第6日目 プーノ→シルスタニ→フリアカ→リマ→イカ

さぁ、高山帯も今日が最後。張り切ってお山にのぼりましょー。わーい、今日も4000メートルだって。げほげほ。つらい。眺めはよい。天気もよい。日差しがとても暑く、気温はとても低く。日本にはないこの環境のもとでなにか異次元空間に存在するかのような気分です。
ここはインカ時代のお墓。偉い人たちはこの高台に埋葬されたんだとさ。写真の中に見える丸いかたちをしているのがお墓です。
ここで、お墓に埋める前に儀式が行われました。まず生け贄をささげます。生け贄となったのは家畜や、幼い少女。特にハンディキャップを持った少女が生け贄の対象になったそうです。生け贄になることによって、次は五体満足で生まれてきて欲しいと言う願いもあったそうで、生け贄に選ばれた少女はむしろ喜んだとか。生け贄の血をここで神に向かってささげます。
これがお墓。近くから見るとそうとうでかい。5〜6メートルはあると思われます。これは長い年月を経て形が崩れてしまったものですが、もともとは円柱形だったそうです。
そしてお墓があるこの高台からは、チチカカ湖と同じくらいの高さにあるもう1つの湖、ウマヤ湖がきれいに見えました。まさに神秘的です。これなかなかきれいに撮れました。
帰りは、民家のお宅訪問。ひろーい大地にここ一軒しかありません。お隣さんははるかかなた。かくてもあられけるよです。まじで。
これが全部ジャガイモだと言うから驚き。これを主食にしているそうです。一番上の右端の皿には泥の塊が入っていますが、それを溶かしてジャガイモにつけて食べます。抵抗ありましたが、意外にこれがいけるのです。味はほとんどしませんが、食感が・・・。
これ絵はアルパカの毛で織物を作っている様子です。ここでお土産にこの織物をゲットしました。台所マットか、お風呂場マットにしよう。これからの季節重宝。ほんとにあったかです。
やはり家畜はリャマとアルパカ。左がリャマ、右がアルパカ。どこの家にもいるみたいです。さぁ、そしてバスに乗ってこの後フリアカという街に行き、そこから一気にリマまで行きました。これで高山病ともおさらば。リマにつくと今までの気分の悪さが嘘のように撮れました。
こちらはリマからイカへ向かう途中に立ち寄った砂漠です。オアシスにホテルがありました。それにしても、砂漠まで存在するとは。この国は本当におもしろいです。
オアシスホテルで一休憩。のーんびりします。
これ、インカコーラの工場。インカコーラは黄色い飲み物。炭酸飲料。とっても甘いオロナミンCってかんじ。大体がこのようなペットボトルで売っていました。旅の道中、私はずっとこれを片手に歩いていました。結構はまる。

旅日記

6日目 
シルスタニ遺跡    晴れ
   

日差しが痛い。圧倒的な太陽の光が首の後ろ側をジリジリと焼く。マチュピチュで散々焼かれた肌がちくちくして痛い。
 旧インカ、インカ時代の墓を見に行く。とても高度が高くすぐに息切れする。
 今朝はとても頭が痛かったが、お約束のコカ茶を二杯飲むと嘘のように消えてなくなった。
きっと半分ぐらいは思い込みの効果だろうが。おまじないは今日も効力を失ってないようだった。
 高台から眺める湖の見晴らしは最高だった。しばし全員沈黙すると、この世の音が全て消え去ったように静まり、湖と空がより澄んで見えた。私にもっと語彙力があれば、その時の感動を言葉にして伝えることが出来たろうに。
 
 午後はケチュア族のお宅訪問。アルパカの織物を30ドルで購入した。様々なジャガイモを用意してくれた。もう全てジャガイモとは思えないような色、形をしている。そして、粉末の泥を溶かし、それをジャガイモにつけて食べるのだ。泥にはミネラルが豊富に含まれているので、この地方では貴重な栄養分として食卓に取り入れられているそうだ。

 その後一気に飛行機でリマへ。一気に体が楽になる。気圧と酸素の影響が相当体を縛っていたことを実感した。無意識の意識。リマに着くとそのまますぐイカという町を目指して、バスを走らせる。途中は乾燥地帯にあるため、国道の左側は大きな砂漠、そして、右側は太平洋のビーチとなんとも奇妙な光景を見せられた。左を向けばどこまでも果てしなく続く広大な砂丘があり、右を向けば太平洋とパイナップル畑が見える。これは本当の景色なのかどうかいまいちの見込めないようなそんな感じがした。砂漠、海岸、スラム、畑、のくりかえし。約4時間かけて、とあるオアシスにあるホテルに到着する。ついたころにはもう夜遅くなっていた。