12月22日(金曜日) 晴れ

AM9:00 起床。 小腹が空いているので簡単に出来るカップ麺で朝食代わりとする。
(妻:ソバでsky。白くま:俺の塩。)
今頃になってインターネットでチュニジアの情報を得ようとする白くま氏。チュニジアはいまいちよく
わからないのでエジプトにアクセスしているぞ。一番心配なラマダン(断食)の月は、申し込んだ
旅行社によれば”ハズしていますから大丈夫です!”・・っと笑顔で言われていたので安心していたら、
なんと
12月26日まで・・と書いてあるではないか・・。
恨むぞ!某W旅行社めっ〜〜〜!向こうに行ってもビール飲めないぢゃないかっ!(^^;)

気温は20度前後と聞いたが、20℃がどういう感じだったかもう忘れた・・。砂漠にも行くんだけど、
とりあえずセーター何枚か持っていけばいいんだろうなぁ。と、今更じたばたと考える。
そういっているうちにトランクがパンパンになった。うちは”本当にこれで旅行行くの?”っていうくらい
荷物の少ない家。常にハンドキャリーひとつでどこにでも出没しているような気がするなぁ・・・。

タクシーを呼ぼうとしたけど混雑しているようで回線が繋がらないので、自力で電車に乗って空港に行く。
間に合うかなぁ・・。

AM10:40発 
地元駅出発〜
AM11:35 空港着 第一ターミナル チュニスエアーカウンター前

カウンターは3つあるが、どれも半端じゃない列になっている・・・。こんなに並んでいるのに
係員は笑顔でゼスチャー付きで対応している。まったく危機感がないぞ!チュニスエアー!

ボーディングまで30分を切ったのに、いまだ列に並ぶ人がさばけない。埒があかないと思ったのか、
いきなりカウンターすべてがクローズされてしまったのだっ!どうやら全部出国カウンターで
済ませよう・・という考えなのか?

とにかく一斉にみんな走る・・走る・・・。こういう時には荷物が少ないと超ラッキー〜♪
カートを引く人達を次々と追い越し、出国審査を抜け、X線検査では白くまさんが引っかかったものの、
シェーバーか充電器か何かで無罪放免。トランク内のメード、イン、ジャパンには”ふんふんふん・・”と
チェックし、歯磨き粉などのメード、イン、ジャーマニーには笑顔を見せる係員。

待合室前のチェックインカウンターにてなんとかチェックイン。待合室に入ったら丁度出国時間だった・・・。

私達の後からどんどんチェックインカウンターが混雑しているようだ。30分遅れてボーディング。
フライト予定PM12:40・・・
1時間遅れのPM1:40 やっとフライトする。この飛行機が、一日一便でよかったよ。

機体は[Air Bus A320] 174人乗り。かなり満席状態。
座席の上に5席間隔で小さいTVがついていて、思いっきりアラビアチックなメロディと共に、安全装置
の説明が流れる。爽やかなブルーの色調の席。隣の席のチュニジア人のおじさんは、なぜか家族と
離れ離れの席になってしまい一人窓際の席で奥まっていて、淋しそ〜〜〜っ。
どうやら2家族で一緒に行動しているようだ。アラビア語の新聞を読んで孤独に耐えるおじさん・・。

しっかし!このおじさん やたら親切!
出発前から”初アフリカ”で、動揺している白くまさんのお世話をいろいろとしてくれようとする。
ドイツ語のランディングカードの書き方も懇切丁寧に説明しようとするし。

お待ちかねの
機内食のお時間。


←(右手前)チキンとサフランライス&(左手前)お魚のすり身系の
テリーヌレモン添え、パン2つ&(左奥)アーモンドの焼き菓子&
クリームチーズなり。
飲み物にはチュニジア産の
赤ワイン「Magon」をもらう。
「Magon(マゴン)」はチュニジアの赤ワインの中ではNO,1!なんである。
名前の由来はカルタゴ初期の王様の名前。お味の方は葡萄の味わい
の残る軽い味。あまりうんちくをかたむけるタイプではありませんが・・・。
イスラム圏として考えるなら、”けっこうイケるじゃん!”と、
お考えくださいまし。


ミラノを通過したあたりから画面の地図にアラビア語の表記が出るようになった。ルートはシュットットガルト
からアルプスを抜けてチューリッヒ〜ミラノ〜フィレンツェ〜シエナより、一気に地中海を渡って一直線に
チュニスへ降下するという。どうりで2時間半で行ける訳か・・・。

ドイツ語表記のランディングカードの書き方をおじさんに教わる。「地・・・」に書いてある説明とは
書き方がかなり違うようになっていた。

機内免税でおじさんはタバコ9カートン購入。一人分こんなに買えたっけ?たしか2カートンまでなハズ。
降りる前に一生懸命バッグの中にタバコを分散させようと試みる。う〜ん グッドアイディア?

PM3:46
 チュニス着陸 なぜか機内では拍手が沸き起こる。(^^;)
バスで移動。入国審査があるという。わ〜い!久しぶりだぁ!珍しくハンコウが押してもらえる〜〜ぅ♪

バッゲージを受け取りに待つが、なかなかでてこない。次ぎの便のルフトハンザの便が出てきた段階で
”ロスト バッゲージに行こう!”という白くまさんを諌めてしばらく待つ。
ここはアフリカ!ヨーロッパ感覚ではないのだっ。 (欧州だって日本よりのんびりなのにさっ・・)
それ以前に こうなることが目に見えていたから「手荷物にしよう!」って言ったのに・・・。

ようやく荷物ゲット!
お迎えの看板の「A○TOUR」を見つけ、車が停まっている場所まで案内される。
すぐに出発するあたり、やっぱりこのツアーって私達だけだったんだ・・・。数分後、石畳のメインストリート
(工事中)のど真中にあるホテル「エル、ハナ、インターナショナル」へ・・・。

PM5:15 
チェックイン 513号室

←本には”5つ星”だと書いてあり、ひぢょーに期待してしまったのだけど、
失礼ながら”下町のビジネスホテル”の雰囲気が漂っている・・・。
部屋は まぁよい・・・。本当に失礼だけど、この写真、よく写り過ぎ・・・。(^^;)
ポーター{D1}
でもね〜〜っ。いくらなんでもオレンジ色?錆び色のタイルの風呂場は
いけませ〜〜んッ!!30年前の日本になってしまうではないですか・・。
しかもお水の出はさびしい。砂漠の国に来たんだからそれくらいの覚悟は
出来ているけど、チュニスは海に面しているんだぞ〜〜っ。 


 
メード、イン、ロシアのグラス、しみのついたクローゼット、カラの冷蔵庫。(電気もついてない・・・)
やっぱりアフリカは濃いわ〜っ!

ミネラルウォーターを買いに白くまさんがお散歩がてらぷらぷらと街に出よう!と、言う。
何を馬鹿な!ここはイスラムの国!こんな陽が沈んでから女性をお外に歩かすなぞ言語道断!不届き千万!
・・と、白くまさんを叱りつけ、一人で水を買いに行かせる。(カワイソ〜)

ベランダからメインストリートを見下ろすと時々男性2〜3人組の歩く姿は見かけるけど、女性の姿はないし、
いかんせん人が歩いてない・・・。窓からの景色は本当にアフリカかっ?と思うほどネオンに溢れているのに・・。

数分後、白くまさんご帰還。
水1,5リットル{D0,8}(65,6円)
「地・・」の相場には1,5リットルで{D0,42}なのに・・・さてはボラれたか・・?
一応買って来てくれたことに感謝しつつ、夕飯の時間まで機内でゲットした赤ワインを飲んで過ごす。
テレビをつけると「びっくり系」のお笑い番組がやっていた。笑いのツボがアジア人と似ているのか
素直に笑える。ドイツだとツボが少々違うらしく、そんなにおかしくないところで笑っていたりするんだよねぇ。

PM7:40 
夕飯を食べにホテルのレストランへ・・・。
一応このツアーは殆ど朝と夜ご飯がついているのだ。かえって飯付きだと地元料理が食べれないかも・・と
危惧してしまうのだけど、ツアー会社の人がいうには「其の点はやはりアフリカですから地元料理も多少は
出ると思います」とのことだったので、一安心・・?  
今回は なんとしてでも地元で本場”クスクス”料理を堪能したいのだっ!
なぜかフランス料理屋で食べる事のある料理だけど、やはり本場ものを食べねば・・・!

※クスクスとはなんぞや?

デュラム、セモリナで作られた粒状のパスタ。粟や稗・・といったほうが感覚的に理解しやすい。
味は特にないが、このクスクスに羊肉や鶏肉を焼いたものや煮込み野菜をトマトソースであえた
のをかけて食べる。


←ホテルの食事はビュッフェだった・・・。あぁ〜〜っ最初の願望、
玉砕。ただ、有難いことに水気のある野菜サラダが豊富でした。

これは白くまさんが盛った2皿目。
左奥が
チュニジアンサラダと呼ばれるきゅうりやトマトや
ピーマンなどを賽の目切りにした代表的なサラダ。
右手前はカフタジと呼ばれる羊肉とその肝臓をピーマンの
中に詰めてグリルしたもの。案外食べるとおいしい♪



ここはイスラムの国なので基本的に豚肉は食べれません。よって必然的に鶏肉料理が多いので、
鶏肉が嫌いな人にはトルコ同様、食事に関してはサビシくなること請合い。他は羊肉が多くでます。
中にはラクダ肉も・・・?!

このレストランは爽やかな雰囲気を出しているものの、客はうちらだけなのでなんだか寂しい・・・。
あとからフランス人の初老のご夫婦がやってきたが、ビュッフェのカウンターを見て明らかに不満の
表情が見える。その後の若いフランスねーちゃん達は厨房にいろんな注文をつけて「お子様ランチ風
ピラフ?とポメス(ポテトフライ)の盛り合わせ」もどきを作ってもらっていた。

PM8:40 部屋へ戻る。うとうとし始めたので、もう一度景色を見てから寝よう・・とカーテンを開ける。
なんということだっ!!!下界はわらわらとものすごい人の数が往来しているではないかっ!
それにちゃんと女性も歩いているし、子供まで一緒に歩いているぞ!!この活気はなんなんだっ?
・・・さっきの台詞もなんのその。せっかくの機会なのでお外にお散歩に行く事にする。
念の為、ホテルにバッグやカメラ一式を置いて行くことにするが、ポッケにD5をしのばせておく。
(D5はお札)

お外では家族連れが吸い込まれるように私達のホテル前の建物に入っていく。地図で見る限り
「Le Parmarium」と、書いてあるだけで、何の建物かはわからないのだけど、試しに入ってみる
ことにする。1階にはチュニジア土産品が置いてあるが、みんなはずんずん奥へ進んで行く・・・。

奥には吹きぬけのホール状になっていて、天井から風船が吊る下げられている。よく見るとなんの
ことはない
ただのショッピングセンターだった。でもどうしてこんな時間から営業しているのだ?
今は夜の9時近くだぞ?

結局、ラマダン(断食)の時は普段とは営業時間の違いが生じているのだろう・・・と勝手に解釈する。

チュニジア人の家族ショッピングを見学するのも面白い。よく見ると男性のセカンドバッグ所持率0%。
はっきり言って男性群は”手ぶら”で歩いている。これがチュニジア男の常識なのか?

ホテルを中心に東西南北を数メートルづつ歩く。歩いている内にいつのまにかメディナ(旧市街)まで
歩いてしまったようだ。明日ゆっくり来ようと思ってたのだけど、下調べに丁度いいかな?っと、
お店をひやかして歩く。

土産物物件が軒を並べているところを歩くと、なぜか「Mr,&Mrs,Nakada!」と声を掛けられる。
あぁ・・この界隈で一番有名なのはサッカーの中田選手だからか・・・。中には”ファミリー橋本”とか・・。
おいおい。橋本さんの時代は終わってるよ。「あなただけよ〜ん!」と言われてもなぁ。
誰だ教えたのはっ!(^^;)

チュニジアのお土産

「水タバコ」の”シーシャ”(「不思議の国のアリス」で芋虫が吸っているアレ。)や、金物細工
(金色の金物の皿にトンカチで地道に絵柄を彫っているもの。ラクダやモスクとかの絵柄が多い)
香水、結婚式?かお葬式にでも使うんであろうシルクサテンのぴらぴらをつけたバスケット
皮バッグ、皮や布で出来たサンダル(俗に言う”つっかけ”。こちらの人の日常履き)、
ナブール焼きのお皿お菓子やさん(ナッツやダッツ(ナツメヤシ)、焼き菓子が多い)等・・・・。

濃厚なスーク(市場)を出て、ホテルに戻ることにする。

PM10:45 出発する時にホテルのバー(ロビーと兼用)はたくさんの人でごったがえし、
一大社交場と化していたのだけど、この時間ともなると、多少空き席も出てきたようだ。
せっかくなので茶をして行く。ロビーの入り口を挟んだ反対側にはアラビアンコーヒーを入れて
くれるおじさんがいてパフォーマンス?しながら小さいカップに作ってくれる。

デミタスカップに注がれたアラビックコーヒーは”甘〜〜いっ!!”
作り方を見ていた白くまさんに拠れば
「小さなエスプレッソカップに砂糖大さじ1杯入った」という。
カップの底にはコーヒーの粉が沈んでいるので、上澄みだけ飲むようにしないと咽る事に・・・。
要はグリークコーヒーと同じでした。

PM11:15
 部屋へ戻る。
PM12:00 爆睡。

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