第3日目 クスコ

クスコの街並み。なんと海抜3800メートル。富士山よりも高いところにある町です。信じられますか?空気は薄く、気圧も低いため、着いたとたん頭痛に見舞われました。いやーほんとに頭が痛い。こんなところにこれだけの人口がいるだなんて。なんせ、インカ時代の首都ですからね。こちらが本物の町。
さぁ、いよいよインカの遺跡訪問。これは太陽の神殿と呼ばれるインカ時代の遺跡。多分これは有名な方だと思う。スペインが侵略してきたときに神殿は壊されたが、土台の石組みだけはどうしても破壊できず、無理やりその上にカトリックの教会の建物を建てた。そのため、建物にはいたるところにアーチ型。スペイン人は今重要な神殿の上に自分たちの文化を築くことによって、自分たちが支配したことをまわりに示したんでしょうな。
もう、インカと言えばこれでしょう。石組み。きれーにはめ込んであります。どうしてこんなことができたのだろうか。不思議でならない。結構硬い石なのにどうやって切り出して、どうやってはめ込んだのでしょう?
こういうのをブロックにしていっぱい作りました。穴はそこに棒をはめて動かすためのものです。
そしてこういうのと合体させていったんですね。それにしてもよく考えないと全部うまく、あのようにはめるのは難しいと思うのだが。
次なる遺跡。こちらはクスコの市街から離れて山の高台にある神殿。こちらの方が宗教的儀式につかわれるため神聖度が高いみたいです。
石がでかっ。写真じゃわかりづらいかもしれませんがかなりでかいですよ。ここもきれいに隙間なく石がはめ込んであります。とっても不思議。同じ形の石がまったく見当たりません。どれだけの時間がかかったのやら。
これが神殿の入り口。ここでは太陽の神や大地の神に生け贄をささげたりしてお祈りするところ。ほんとに、大地の神とか、太陽の神とかをあがめたくなる気持ちがよくわかります。まず、太陽の光が痛い。ジリジリと照り付けます。同じ太陽なはずなのに、こんなにいたい日差しは初めて。そしてあとから写真を出すので見てもらえればわかると思いますが、大きな岩山が大地から飛び出し、大きくそびえたつ姿の恐ろしいこと。しかもここペルーは地震の多い国。そういったこともあって、大地の神を非常に恐れたそうです。生け贄はおなかをすかして動く大地に対して与え、怒りを鎮めるものと考えられていたそうです。
ここはまた別の遺跡。今日だけで遺跡を5つくらい回りました。それぞれに時代、用途が違っていていろんな説明を聞いたのですが、特に頭に残っているのを紹介します。ここは沐浴場と考えられています。ここで体を清め神聖な儀式を行います。そのため、ここに来れたのは地位の高い聖職者と知識人。これを造ったのも彼らと考えられ、ピサロの侵略によって全ての上層階級は虐殺されたので、後に残った人はこれについてほとんど知らなかったとか。この水もどこから引いてきているのか全くの謎だそうです。
クスコ市街の見学。どの街にも中心にはこうした広場があるのが、ヨーロッパ文化の特徴を感じさせます。ペルーのこうした街並みは世界遺産に登録されています。ほんとにきれいでした。もし頭が痛くなかったら、ここに住みたいと思ったのでしょうが、さすがに体は正直で、こんなところには住めないよと言っていました。はい。
夜景がまたすごいんだ、これが。写真で見ると結構ありきたりに見えちゃうのが残念。ほんっとにきれいだよ!!日本の夜景とかあちこちで見てきたけどさ。なんかね、次元が違う。幻想的とは、こういうときのための言葉なんだなと思いました。


旅日記

10/9  晴れ
 リマ空港から空路、クスコへ。これまた壮大な景色。2000メートル以上の高地ではあるが草木は生い茂り、所々に街が見られる。クスコは3360メートルにある盆地に作られた、インカ帝国の首都。街は非常に美しい。
 飛行機から降り立ったあと軽い頭痛におそわれる。
 市内観光後、太陽の神殿の遺跡へ。大きな石がいくつも組み合わされて出来た建物がいくつもあった。インカ時代の文明力に圧倒される。
 リャマをひいて村からやってきたと言う民族に出会う。子供たちとリャマがとてもかわいい。しかし写真を撮るとチップを要求してくる。その手には乗らないと、遠くからズームでとる。天晴れ日本文明。
 タンボマチャイ遺跡。インカ時代の沐浴上なのだそう。水が今も流れているがこの水がどこから来ているのかは謎。昔の知識人が作り上げた沐浴上は、知識人亡き今、謎だけが残っている。
 遺跡には観光客のほか、たくさんのペルー人の中高生が修学旅行でやってきている。修学旅行でこの遺跡を訪れることが出来るとはなんとも贅沢だなと思うのは私だけだろうか。
 クスコの町はとても幻想的で、特に夜がまたすばらしい。街の中心は高級店が並び、夜遅くまであいている。そのとおりのある場所に、12角の石があった。それは石組みの壁の一部で、角を数えると12個ある。とても不思議。壁なんて直方体を重ねれば出来るのに、何で12角の石を使う必要があったのか?
 
 そういえばお土産まだ何も買ってない。露天はいたるところにあるが、どれもあまり買う気にならないし、どこにいっても同じものが置いてあると、買う気がうせる。その土地でしかかえないものが欲しいのに。

結局、1日中気分の悪さは快方へ向かわなかった。これも高山病なのだろうか。夕食を食べたあとすぐに寝る。部屋に戻ってすることといったらとにかく寝ることしかない。