+ 風来日記 de 2009年2月 +

「お久ぶりです」
              三歳児クラス     小背村 コナン

 本当に久しぶりにこの日記を書いています。気がついてみれば、もうすぐ4歳。 自分でもビックリするくらい、いろいろなことができるようになったの。

 冒険もしたよ。例えば、2007年10月のエジプト。 カイロに住んでるいとこのロックにぃにとナゴンねぇねに会いに、お母さんと一緒に行ったの。 ラクダさんにも乗ったし、とっても楽しかった。エジプト人ってどの人もみんな子供が好きで、私のことを可愛がってくれた。 ツアーガイドのおじさんにも、当時の私と同じ2歳の娘さんがいるとのことで、観光で歩く時は私を肩車してくれた。 長い時間飛行機に乗ったけど、周りのエジプト人のお姉さんたちが交代でずーっと遊んでくれたから、ちっとも退屈じゃなかったの。 この旅行でわかったことは、お母さんが私の知らない言葉を話せるってこと。後で聞いたら「エイゴ」って言うんだって。 ちなみに私がいつも話しているのは「ニホンゴ」って言うみたい。 世界にはいろいろな国があって、そのうちに一つがエジプトだったり、日本なんだって。 「もっともっとたくさんの国へ行ってみたい!!」って思ったんだよ。

 それから、去年10月〜11月にニュー・ジーランド にも行ったよ。お母さんにとっては4回目の訪問なんだって。もう、かれこれ20年以上のお友達がいて、 そのお姉さんはイギリス人男性と結婚して、ロンドンって言う所に数年住んでいたの。 お母さんが2001年に行った前回訪問の時は、そこに住んでいたから会えなかったんだって。 でもね、そこの家族全員と仲良しだから、気持ちよくステイさせてもらえたみたい。 今回は、私と、それからおばあちゃんも一緒。おばあちゃんも旅行好きだけど、ニュー・ジーランドは初めて。 ここ数年、ずーっと「ニュー・ジーランドに是非行ってみたいから、ちょっとアンタ、連れて行ってよ。」ってお母さんに何度となく頼んでた。 それで、今回の3世代訪問が実現したってわけ。お母さんは、お友達との15年ぶりくらいの再会を心から喜んでるのがよくわかった。 そして、その子供たちと初めて会って、ニッコニコだった。もちろん、私とおばあちゃんも。 でもね、最初はちょっと寂しかったの。だって、お母さんはエイゴばっかり話しているから、何を言っているのか全然わからないんだもの。 だけど、ちびっ子3人でトランポリンでジャンプしてたら、言葉がわからなくても気持ちが通じ合うことに気がついたの。 だから、おばあちゃんと私はニホンゴでニュー・ジーランド人ファミリーとおしゃべりを始めたの。 不思議だけど、なんとかなるんだよね、これが。いっぱいトランポリンでジャンプしたらポカポカしてきて、 私が「暑い」と言ってジャンバーを脱いたら、サマンサねぇねとテッドくんも真似して「アツイ」と言って脱いた。 みんなが笑って「二人とも日本語話しているぞ」って英語で言ってた。私が靴を脱げば二人も脱ぎ、私が靴下を脱げば二人も脱いた。 テッドくんが「Touch!」と言いながら、私の背中をポン!と触ったら、私も「タッチ!」と言いながら彼の背中をポン!と触る。 こんな調子。お母さんの言っていた通り「相手の気持ちを考えてあげれば、 言葉が通じなくても分かり合える」って知ったの。その意味で、すごく良い経験になったと思う。 おばあちゃんもこの国が本当に気に入って「今度来る時も、おばあちゃんを連れて来てね」って私に頼んだの。 私「もちろんいいよ!!」って答えたのよ。だって、絶対にまた来る国だから。

 この旅行を機に、英語への興味が強まったの。お母さんは、私が赤ちゃんの時から英語の歌をいくつか教えてくれたから、 聞き慣れない言葉を聞いてもそれが「雑音ではなく、意味のある言葉」だということはなんとなくわかったの。 でも今は、動物、色、体の部分の他にテッドくんの真似で覚えた「Touch」や「Stand up」「Mom, have a good dream」 などの抽象的な表現も理解して使えるようになって来たのよ。凄いでしょ。 気まぐれなお母さんが先生だからあんまりアテにならないけど、こっちも気まぐれに学んで行くよ。 だって私は「ま、いいか☆お母さん」の娘ですから。

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