+ オークランド / ウェリントン -
       Auckland / Wellington 1990 +

English
1990年7月〜8月。前年から少しずつ溜めたバイト代をはたいて、夏休みのほぼ全部を真冬のこの地で過ごした。
目的は短期語学留学で、滞在先は国内最大都市オークランドの一般家庭。つたない英語で必死に話す私に辛抱強く付き合ってくれた。 優しいホストファザーが、会社名義で安い航空券の予約をしてくれたこともあって、週末にはウェリントンの家族を訪ねた。 オークランドより南の寒いウェリントンに行くために、茶色のダウンジャケットをオークランドの中古服店で買った。
8月生まれの私のお祝いを、語学学校、ステイ先、そして第二の家族の三ヶ所でしてもらい「冬の誕生日」に心から感激した。
ちなみにこの旅行前に奮発して買ったスーツケースは、2001年のニュー・ジーランド旅行後に隠居生活に入っている。
長い間、お疲れさま。私の相棒で楽しかった?<助三朗(すけさぶろう)殿


Auckland
南半球に位置する当国の北の玄関口。「City of Sails」という愛称を持つだけって、 多くのヨットが停泊している。ハーバー以外にも見所が散在していて、ステイ先の家族は週末毎にいろいろな場所に連れて行ってくれた。

Auckland Zoo
動物好きな私への、ステイファミリーからのバースデープレゼントはこれ。すっごく行きたかった場所だったから、本当に嬉しかった。 国鳥「Kiwi」も見た。夜行性のため写真撮影は禁止だったが、その愛らしい姿は今でも脳裏に焼き付いている。一緒に写っているのは、ステイ先の次男で4歳半(当時)の「Samuel」。

He eats me!
オークランド動物園のラクダ。よほどお腹が空いていたらしく、私の髪の毛をムシャムシャ。馬や牛と同じで、上下の歯をすり合わせるように噛んでいた。 写真を撮る間だけなのに髪の毛はベトベト。笑いながら、刺すほどに冷たい水で髪を洗った。なかなかできない経験だよね。

He likes walking
象の散歩。園内は動物たちのテリトリーであって、私たち人間はよそ者。だから不思議なことではないのだが、象を間近に見られて嬉しかった。

Naughty Kids
ステイ先のちびっこギャング達。みんな個性的で本当に可愛かった。
長男マイケル(7歳)は、私の世話をよく焼いてくれた。ホームメイドジュースを注いたり、私の部屋にこっそりフルーツを持って来てくれた。
次男サムエル(4歳半)はヤンチャ坊主で、よくお父さんに叱られていたが、妹想いの優しい心の持ち主でもあった。
長女メラニー(11ヶ月)は好奇心旺盛。小麦粉を自分の頭にかけて、くしゃみと堰を交互にしながら笑ってた。お気に入りの遊びは、ダンボール箱のコースター。 自分が箱に入り、それをお兄ちゃん二人が押して廊下を全力疾走する。何度もやっていると疲れてくる。すると彼女は「スピードが遅い!」と怒る。見ていて面白かった。
通常、家の床にはカーペットが敷き詰められていて、その上を土足で生活する。そこをハイハイして進む赤ちゃんの洋服は、いつも砂だらけ。 しかし免疫ができているらしく、いつも元気だ。ちなみにこのカーペット、1年に一度か二度、まとめて外で洗う。この時は家族だけでなく、隣人にも手伝ってもらうそうだ。

Garden Pool in Winter
家族のためのプール。夏の間は子供の歓声が響くのだが、冬の間は庭で遊ぶ子供の声を聞きながら静かに過ごす。

I stay here1
ステイ先の近所1。都市の中心部からルートバスで15分程度の郊外。繁華街の雑踏が嘘のように静かな住宅街である。交通量が少ない上に、歩行者優先のルールが確立しているため安全性も高い。

I stay here2
ステイ先の近所2。写真右手前にもあるが、道路に花壇が置かれている。 これは「横断歩道」のサイン。花壇で道幅が狭くなっているし、横断歩道は若干せり上がっているので、ドライバーは必然的にスピードを落とす。普通の所でも、すぐに車が止まってくれる。 ドライバーも歩行者も、気持ち良く過ごせる交通ルールだ。日本とはだいぶ違うと感じた。

Twin Rainbows
オークランドのバスターミナルにて。生まれて始めて見るダブルの虹。とっても嬉しかった。

Thoughtful
語学学校の昼休みと放課後、いつも散歩していたAlbert Park内のヴィーナス像。向こうに見えるのはThe University of Aucklandの時計塔。 写真では表現できないが、この公園はかなり広い。おしゃべりはもちろん、ハイキングに良い程度の斜面もある。私の好きな場所の一つだ。

Fire Fighters
繁華街に突然出現した消防士。付近で火災が起きている様子もないのに。しばらくすると、何もなかったかのように消防車で走り去った。

Harbor Bridge
ヨットを見に港に行った時の写真。街の中心部と住宅地の半島を結ぶ橋。もちろん通行料は無し。日本と違って、ハイウェイも無料の国だから当然だけど。

Tim & Jim
街の写真屋さん。この袋にできあがった写真を入れて渡される。そのデザインが気に入って、現在でも大切に保存している。

So cute!
農場を訪問した時の写真。子羊は突き上げるようにミルクを飲む。その力強さに生命力を感じた。それにしてもなぜこんなに可愛いの!

Farm Barber
うつろな瞳の羊。始まりは大暴れするのだが、どの羊も毛を刈られている間に、目がトロンとしてくる。慣れた職人ならば、約1分で1頭の毛を刈り終える。 羊の素肌は以外に脂っこく、ベトベトだった。

Fly to Wellington
オークランド空港を空から見る。大切な家族に会うため、ウェリントンに向けて出発。オークランドとはしばしのお別れ。


Wellington
金曜の授業が終わって、大急ぎで空港へ。ウェリントンの空港では、1年半ぶりに会う大切な家族が出迎えてくれた。 週末だけの滞在にもかかわらず、隣人や親戚がたくさん訪れて大賑わいだった。

Second Original Home
トムソン家の前で。日曜日の午後、再びオークランドに戻る所。「大好きな家族と離れるのは寂しい」って、表情からありありとわかるでしょう。

Air New Zealand
「サービスの良い航空会社」と言われるニュー・ジーランド航空。サービスは行き届いているけれど、スチワーデスの香水が少々強かったのが印象的。

Fly to Auckland
ウェリントン空港を出る直前。翼の向こうには別のAir New Zealandの飛行機が見える。ロゴマークのモチーフはシダ。 これはラグビーチーム「All Blacks」も同じ。10m以上にまで成長するシダは、この国のシンボルとも言える植物なのだ。


おまけ
Departuring from Narita Airport
出国直前の成田空港にて。ニュー・ジーランドが冬ってことは、日本は夏。この年、私には「夏」がなかった。

Suddenly! in Sidney Airport
わー!!!ビックリした。帰路、オーストラリアのシドニー空港に着陸した時のこと。
この旅行では、往復カンタス航空を利用したため、当空港で乗り換えだった。「世界一安全な航空会社」として有名なのに、こんなこともあるのね。 それにしてもなぜ、私の席だけ酸素マスクが落ちてきたのでしょうか。言わずもがな、あちこちからフラッシュが光って、眩しかったよ。