| こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。 先週とはうってかわって、さわやかな晴天続き。それでももう気温は高くて20℃くらい。上着やセーターが欠かせません。
連鎖反応
イタリアでは新聞配達が無い、というか、定期購読という形でとるのは可能なのですが、要するに普通の郵便のような扱いで来るので、朝着くのが遅かったり、日曜日は配達がなかったり。週刊、月刊誌ならともかく、日刊紙は毎朝エディコラ(Edicola、新聞スタンド)で買うのが普通です。(エディコラについては、昨年9月10日の「ささやかな楽しみ」../../../../www.geocities.jp/vivereavenezia/091004.htmもご参照ください。)
イタリアの新聞でどうにも不可解なのは、週に何度か、雑誌がついている日があって、強制的にその分も払わなければならないこと。
例えば、私がふだん買っている新聞の場合、木曜日には一般週刊誌がついてきます。いや、ついてくる、のではなく、正確にはその分、新聞代が高いのです。朝日新聞をキオスクで買うのに、毎週木曜日は強制的にAERAを買わされるようなものです。さらに、土曜日には女性誌。隔週なのかどうなのか、時々インテリア雑誌がついていることもあります。どちらも、たまに見るのはいいけど、しょっちゅうはいりません。土曜日など、どこかへ出かける前に駅でうっかり新聞を買って、どさどさどさっと渡される雑誌。断ることもできるのかもしれないけど、もしかして電車が遅れて退屈するかもしれないと思うとつい、ケチ根性を発揮してとりあえず受け取り、結局、ろくに見もせずに電車の中へおいてきてしまうこともしばしば。
こういうのは毎週何曜日、と決まっているので、曜日ごとに余計なもののない新聞を買おうかと試みたこともあるのですが、これがまた日刊紙はだいたい同じ曜日に、似たような雑誌をつけていて、どうにもなりません。
この、少々迷惑な付録とは別に、いつも目を引くのは、新聞や雑誌の、本体の価格にプラス・アルファで買うカップリング販売もの。これも大手の新聞ならいくつもあって、なつかしの漫画コレクションから、イタリア文学史、世界の文化シリーズに、料理レシピ、童話絵本、といった具合です。たいてい体裁や写真もキレイで、ついつい手にとってしまいたくなるような本が多いのです。観光ガイドや旅行地図など、既存のシリーズものの本の焼き直しで、それがかなり廉価版で出たりすることも多く、考えようによっては、便利です。木曜日に日経新聞を買うのに、500円足すと今週はイタリア、来週はフランスのブルーガイドや、地球の歩き方のコンパクト版が買えたりするようなものです。
各紙競って出してくるわりに、料理・歴史・アートに旅行と、似たようなラインアップになるのが不思議といえば不思議なのですが。
カップリングは、紙の出版物だけではありません。
よかったのは、DVDのオペラ・シリーズ。クラシックなら曲目はもちろん、演奏者その他を吟味して買うのがほんとのマニアなのでしょうけど、オペラのDVDはまだまだ選択も限られます。それが12.90ユーロなら好きな曲を聞くにも、また見たことがないオペラを楽しむにも、悪くありません。
オペラDVDといえば、カップリングではないのですがDel
Prado社がやはりエディコラでちょうど昨年の今ごろから、Stagione
di Lirica(オペラ・シーズン)というシリーズを出していました。こちらは、営業権などが切れたものを利用しているのでしょう、80年代から90年代、とちょっと古めのものが多かったのですが、それでも全51タイトルというラインナップは魅力的。ところがこちらは17ユーロとちょっと高め、それでも通常レコード屋(というのでしょうか、今でも?)で買うのの半分以下ですが・・・売れ行きが悪かったのでしょう。なかなか次が出ないと思っていたら、しばらくいったところで止まってしまったようです。はっきりと販売中止と出ずに、単に遅れているだけなのかどうなのかわからないところが困りものなのですが。なんとか続きも出してほしいものです。
ずっと、買ったままためてあったのですが、そういえば・・・と一度封を切り始めたら楽しくて楽しくて、一通り聞いて、今は2周めに入っています。DVDだと字幕もあるのがいいところなのですが、映画同様、筋を追って見入ってしまうのが難点。ながら勉強のはずが、ついついそちらに気を取られてしまうのが悩みの種です。
よい週末をお過ごしください。
ではまた。
Fumie
14
ottobre 2005
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