旅のはなし。

姉妹で旅する 北海道。

『来年の夏は北海道に行きたいね。』 - 
ねこまにあ のふたりの妹が
話をもちかけてきたのは昨年の冬。

3人にとって、はじめての北海道。
2001年、2000年と2年続けて遊びに行ったのは
夏の小淵沢、 1泊2日の小旅行。

大好きな、くんぺい童話館
小淵沢駅近くにある、お気に入りのレストラン。
小淵沢・清里も楽しいけど
もう少し遠くまで行ってみようか。

日本最東端、納沙布岬の朝日を見る。
朝・夜の摩周湖周辺散歩。
旭岳でキャンプ。
せっかく北海道まで行くんだから、
いろんなところでいろんなことしてみたい、と
5泊6日の日程で出かけた
3人の旅の記録です。





北海道地図

1日目。

勝手丼
べこもち




『運転してる隣で携帯メール、
かちゃかちゃ、うるさいよ。』
『結局、どこ行っても、
何を見ても何をやっても
自分の姿を入れた
証拠写真がほしいだけ?』
最初のケンカ。
もう、メールでもデジカメでも
勝手にやってくれ、と
ねこまにあ ひとりで
釧路湿原を歩き始める。


 

スタート地点は釧路。
空港でレンタカーを借りて出発。


まずは、お昼ご飯。
和商市場で『勝手丼』。



デザートは『べこ餅』。
黒砂糖の風味、あっさりして
おいしかった。

シャクトリムシ
釧路湿原北斗展望台
ヒメカイウ
エゾカラマツ


湿原遊歩道。
どこもかしこも
シャクトリムシ、大発生。


シャクトリムシをよけながら
ようやく展望台に辿り着く。


ミズバショウかと思ったら
ヒメカイウ。

エゾカラマツ。

湿原のハマナス
湿原のハマナス
湿原遊歩道
タンポポ


北海道で最初に見た
ハマナス。



あちこちで見かけたけど
今回は、ここのハマナスが一番
きれいだった。



人っ子ひとり通らない・・・
クマに遭わないといいけど、
とちょっと心配になったりする。

 

7月にタンポポ見たのは
はじめてかも。

湿原遊歩道2
湿原の花
ヒメワタスゲ
ワタスゲ


携帯の電波が入ったり
入らなかったり。
広いなぁ、としみじみ。

 

こういう色系統の花、
いいなぁ。

ヒメワタスゲ。

ワタスゲ。

休憩中
花
カキツバタ
カキツバタ


思えば、このデジカメで
オート撮影したのって
これがはじめて。

名前、なんて言うんだろう・・・

カキツバタ。

ちょうど見頃。

シマリス
シマリス
ねこのたまご店舗
根室市キャンプ場

温根内ビジターセンターで
見たシマリス。

休まず、食べつづける。


釧路空港で広告を見かけて
気になっていたお菓子、
ねこのたまご』。
ミニサイズの大福で
チョコレート、苺のような
一般的なフレーバーから
ユキヒカリ(道内産のコメ)
みたいな、変り種まで
品数豊富。
どれもおいしかった。

初日の宿泊は
温根沼近くにある
根室市キャンプ場
のバンガロー。
時間があったら
夜も野鳥がさえずる
森まで行ってみたかった。

2日目。

納沙布岬
大八食堂
花咲ガニ


計画では、早起きして
日本最東端、納沙布岬
朝日を見る予定だったけど
霧が深くて ぜんぜんダメ。


視界がよければ
ここから 北方領土4島が
見えるはずだったが・・・
ほんとに風が冷たくて
とても 半袖では いられない。

気を取り直して
キャンプ場の管理人さんに
教えてもらった食堂で昼食。

『丸々とした』という表現が
ぴったりの、花咲ガニ。
肉とミソのバランスがいいのを
ひとつ選んで、3人で食べる。

花咲ガニ
車石付近
車石
車石付近


こんなに、脂がのってて
こってりした味のカニって
はじめて食べた。

まるで、サスペンスドラマの
クライマックス、ヒロインが
自らの秘密を語るシーンに
出てきそうな 岩場。


花咲の近くにある『車石』は
ほんとに車輪のようなかたち。


寒そうな海なのに
全然寒くない。
納沙布岬に比べたら
風が暖かいくらい。
このあと、弟子屈に向かう。

ライダー
霧の摩周湖
硫黄山
硫黄


2日目の宿は
摩周湖YH
(ユースホステル)
BMWライダーのおじさまと
知り合い、摩周湖周辺を
クルマで一緒にまわった。

『霧の摩周湖』。
なにも見えない。


摩周湖を過ぎて、屈斜路湖へ
向かう途中にある硫黄山。

温泉地に来たな、ってかんじ。

蒸し卵を売るおじさん
蒸し卵
摩周湖YH夕食

夜の散歩が中止となり、
ひらきなおって卓球に
燃える3人。
卓球というよりはピンポン、と
いうかんじだが、それなりに
楽しむ。


山のふもとで
蒸し卵を売るおじさん。


常温で1週間保存できる
蒸し卵。

ステーキがおいしい!
侮れない、YH。

3日目。

YH付近の散歩道
牧場のハマナス
摩周湖YHの朝食

やっぱり深い霧の朝。


牧場の朝。
朝食前の短い散歩。

朝露にぬれたハマナス。


絞りたての牛乳。
甘くて、濃い。

美幌峠の写真パネル
ワッカ原生花園
ワッカ原生花園
エゾスカシユリ


『こういう景色見たかったね・・』
美幌峠の写真パネル。
どこへ行ってもなにも見えない。
計画したことがなにもできない。
3人の不満もピーク。

予定では、 旭岳で
キャンプするはずの 3日目。
天気予報を見て
旭岳も無理、と 断念。
ワッカ原生花園に寄り道。

レンタサイクルで園内をまわる。

エゾスカシユリ。

ワッカ原生花園
花
エゾマツ
エゾゼンテイカ


いい季節のはずなのに
意外と花が少ないのは
6月の強風と塩害のため。
自然はきびしい。

でも、こんなかわいい花も
がんばって咲いている。

立派なエゾマツ。


エゾゼンテイカ。

きたきつね
きたきつね牧場
夜の旭川

YHからタクシーの運転手さんに
連れて行ってもらったのは
『天金』。
おつかれさま!と
食べまくる。
のんびり道東エリアから、
突然、旭川という
都会に出てきたので
ちょっとしたカルチャーショック。


ワッカを出て、大急ぎで
留辺蕊へ。
きたきつね牧場到着。



お互いの写真をとるのに
いっしょうけんめいな2人。


旭岳を中止にして
3日目の宿泊先は旭川YH。
遅めのチェックインのあと、
市内の居酒屋で夕食。
メニューが豊富で
なにを食べてもおいしい。

4日目。

梅屋のケーキ
アイヌ記念館
アイヌ記念館


雨でなければ、市内を
歩きたかったんだけど
仕方がない。
美術館や、工芸館など
インドアで楽しむものを
見て廻ることにする。


『梅屋』のケーキ。
エクレアとモンブランが最高。


アイヌ記念館。


アイヌ、といえば
子供のころに読んだ
『マリモの伝説』と
『風の神とオキクルミ』を
思い出す。

トロルドハウゲン1Fホール
トロルドハウゲン2F
客室『ブラームス』
木のおもちゃ


4日目の宿泊先、上富良野の
トロルドハウゲン』。
オーナー夫妻手作りの 食事、
夕食後のミニコンサート、
スライド上映会。
すべてが創造的。


どこにいても
木のすがすがしいにおいがする。




『ブラームス』と名前のついた
部屋。客室はすべて
音楽家の名前がついている。


こんなにすてきなペンションで
またしても、ケンカ。
通じない思い。

5日目。

トロルドハウゲン入り口から
かんのファーム
ラベンダーアイスクリーム


5日目もやっぱり雨。
恵みの雨だと分かっていても
割り切れない気持ち。

また、いつか来たい。


かんのファーム。
ミント畑で見た、くもの巣。


ラベンダーアイスクリームは
本物の、ラベンダーの花入り。
青空の下の花畑、
見たかったなぁ。

ヴィラマウンテングの夕食
ヴィラマウンテングの夕食
旭展望台付近夜景

展望台から 見えた夜景は
霧雨でもやっていた。
『明日はだいじょうぶだよね・・』
ほとんど、神頼み状態。



小樽駅でレンタカーを返して
天狗山へ。 最後の宿、
ヴィラマウンテングでの夕食。


小樽ビールにも、お料理にも
満足、満足♪


真っ暗な闇の中をどんどん
歩いて、旭展望台まで。
『こわくて泣きそうだよ。』
と、妹。

6日目。

鱗友市場
市場の中で
ヒラメと中落ち丼


北海道最終日になって
やっと、待ちに待った晴天。
思わず『延泊する?』と
3人で顔を見合わせる。
これで最後、
思いっきり楽しもうねー!


天狗山YHで自転車を借りて
鱗友朝市へ。


ヒラメを切ってもらって
まぐろの中落ちと一緒に
丼にのせる。


勝手丼、できあがり。
もちろん、おいしかったけど
ここでは、小樽丼か、
イカ定食を食べればよかった、
と、すこし後悔。

サイクリングのあと
坂道
天狗山展望台から
エゾザクラ


行きはスイスイ、
帰りはひたすら上り坂。
途中で水分補給。


ヴィラマウンテング到着。
サイクリング、気持ちよかった。
やっと、からだを動かすことが
できたってかんじ。


ロープウェーで
天狗山展望台へ。
小樽市内を一望。


エゾザクラ。
木漏れ日がまぶしいー

アジサイ
天狗山遊歩道
ユリ
白樺



木にからまるアジサイの花。


頂上へ続く、遊歩道。


ユリが咲いていた。


白樺がきれい。

天狗山頂上
ピビンパ
青空


札幌居住歴の長い、
韓国人のメル友、Sさん。
支笏湖経由で新千歳空港
まで送ってくれた。
山が好きで、
露天風呂が
好きで。
いいなぁ・・・
今度は、秋に来よう、
そう思った。


頂上は
スキーリフトの終点。



札幌でメル友のSさんに会う。
ごひいきのレストラン、
金剛山 のピビンパ。
ごちそうさまでした。


いろいろあったけど、
良かった。最終日だけでも
晴れてくれて・・・

タラバガニ
鮭とばにかぶりつき
硫黄山の蒸したまご


おみやげのタラバガニ。
家族5人だとあっという間。

めいねこ、
『鮭とばにかぶりつき』の図。

それに、硫黄山の蒸し卵。
ほんとに、
1週間はだいじょうぶだった。

おつかれさま。

『天気さえよかったら・・・』と何度思ったかわからない、今回の旅行。
時間をかけて、あれこれ調べてつくった予定がほとんどキャンセル。
普段の旅行やお出かけで、天候にはわりと恵まれている ねこまにあ なのに、なんでまた今回に限って・・・・・
なんて、ツイてないんだろう。
北海道には梅雨がないはずじゃなかったの?

- 梅雨というシーズンはなくても、本州の梅雨前線、台風の影響は受けるし、
根室は、1年を通して霧が多い。7月は特にそう。
梅雨はなくても、本州が梅雨明けしないうちは、天気が安定しない。
本州の梅雨明けと、夏休みのはじまり。
飛行機も、宿泊も、すべての旅行費用が値上がりする、夏のトップシーズンには、きちんと理由がある -

出発が1週間前のおなじ日だったら、晴天続き、のはずだった。
でも、1日遅かったら、台風で飛行機が飛ばず、戻ってこられなくなっていた。
出発が1週間後のおなじ日だったとしても、台風の影響でずっと雨。

特にツイてなかったわけじゃない。そういう時期だった、というだけ。
それに気がつかなかっただけ。

自然には勝てない。しみじみ思った、今回の旅。
でも、それもまた旅。
わざわざ、旅行に出かけて、何度も姉妹でケンカして。

『3人の次回の旅』があるかどうか、まだわからないけど
やっぱり、姉妹。 いい時間を共有したい、って思うのである。




ねこまにあTOPへ