中国のページ


 平成15年2月21日(金)〜2月24日(月)の4日間、中国の首都北京に旅行してきました。
内陸地の北京は、2月はまだ平均気温摂氏5度と寒く、厚手のコートが必要な時期でした。
又、ひどく乾燥しており、樹木も茶色く枯れかかったような様子でした。
やはり、観光シーズンの5月の緑にはかないませんが、どこも空いていて観光しやすいという利点もあります。
それに何よりも旅行代金が安いというのが魅力です。五つ星のホテルで全日空の飛行機を利用して全食事観光付きで39,800円というツァー代金は破格だと思います。
同じコースでも5月や7月などは15万円もするのですから。

万里の長城
私のお目当ては何といっても「万里の長城」です。
宇宙から見える唯一の建造物だそうです。全長6,000qに及ぶ長城のうち、人が実際に登ることが出来るのは、 八達嶺と呼ばれる場所です。
傾斜が急な男坂と緩やかな女坂があります。足腰にあまり自信の無い私は、女坂に挑戦しました。
頂上までは行けませんでしたが、すぐ向こうはモンゴルに続く荒地で、迫力有る景観に本当に感激しました。

レストラン 北京料理
 北京ダックに代表される北京料理ですが、その他に羊肉を使った料理も一般的です。
中華風しゃぶしゃぶを食べましたが、 羊肉がメインでした。あまり臭みが無く、食べやすかったです。
その他の料理も内陸で寒さの厳しい北京ならではの辛い味付けが多いようです。
毎日肉中心の辛い料理を食べていたら、上海などの海鮮料理が食べたくなりました。
ツァー最終日、飲茶や薄味の海鮮料理を頂いて、満足しました。

故宮
もう一つ私が楽しみにしていたのは、故宮博物院です。
「ラスト・エンペラー」の映画を見て以来、清朝皇帝の生活に興味を持っていました。
清朝最後の皇帝溥儀の生活の場を目の当たりにして、その広大さに驚くばかりですが、残念ながら絵画、掛け軸、彫刻、工芸品などはほとんどが台湾に持っていかれ、ほんの数点しか展示されていませんでした。
建物は北京で、その誇るべき数万点の工芸品は台湾で見るという事で、両方の故宮博物院を見て初めて完全なのだと言う事です。

  <全日空ホテル>
 五つ星ホテルということで楽しみにしていきました。全日空系列なので、日本語の分かるスタッフも常駐していて、
快適でした。添乗員から聞いたおもしろい話を紹介します。
ホテルからタオルやバスローブ、シーツなどを持ち帰る心無いホテル客が多いそうです。
なんで海外旅行までするお金持ちの日本人が、こんな物を盗むのだろうと呆れましたが、話はそこで終わらないのです。
なんと、部屋に飾ってある絵画を日本まで持ち帰った人もいたそうです。中国のホテルから日本まで催促が来て、
やっとその人は返す事にしたそうですが、 「泥棒のような真似をして申し訳無かった。」とのたもうたそうです。
泥棒のようではなく、まさしく泥棒だろう、です。
それで驚いていてはいけません。さらに添乗員が続けるに、なななんと部屋のテレビまで持ち帰った日本人がいる様です。
どうやって運んだのでしょう。

<一人っ子政策>
 中国では25年前から人口抑制の為、一人っ子政策が行われています。現在12億もの人口を抱える中国にとって、
これ以上、人口が増えては、深刻な食料危機を招いてしまうので必要な政策なのです。
でも、都市部ではかなり厳密に行われているこの政策も農村部ではまだまだ守られず、戸籍も無い子供がたくさんいるそうです。
子供が一人しかいないせいか、とても大切にされていて、北京の小学校では親に送り迎えしてもらうのが当たり前で、放課後は
塾や習い事をしている子がほとんどだそうです。
「中国では子供が物売りしている」なんて姿は10年以上前のことのようです。

<2008年北京オリンピックに向けて>
 高速道路の整備や超高層ビルの建設が急ピッチで進められています。
その他、これは残念な事なのですが、胡同(フートン)地区という昔ながらの中国の下町に当る場所が、2008年までにその
半分以上を取壊してしまうそうです。やはり、中国の恥部に当る地域なので外国からのお客様がたくさん訪れる時には、
隠したい場所なのでしょう。日本の葛飾柴又のような場所です。出来たら、政府の力で保存して欲しい地域です。
胡同を壊すよりも、むしろ私としてはトイレの整備に力を入れるべきだと思います。
観光地ですら、トイレットペーパーはほとんど無く、ティッシュペーパーを持ち歩くのが常識の中国。
トイレの整備こそ、先進国としての最低必要なものだと思います。

<京劇と雑技団>
 あの強烈な隈取を施した顔と派手な衣装で立ち回る京劇は、中国ならではの軽軽とした動きと中国独自の楽器を使った音楽と
のコンビネーションが素晴らしく、楽しめました。日本の歌舞伎よりもコミカルな要素が強いです。
舞台両袖に、英語の字幕が出ていたので、ある程度内容も理解できました。
 京劇俳優さんと一緒に写真を撮ったり、化粧している場所も見学できました。
 雑技というと、上海雑技が有名ですが、北京の雑技団も本当にすごいです。くらげのように柔らかく、まるで骨が無いのではないかと
思えるような女性の動作、大きな陶器を投げたり頭に乗せたり迫力万点です。

<足裏マッサージ>
 全身マッサージも込みで70分で料金3,000円。
若い男の子は女性客に、女の子は男性客にサービスしていました。決して、性的にみだらな場所ではなく、とても健康的な快適な
空間でした。旅の最終日、体の疲れが取れて本当に気持ちが良いです。
中国の旅行社の人の話では、中国では賃貸マンションの家賃が1ヶ月3,000円だそうですから、
日本の金銭感覚とは全然違うのでしょうね。
あの男の子達は一体いくらの給金をもらっているのかしら。
 以前、日本で知り合った中国人の鐘さんの話では、日本で働いて200万円中国に持ち帰れば、りっぱな家が一軒立つと言っていました。
人民元は安すぎるのではないでしょうか。中国の元は実力以下に過小評価されているのでは。
それとも輸出を伸ばす為に、元が高くなる事を中国人が望んでいないのでしょうか。
ともかく外貨獲得を至上命題として、国をあげて取り組んでいるのが今の中国のようです。

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