| + 風来日記 de 2005年05月 + |
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エアコンを着けた。以前住んでいたアパートには備え付けであったのだが、 今度のアパートにはエアコン用の壁の穴しかなかったのだ。 ある平日の午後、エアコン設置業者がやって来た。 作業が始まるとすぐに、隣の部屋で寝ていた娘が異変に気がつきグズり出す。 私がなんとかなだめて再び眠らせた矢先、今度は元気で軽快な足音が接近してくる。 「おじさーん、何やってるのー?」。隣の部屋に住む5歳の少年が、幼稚園から帰宅すると同時に走って来たのだ。 私 :「やぁ、タッちゃん(少年の名)。この男の人がね、私の部屋にエアコンを着けてくれるんだよ。」 少年 :「ねぇ、赤ちゃんは?」 私 :「今ね、隣の部屋で寝てるから、静かにしてね。」と微笑みながら、 人差し指で”シー”のジェスチャー。 少年 :(大声で)「ワー!起きろー!」 業者 :(慌てて)「あ、赤ちゃんが寝てるから、そんな大きな声を出しちゃ駄目だよ。」 私 :「大丈夫ですよ。ちょっとやそっとじゃ起きないですから。」と笑う。 娘 :「・・・」 少年 :(更に大声で)「ボクと遊ぼうよー。起きてよー。」 私 :「起きないねぇ。それより、タッちゃんの家には鯉のぼりが飾ってあっていいね。 この家にも赤ちゃんがいるから頂戴。」 少年 :「駄目だよ。鯉のぼりは男の子の物だよ。コナンちゃん(娘)は女の子だから要らないでしょ。」 私 :「えー、ウッソだー。コナンちゃんも欲しいって言ったよ。どこで買ったの?」 少年 :「わかんない。だって、パパが買って来てくれたんだもん。」 私 :「そうかぁ。やっぱりお魚屋さんかなぁ。」 少年 :(大声で)「ちっがうよ。そんな所で売ってないよ!」 業者 :「ボク、面白いこと言うねぇ。」 娘 :「ゥエーン。」 噴き出す私と対照的に、少年と業者さんは慌てていた。その様子がおかしくて、更に笑う私。 毎日がこんな調子。少しずつ子供のこともわかってきて、生活を楽しむ余裕が出て来た。 赤ちゃんを抱いて退院してきた日が、はるか昔に感じられる。 どこかバタバタしていて、ゆっくりコーヒーを飲む時間が取れないのも事実。 それでも日増しに成長する我が子を見れば、疲れも癒されるから不思議。 これからも肩の力を抜いて、のんびり子育てをしていこう。 私は母親である前に、一人の人間である。 自分を無くしてまで子供に尽くすつもりはないし、子供だってそんなことは望まないだろう。 まだ言葉を話せない赤ちゃんも、疲れきった母親になんかお世話をしてもらいたくないはず。 赤ちゃんの本心はわからないけど、いいように解釈して適当にやっている。 それで良いと信じているし、それ以外に方法はないのだ。できることから始めよう。 足の指でタオルを挟む技、誰に教わったの? > コナン | x |