい夢を!
Fumie

30 settembre 2005